芸術の秋は、アニメに登場したクラシック曲を聴こう!ハガレン、コナン、金カムetc.

 

「おたスケ」。それはオタクのスケジュールであり、あなたのお助けとなるスケジュール。
本コラムではオタクライフを満喫したい方に向けた時間の過ごし方や情報を、アニメ大好きライターのハシビロコがお届けします。

 

実は身近なクラシック曲

こんにちは、ハシビロコです!
すっかり気温が下がって秋到来。秋といえば食欲、スポーツなどが思いつきますが、やはりオタク的には芸術が欠かせません
秋に限らず一年中親しんでいますし、アニメやマンガ、アニソン、ゲームは立派な芸術だと言い張る。

普段はアニソンやサントラを聴いていることの多い私ですが、愛用している音楽プレイヤーにはクラシック曲もちらほら
しかし楽典などの専門知識はほぼ皆無。なんなら今でも「曲名が暗号みたいで覚えられない」と思っていますし、ピアノは「ネコふんじゃった」しか弾けません。

そんな私にも、一度耳にすればわかるクラシック曲があります。なぜならアニメで聴いたから。
使用シーンと併せて記憶に残りますし、あとでじっくりチェックしているうちに「いい曲だな」と思うことも多いです。

そこで今回はアニメに登場するクラシック曲をご紹介!中には意外な作品もあるかもしれません。

 

ショパン「別れの曲」と『鋼の錬金術師』

 

2003年版『鋼の錬金術師』第51話「ミュンヘン1921」に登場したクラシック曲。正式名称は「練習曲作品10第3番ホ長調」だそうですが、長くて覚えられない……。

ラストバトルの後、ロイ・マスタング大佐が意識を失うシーンから静かにピアノ版が流れ始めます。また、アルフォンス・エルリックが自分を代価にして兄のエドワードを取り戻そうとするシーンや、別の世界へと消えていくエンヴィーなど、さまざまな別れがこの曲とともに描かれました。曲名が「別れの曲」だと知ったときには目から水が流れましたとも

ラストではストリングスアレンジも登場。別れの後の新たな出会いを感じさせる、切なくも希望に満ちた音色が今でも耳に残っています。

 

 

ちなみに「別れの曲」は、ゲーム『ワールドエンドヒーローズ』でも冒頭から使われていました。最近メインストーリーを読み始めたばかりなのですが、プロローグでこの曲が流れた瞬間に鳥肌が。

作品のはじまりなのにBGMが「別れの曲」ですし、タイトルに「ワールドエンド」が入っている時点で泣かせる展開確定でしょ……!

 

ベートーヴェン「熱情」と『ゴールデンカムイ』

 

『ゴールデンカムイ』第9話「煌めく」で鶴見中尉が弾いていた曲が「熱情」の第1楽章(ピアノソナタ第23番ヘ短調 作品57)。広い音域を細かな音が動き回る激しい曲調です。

鶴見中尉は思考がかなり極端な人なので、ピアノを弾き始めたときには「人間らしいことをしている……!」と驚きました。しかも上手い。
それでもチョイスが「熱情」というあたりに、隠し切れない高揚がにじみ出ています。

調べてみたところ、ベートーヴェンが想い人への叶わぬ恋心を込めた曲が「熱情」。鶴見中尉は何を思って弾いていたのか、とても気になります。

 

ベートーヴェン「月光」と『名探偵コナン』

 

『名探偵コナン』第11話「ピアノソナタ『月光』殺人事件」で一躍有名になったと信じている。

「月光」(ピアノソナタ第14番嬰ハ短調 作品27-2)が流れると事件が起こるのではと、少し身構えてしまうのは私だけでしょうか。第1楽章のゆったりとした旋律と暗めの音色が事件にぴったりです。

 

 

第3楽章では一転して荒々しい曲調に。『四月は君の嘘』の冒頭や『ピアノの森』でも使われていました。ピアニストさんはなぜこんなにも指が早く動くのか、今でもわからない。

 

 

『四月は君の嘘』と『ピアノの森』はどちらもクラシック曲がたくさん出てくる音楽もの作品。聴き比べると、同じ曲でもシーンやアーティストによってまた違った印象になるのだとわかります。

 

ショパン「ノクターン」と『ヘタリア』

 

ショパンの「ノクターン」は曲数が多いものの、とくに印象深いのが「ノクターン第4番ヘ長調 作品15-1」「ノクターン第2番変ホ長調作品9-2」
ヘタリア Axis Powers』オーストリアさんがよく弾いていたあの曲です。

「ノクターン第4番ヘ長調 作品15-1」は、第6話でドイツさんへの怒りをピアノで表現するときに使用。作中では低音が響き渡る激しい一節が使われていましたが、全体を聞くと意外にも優雅な曲です。

「ノクターン第2番変ホ長調 作品9-2」は、第6話で無人島にピアノを持ち込んでまで弾いていた曲。シーンのインパクトが強く、今でも曲を聴くたびに月明りに照らされた海辺が脳内に浮かびます。イタリアちゃんの幼少期を描いた『ちびたりあ』内でもよく登場しました。

『ヘタリア』シリーズではほかにもクラシック曲のアレンジが多数登場しているので、サントラが楽しすぎる。
オープニングで流れている壮大な曲は、リヒャルト・シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはこう語った」(作品30)の導入部が元ネタです。

 

クラシック曲はアレンジもおもしろい

 

「クラシック曲は敷居が高い……」と思っている方は、まず現代風アレンジから聴いてみてはいかがでしょうか。

おすすめは気軽に見られる『クラシカロイド』布袋寅泰さん、浅倉大介さんなどの有名ミュージシャンがアレンジを手掛けています。

しかもボーカルで西川貴教さんや玉置成実さんが起用されたことも。第1シリーズのアニメ制作はサンライズなので実質『機動戦士ガンダムSEED』だと思っています。

ちなみにストーリーは……考えるな、感じろ。

 

 

WRITER

  • ハシ ビロコ
  •        

  • アニメとドイツ語とハシビロコウを愛するフリーライター。アニメ好きの両親のもとに生まれたオタク2世で、幼少期はCCさくらとガンダムSEEDを見て育った。趣味でハシビロコウブログを運営中。

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