ワリカン彼氏に不満だけど、新たな相手を探すのはしんどい/スイスイさんお悩み相談

女子SPA!

 泣きながら彼氏を電話で呼び出し、キレまくり、挙句の果てには複数の男性と関係を持って承認欲求を満たす。どうせ後悔するとわかっているのに、感情が爆裂して友人知人にも迷惑をかけてしまう……。身に覚え、ありませんか?

かつてはそんな“メンヘラ”的な衝動に悩まされながらも、現在は“リア充”へと進化を遂げたコラムニストのスイスイさんが綴る、話題の一冊『すべての女子はメンヘラである』(飛鳥新社)。

コラムサイト・cakesで大人気のお悩み相談連載「メンヘラ・ハッピー・ホーム」を土台として、ロジカルな思考法に濃厚な体験談をたっぷりまぶした脱メンヘラ必修読本です。

ズブズブのメンヘラ沼に漬かっていても、自身の感情と向き合い、衝動のコントロールができればリア充になれるかも。今回は、メンヘラご意見番でもあるスイスイさんに、“あるある”なお悩みに答えていただきました。質問に隠れたホンネを見抜く力がピカイチのスイスイさんの鋭くもハートフルな舌鋒に頷きの連続!

前編は、「本当にこの人でいいの……?」と決めかねる、普遍的なお悩みです。

◆Q.ワリカン彼氏に納得がいかない

「同年代の彼は、大手広告代理店勤務でわりと高収入なのですが、収入格差のある私に全然お金をかけてくれません。デートはもちろんワリカンだし、同棲を始める際の初期費用はきっちり折半。でも自分の趣味のキャンプにはしっかりお金を使っています。

付き合う前や直後は出してくれようとしていたけど、一応遠慮するそぶりをしているうちに、割り勘が当たり前に……。これは愛情のなさでは?と思ってしまう自分がいます。とはいえ、新たな相手との出会いを探すのもしんどいです」(28歳・会社員)

◆A.根本に「年齢に対する焦り」があると思う

【以下、スイスイさんアンサー】

質問を読むに、あなたは彼に対して大きな不満を抱えているように見えるのだけど、ハイスペックだからと妥協しているのは、端的に言って年齢に対する「焦り」なんだと思います。

28歳で同棲となると、結婚を視野に入れているのではないでしょうか。不満に思ってしまう自分がいる、とはあるけど、この質問には具体的な質問がないんですよね。でもきっと、あなたの一番の悩みは彼をキープするか、放流するか決めかねている点。

結論から言うと、ここまで本音が話せない相手とは、わたしは別れた方がいいと思う。でも、28歳になると、周りが結婚しだすじゃないですか。その夫もスペックが高かったりして……。あなたはそんな周りを見返したい、負けたくないっていう気持ちがすごく大きいんじゃないかな?

そんななかで、今の彼と別れるのはリスクが高い。だから、できるだけハイスペックで、趣味が合う男性をほかに3人くらいキープするのをおすすめします。そうじゃないと、28歳のあなたは彼を手放せないと思うんです。優先するべきは、新たな男性と出会って選択肢を増やすこと。その出会いのために趣味を増やすものいいですね。

◆モヤモヤを放置して結婚するのは危険

わたしに相談するくらい気になっていることなのに、彼には言えないという関係性のまま結婚するのは危険です。たとえば妊娠したとしても、出産費用はどうするのかっていうのも一から話し合わないといけない気がするし、もっと小さいところだと、コンドームはこれまで彼氏が買っていたとしても、同棲してから、結婚してからはどっちが買うか、とかもいちいち気になってくる。

そういう「ちょっと気まずくなるかな?」みたいなことを話し合えるかどうかが、結婚生活を続けるうえではすごく重要になるんですよね。

まずはあなたの「理想」をはっきりさせましょう。あなたは、ある程度彼にお金をかけてもらう、払ってもらうことで愛情を感じるのだと認めるところから始めてください。

自分よりも若い子が“ワリカン派”だったり、おごられたい女って厚かましいという言説も相まって、自分が本当は“おごられたい派”だと認められない人が結構多い。あなたもそれがノイズになってます。

わたし自身、婚約後は実家暮らしだった彼が、私の家賃を払ってくれていた時期がありまして……。それですごく幸福感が増したことで、彼にお金をかけてもらうことって、わたしにとってはかなり大きな愛情表現だと思うようになりました。

◆彼のフトコロ事情を、それとなく確認する

もし今後も彼と付き合い続けるなら、彼の会社や業務、年収への解像度を上げた方が不満は減るんじゃないかな。今どき大手広告代理店でも、そんなにバブリーな生活はできません。コロナで残業もできなくなっているから、もらえるのは基本給だけだと考えたらなおさらです。

思い切って「もし結婚するとしたら、お金のことどうする?」って確認するのも手ですね。その際にあなたにおすすめしたいのは「フォローしてほしい」「夫婦はチームだから」といったワードです。

「遠慮するそぶりをしているうちに」ということですが、彼との生活のなかで、あなたが“結婚向きの控えめな女”になるために自分を偽っていた自覚があるなら、現状は最悪です。同棲したら「結婚しないと負け」って、どこかで思っているんじゃないかな……。「ここまできたらするしかない」と、とにかく結婚した功績が欲しくなっているのかもしれません。

◆まず5kg痩せてみるとかどうでしょう

あなたは今、同世代の女子を見返す手段が彼しかないんだと思います。周りの女友だちが交際相手でマウントをとるタイプなら、一度交友関係を見直した方がいいし、もっと自分自身を磨いて結果を出したほうが楽になれる気がします。まず5kg痩せてみるとかどうでしょう!? 28歳って最後の痩せやすいときだから(笑)。彼も、それ以外の人たちも、反応が変わると思いますよ。

<スイスイ 取材・文/小西麗 撮影/山川修一>>

当記事は女子SPA!の提供記事です。

あなたにおすすめ

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ

あなたにおすすめ