平野レミ、茶髪ロングヘアに 夫・和田誠さん一周忌を前に「夫の分まで仕事してやるって全部受けてたらこうなりました」

料理愛好家でタレントの平野レミが、昨年10月7日に肺炎のため83歳で逝去した夫でイラストレーターの和田誠さんの命日を前にTwitterを更新。「この1年、夫の分までたくさん仕事してやる!」と頑張った心境を明かし、その集大成とも言える動画を公開したところ様々な反響があった。

和田誠さんは1959年に広告制作プロダクション・ライトパブリシティに入社すると、たばこ「ハイライト」のパッケージデザインや東洋レーヨンの広告、さらにNHK『みんなのうた』の制作など多方面に活躍し、1965年には雑誌『話の特集』のアートディレクターを担当して表紙に横尾忠則氏を起用した。

1968年にライトパブリシティを退社して独立すると、『週刊サンケイ』の表紙の似顔絵を1973年まで担当。1977年からは雑誌『週刊文春』の表紙イラストとデザインを担当しており、その間の1972年に平野レミと結婚して1975年12月に長男の和田唱(TRICERATOPS、ボーカル)が誕生した。ちなみに長男・和田唱の妻は女優の上野樹里、次男の妻はモデルで食育インストラクターの和田明日香である。

近年も2017年に個展『ものがたりの絵』を開き、2018年にはDREAMS COME TRUEのニューシングル『あなたとトゥラッタッタ♪ / THE WAY I DREAM』のCDジャケットのイラストを手掛けるなど精力的に活動していた。

平野レミは10月7日の命日が近づくなか元気だった頃の和田誠さんを思い浮かべたのか、2日にTwitterで「この1年、夫の分までたくさん仕事してやる!ってことで、ぜんぶお仕事受けてたら、こうなりました」と動画を投稿した。

そのCM動画は、元気いっぱいな平野レミがこれまで見せたことのない明るい茶色のロングヘア姿をサラサラになびかせ「サラッとしていて飲みやすいから」「皿と皿あげちゃう!」と“サラサラヘアー”と“サラ”と“皿”の3つの「さら」を掛けてキャンペーン内容を紹介したものだ。平野レミといえば快活なショートカットがお馴染みだが、今回のサラサラロングヘアはウィッグであろうか? 「ロングヘアにするのは誰が考えたのかな? レミさん!?」「ラックスのCM観てるようでした(笑)」「ユニークセンス満開」とフォロワーは爆笑の渦に包まれた。ちなみに平野によると、この動画を家族に見せたところ笑ってくれたのは「孫だけ」だったという。

そのほかにも「レミさん最高です 楽しくて笑顔になれますー!」、「レミさんっ!! 鼻からビール吹き出しました」、「レミさーん♪ 笑った人ここに居ますよー!! 仕事で疲れてたから笑って元気出ましたー」と反響があるなか「無理しすぎず、旦那様に優しく見守られてると思って、好きなことをして幸せにお過ごし下さいね」という声も見受けられた。

平野レミと和田誠さんの恋のきっかけは、TBSラジオで1970年代に放送された『TBS それ行け!歌謡曲』であった。コーナー企画を久米宏と平野レミが担当していたところ、オンエアを聞いていた和田誠さんが平野の声に「一目惚れ」し、久米を介して交際をはじめ1週間で結婚したことで知られる。

平野レミは『ほぼ日刊イトイ新聞』の対談企画で和田誠さんの思い出を語るなか、平野が電話で大きな声でしゃべっていると和田さんが紙に「デンワの声がでか過ぎてうるさい!! 先方が耳を痛くするよ」と大書して伝言するようなところがあったという。

また和田さんが『週刊サンケイ』で似顔絵を描いていた頃に、平野が「私にも描いてよ」と頼んだところ描いてくれたもののいつものタッチではなくあまり似ていない。和田さんは「好きだと描けなくて、こうなっちゃうんだよ」と言い訳したそうだ。

近年の平野レミといえば、NHKの料理番組などで見せるすべてがアドリブかと思われるような大胆かつ飾らないスタイルが若い世代からも多くの好感と支持を得ている。実は平野のこのスタイルはプライベートでも変わることはない。街中で年配の女性が平野レミだと気づかずに彼女に道を尋ねたことがあった。平野は「どこだろう? どこだろう?」と一緒に地図を見ながら迷いつつもこの年配の女性を目的地まで連れて行った。また同じく街中で「平野レミさんですよね?」と声をかけられると、「え? 私のこと知ってるの? ありがたいねえ。ありがとうねえ」と心底驚いた様子を見せていた。自身を「料理研究家」ではなく「料理愛好家」とあえて名乗るのもそんな平野レミの飾らぬ一面を覗かせる。

和田さんから教わることばかりだったという平野レミは「私がいまいるのはね、ぜーんぶ和田さんのおかげなんです」という。そしてそんな平野レミを心から愛したのが和田誠さんなのだ。

最近では義理の娘である上野樹里が平野レミに料理を届けたことをSNSで報告するなど、息子夫妻との温かい交流も垣間見られる。今後も家族に支えられ、亡き和田誠さんの分までたくさんの仕事で世間に愛情溢れる料理とその笑顔を届けてほしい。



画像は『和田明日香 2018年7月17日付Instagram「NHKごごナマにお邪魔して、夏休み中の子どもたちといっしょに作って食べたい料理を3つ、作りました!」』『上野樹里 2019年10月11日付Instagram「誠さん。」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

当記事はテックインサイトの提供記事です。

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