山下智久と長瀬智也のジャニーズ同時退所は確定か 堂本剛、大倉忠義の決断は?

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 山下智久の活動再開が見え始めている。山下は今年8月に未成年女性と飲酒しホテルに泊まったと報じられ、芸能活動を自粛。だが先日、相手の女子高校生から年齢を偽っていたことの謝罪があったことをスポーツ紙が伝え、これが活動再開の合図だと見られる。

だが、活動を再開したとしても、山下智久が近いうちにジャニーズ事務所を辞めることは、ほぼ決定事項のようだ。10月13日発売「週刊女性」(主婦と生活社)と、16日発売「FRIDAY」(講談社)が、それぞれ「遅くとも2021年3月には退所」と報じた。

コロナの影響で発売延期となっている亀梨和也(KAT-TUN)とのユニット・亀と山Pのアルバム『SI』を年末か年明けにリリースしてプロモーションし、その後ほどなくして山下はジャニーズを辞めるようである。退所後は海外のエージェントとともにグローバルな芸能活動を本格化させるそうだ。

今井翼、渋谷すばる・錦戸亮(関ジャニ∞)、山口達也(TOKIO)、中居正広、手越祐也(NEWS)……この数年、ジャニーズ事務所を辞めたデビュー組の面々だ。年内には植草克秀・錦織一清(少年隊)も退所。来年3月には長瀬智也(TOKIO)が退所すると正式に発表されているが、山下も長瀬と同時期の退所となるのだろうか。2021年も退所の波はまだまだおさまりそうにない。

「次にジャニーズを退所するは誰?」との話題が出る際にまず名前があがるのは、大倉忠義(関ジャニ∞)と堂本剛(KinKi Kids)である。このふたりは現在どうなっているのか。
大倉忠義が「そろそろ限界」吐露した理由
 大倉忠義に退所の噂が出たのは、2018年11月に「Johnny’s web」内のブログでファンによるストーカー被害を告白したことからだった。

ブログでは「鞄の中にモノを入れられる」「勝手に手を繋がれる」といった被害に遭っていると告白していて、大倉は<普通の人に戻る方がよっぽど楽><そろそろ限界だ>と芸能界引退をほのめかしていた。このストーカー被害は今年に入ってからも続いているようで、大倉は1月にも被害について明かしていた。

これ以降、週刊誌ではしばしば大倉の退所疑惑が取り上げられるようになったが、大倉本人はあくまでもストーカー被害に抗議したのであって、ジャニーズアイドルであることから逃れたがっているわけではないようだ。

今年の8月に大倉は「Johnny’s web」内のブログで退所報道を“フェイクニュース”と否定。昨年11月に発売したシングル「友よ」の特典DVDに収録されたメンバー同士の会話を見るように勧めたのだ。その動画で大倉らは、渋谷・錦戸がいなくなって5人体制となっても前向きに活動を続けていく意気込みを語っている。

大倉は今年9月に行定勲監督の映画『窮鼠はチーズの夢を見る』で主演を務め、来年1月にも主演ドラマ『知ってるワイフ』(フジテレビ系)の放送が予定されている。役者としての需要が高いが、一方でジャニーズにいるからこその活動にも精を出している。

それが後輩グループのプロデュースだ。大倉はこれまでずっと関ジャニ∞のコンサート演出を担当してきたが、2018年からはなにわ男子をはじめとした関西ジャニーズJr.の演出にも携わっている。

2018年10月放送『ビビット』(TBS系)では、<自分たちが関西ジャニーズJr.だったとき、東京のJr.に比べてチャンスが少ないと感じていた。いま自分たちが関西ジャニーズJr.の手伝いをすることで注目を浴び、彼らがたくさんの人に知ってもらえる機会が増えればと思う><自分たちの持ってるノウハウを教えて、(関西ジャニーズJr.たちには)自分たちで歩けるようになってほしい>と語り、プロデュース業への熱意を見せていた。

なにわ男子は今、次のデビュー候補と名高く、ファンの熱量も凄まじい。彼らの努力が大きいことはもちろんだが、大倉が彼らを導いてきた側面もあるのだろう。

大倉忠義と同じくしばしば「ジャニーズ退所」の噂が出るのが堂本剛である。

堂本剛は2019年7月に亡くなったジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏と特別に親密だっただけに、昨年6月には「週刊文春」(文藝春秋)が「ジャニーさんがいなくなったら事務所を出る」と剛が周囲に漏らしていると伝えた。

10月に配布されたKinKi Kidsファンクラブ会報「[Ki]×3」では、剛本人が<自分のやりたいことができる人生を歩んではこなかった><客観的に自分を見たとき、かわいそうだなって><ジャニーズだからっていうような概念は第三者が勝手に提供してくれるもの><第三者が作った概念におつき合いすることに対して意味を感じなくなってしまった>といった「ジャニーズとの決別宣言」ともとれる発言をしており、「KinKi Kids解散」「ジャニーズ退所」の噂はより濃くなった。

また、剛はソロプロジェクト・ENDRECHERIで“ファンク”を追求した趣味性の高い音楽活動を展開し、2019年8月に『NARALIEN』、2020年6月に『LOVE FADERS』と、非常に早いペースでアルバムをつくり続けている。もはやジャニーズにいるメリットがないとも思われたが、その一方で彼は“ジャニーズ愛”に溢れた音楽活動もしている。

今年6月にリリースしたKinKi Kidsのシングル「KANZAI BOYA」(剛が作詞・作曲を担当)では、“KinKi Kids”というグループ名をつけたジャニー氏との思い出をコミカルな歌詞にしていた。また、初代ジャニーズをモデルにした舞台「ABC座 ジャニーズ伝説2019」(2019年10月上演)でも、ジャニー氏への思いを歌詞にした楽曲「You…」を提供している。

大倉忠義にせよ、堂本剛にせよ、ジャニーズ事務所に所属したまま、役者やミュージシャンとして自由な活動ができるうえ、クリエイティブな能力を発揮することができる環境も整えられている。今、敢えて事務所を抜ける理由は見当たらないのかもしれない。

当記事はwezzyの提供記事です。