唯一無二の歌声・手嶌 葵を支えるアイテムとは?カラオケでの“手嶌式ルーティン”明かす

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歌詞よし、曲よし、物語よし。それに加えて歌声よし。10月16日公開の映画『みをつくし料理帖』は、時代の風雲児・角川春樹が生涯最後としてメガフォンを取った人情劇。和食をテーマに、料理人・澪(松本穂香)と生き別れた幼なじみ野江(奈緒)の途切れることのない絆を描き出す。

そんな二人の物語を締めくくり、さらに情感を刺激するのが、角川映画と縁深いミュージシャン・松任谷由実が作詞・作曲を務めた主題歌『散りてなお』。それを託されたのが、唯一無二の透き通った歌声の持ち主である歌手の手嶌 葵だ。この抜擢に「縁が繋がった」と格別の思いを抱く手嶌に、楽曲はもちろんのこと、より美しく歌うための“手嶌式ルーティン”を聞いた。



スタジオジブリ映画『ゲド戦記』でメジャーデビューした手嶌にとって、『魔女の宅急便』の楽曲を担当した松任谷は、まさしく偉大なる先輩。それだけに「今回曲を作っていただけるということで、縁が繋がったと思いました。自粛期間中も『魔女の宅急便』を観ながら趣味のジグソーパズルを作るなど、ユーミンさんの楽曲は日常から楽しませてもらっています」と喜びもひとしおだ。

大役抜擢に家族も大興奮。「全員が『うおおっ!』という反応でした。美しいと同時に初めて聴いたのに懐かしくホッとするようなメロディ。家族共々大変光栄で『ちゃんと頑張らないかんよ!』と背中を押されました」と楽曲同様に温かいエピソードだ。

しかも時代劇映画に使用される楽曲。古典映画好きの手嶌にとって『Wの悲劇』ならぬ『Wの歓喜』だ。ゆえに「レコーディングは凄く緊張しました。そのドキドキ具合はデビューの時と同じくらい」と懐かしきプレッシャーに包まれたという。

そんな手嶌を助けるのは、果汁100%のりんごジュースだ。「歌う前のルーティンはりんごジュースを飲んで喉を潤すこと。透明な蜜系ではなく、白濁しているさっぱり系。高校時代からの習慣で、喉の油分を取らずに水分補給ができて適度に潤う飲み物を探す中で辿り着きました」とトロピカルなパートナーを明かす。

美しい曲調と同様に、ついつい口ずさんでしまうようなキャッチーなメロディも魅力。コロナ禍が明けたらカラオケで熱唱するファンも多いだろう。「なるべく落ち着いて丁寧にAメロから静かに歌いはじめて、サビ部分は気持ちをグッと込めて大胆に。歌う前にりんごジュースを飲む“手嶌式ルーティン”もお試しください」とアドバイスする。

かくいう手嶌も「レコーディングではユーミンさんの楽曲ということで緊張と嬉しさでテンションが上がって、喉がギュッと締まってしまいました」と照れ笑いも「サビ部分では満開の桜の映像が思い浮かびました。ユーミンさんも角川監督との対談の中で“『春よ、来い』を超えるようなイメージ”と仰っていたので、間違っていなかったとホッとしました」と嬉しそうだ。

完成した映画本編を観たのはレコーディング終了後。「映画自体とても素敵な物語で涙が出ました。そこにふっと私の歌声が流れてきて。観客の皆さんの感情をより一層高めることができるのではないかと思いました。改めてユーミンさんの言葉のチョイスとメロディラインの素晴らしさを感じました」と楽曲の力強さを実感した。

劇中には女料理人・澪(松本)を突き動かす「食は人の天なり」という、テーマそのもののセリフがある。手嶌にとっての勝負メシは「母が作ってくれる角煮やがめ煮」で「お仕事が終わって家に帰ると母が準備をして待っていてくれる。それを食べると体がチャージされます」と笑顔。りんごジュースと煮物で、手嶌は音楽にみをつくす。

文:石井隼人

当記事はdwango.jp newsの提供記事です。

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