今年のハロウィンを安全に楽しむ方法。ZOOMパーティや仮装TIKTOKも

女子SPA!

 新型コロナウィルスの影響を受け、今年はハロウィンも例年と違った楽しみ方が求められそう。ハロウィンの本場、アメリカでも今年はネットで行われるバーチャルなハロウィンパーティを中心とした、様々な対策が考えられているようです。

そこで今回は、アメリカの専門家がハロウィンに向けてどのようなガイドラインを発表し、どんなアクティビティを推奨しているのかをご紹介します。

◆仮装パーティはハイリスクと感染症対策の米研究所

2020年のハロウィン、10月31日は、ブルームーン(1カ月に2度現れる満月)が見られる夜です。数年に1度しかない珍しい現象で、ハロウィンとブルームーンが重なるのは19年に1度のことだとか。

また、今年のハロウィンはちょうど土曜日で、翌日が11月の第1日曜と、デイライトセービング(夏時間)が終わり、時計の針が1時間戻る日にあたるため、ハロウィンで夜ふかししてもいつもより1時間長く寝られる、子どもにとっても大人にとってもありがたい年。

ハロウィンのあたり年を、ただ家の中でボーっと過ごすのはもったいないと思っているアメリカ人たちのために、9月21日、米疾病対策センター(CDC)はハロウィンを安全に過ごすためのガイドラインを発表しました。

それによると、リスクが高いアクティビティに、「トリック・オア・トリート(お菓子をもらって歩くこと)」や「仮装パーティ」を挙げ、その代わりに「バーチャル仮装コンテスト」や「映画鑑賞」、「パンプキンデコレーション」など、人との接触を避けたリスクの低いアクティビティを推奨しています。

◆ZOOMパーティに仮装TIKTOK、今年のハロウィンはSNSで

一方、ハロウィン&コスチュームアソシエーション(Halloween & Costume Association)は、ハーバード大学グローバルヘルス研究所とブラウン大学公衆衛生学部が出すCOVIDリスクマップ(居住地域の新規感染者数でリスクの高さを4色で示すカラーマップ)をもとに、地域ごとに安全にできるアクティビティを提案。

最も安全なグリーンゾーンでは、「トリック・オア・トリート」や「仮装パーティ」も、消毒液をきちんと用意してソーシャルディスタンスを守るなど、注意を払って行えば問題ないとし、最も危険なレッドゾーンに向けては、「ZOOMパーティ」や「仮装TIKTOK」「ハロウィンデコレーションの前で自撮りしSNSへ投稿」といった人と接しないアクティビティに限りました。

◆子どもたちがハロウィンを安全に楽しむためには

NBCの朝の情報番組『トゥデイ TODAY』では、専門家たちが「コロナ禍でも子どもたちが、ハロウィンを安全に楽しめる10の方法」を紹介しています。

シアトルの小児科医モリー・グロウ氏が勧めるのは、ステイホームで家族が一緒にいる時間が増えた今だからこそじっくり取り組める「コスチューム制作」や「ハロウィンをテーマにしたクッキング」、そして「家の外観の装飾」。

またグロウ氏は、家族で楽しめるアクティビティとして、部屋の電気を消し懐中電灯を持って、家の中に隠してあるお菓子やおもちゃを探させる「宝探しトリック・オア・トリート」や、カードに書かれた建物や自然といった目印を探して近所を歩く「ビンゴハイク」を推奨しています。

接触確認などをしてくれるウェアラブルデバイス「ユニティバンド(Unity Band)」を手掛けた疫学者ハリス・ケラリン氏は、マスク、消毒、こまめな手洗いを心がけていれば、「子どもたちが数人で集まり、近隣での仮装パレードを行っても大丈夫」というスタンス。

ケラリン氏は、ソーシャルディスタンスを取りながら遊べる、コーンや豆の入った袋を穴の開いたボードに投げて遊ぶ「コーンホールゲーム」などを、ハロウィン風にアレンジして遊ぶことを提案しています。

◆トリック・オア・トリートの手渡しは避けて

これに対し、ペンシルベニアの小児科医ジャレット・パットン氏は、新型コロナ対策で常に言われてきた「屋内より屋外の方が安全」を強調。「友人や親戚の家であっても訪問は避け、アウトドアに徹するべき。お菓子の受け渡しは屋外で行ってください」と注意喚起しています。

カリフォルニアを拠点に活動するウェルネス・エクスパートのグレゴリー・チャーロップ氏は、お菓子は直接手渡すのではなく、子どもたちが自分で取っていけるようあらかじめ小分けにして準備しておくことを推奨しています。

日本でもまだまだ新規感染者の数字が上がったり下がったりを繰り返す、不安な日々が続いています。アメリカの専門医の意見も参考にしつつ、密を避け、感染対策をしっかり行った上で、ハロウィンを楽しんでくださいね。

Sources:「CDC」「Halloween & Costume Association」「Today」

<文/橘エコ>

【橘エコ】

アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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