『鬼滅の刃』実写化するなら…の安易な予想に鬼滅ファンが猛反対する理由

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 アニメ『鬼滅の刃』の劇場版が16日から全国の映画館で公開され、初日からわずか3日間で興行収入が46億円を突破するという大ヒットを記録している。

原作漫画はもちろん、アニメも丁寧かつ大胆な描写で大好評の『鬼滅の刃』。劇場版も異例レベルの反響を呼び、社会現象と呼べるほどのブームとなっていることから、“実写化”について言及するメディアが増えている。

21日に配信された「日刊ゲンダイDIGITAL」の記事では、『鬼滅の刃』が実写化した場合のキャストを予想。主人公・竈門炭治郎のキャスト候補として、新田真剣佑、伊藤健太郎、吉沢亮、志尊淳、佐藤健、北村匠海、ヒロイン・竈門禰豆子に橋本環奈、ラスボス・鬼舞辻無惨に伊勢谷友介の名前が挙がっている。

アンケートサイト「ボイスノート」は、『鬼滅の刃』のキャラクター別に「実写化するなら演じてほしい俳優ランキング」を作成。竈門炭治郎、竈門禰豆子、我妻善逸、嘴平伊之助の4キャラクターについてアンケートを取ったという。

それによれば、竈門炭治郎を演じてほしい俳優ランキングの1位は佐藤健、2位菅田将暉、3位神木隆之介。竈門禰豆子役を演じてほしい女優ランキングでは、1位が橋本環奈、2位が永野芽郁、3位が浜辺美波という結果になっている。

人気漫画やアニメの実写化はすっかり定番化しているため、『鬼滅の刃』にもそのような話が挙がるのは頷ける。これほどの大ヒットコンテンツ、とっくに実写化計画が走り出しているという可能性もあるだろう。

だがネットでは「本当にやめてほしい」「実写化がアニメを超えたことない」「何でもかんでも人気作を実写化すればいいってものじゃない」と、反対の声が圧倒的多数。また、『鬼滅の刃』はすでに舞台で実写化されているため、「実写化は2.5次元舞台だけで十分」との意見もある。

漫画やアニメの実写化作品では、ストーリーや登場人物の設定が変更されることも多いため、「原作の世界観を壊さないで」と訴えるファンは少なくない。そもそも漫画やアニメのキャラクターを生身の人間である俳優や女優が演じること自体に「無理がある」との見方も強い。実際、漫画やアニメならではの良さを三次元で再現することはかなり難しく、中には“実写化”をうたいながら原作をまるで無視した作品や、予算をかけたわりに陳腐な出来で顰蹙を買うケースも。

一方で、大ヒットにつながることも珍しくはない。実写映画の『るろうに剣心』『キングダム』は後者で、続編を何本も制作するドル箱コンテンツになった。こうしたコンテンツを作ることは映画業界の至上命題であり、ビジネスとしてやらない理由が見当たらないというのが業界的な本音だろう。

となると、原作ファンには悲報かもしれないが、『鬼滅の刃』の実写映画化も十分あり得る。ただ、今回「実写化するなら…」で名前の上がったような役者たちは全員20代で、10代半ばの少年たちを演じるのは無理がありそうだ。

『鬼滅の刃』と同じく「週刊少年ジャンプ」のヒット作で12月に実写化映画の公開を控えている『約束のネバーランド』は、11歳の少女が主人公だが、実写映画では設定を変更して浜辺美波が演じている。このポスタービジュアルや予告映像が解禁されると「コスプレ」「ギャグにしか見えない」と落胆の声が相次ぎ、公開前から大コケが心配されている。何でもかんでも実写化すれば良いというものではない。

当記事はwezzyの提供記事です。

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