
(写真提供:JP News)
3日に放送された『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)に、お笑いコンビ・フルーツポンチの村上健志さんが登場。
芸人ブームで一躍有名になった過去を持つ彼が、一過性の流行が如何に恐ろしいかを語りました。
■ブームはいつか終焉がくる
この日のテーマは「ブームって恐ろしいんだぞ講習会」。陣内智則さんや、ダイアンの津田篤宏ら人気芸人たちが、現在爆売れ中のお笑いトリオ・ぼる塾の3人に芸能界を生き残る術を伝授しました。
なかでも、村上さんはスタジオに登場するなり「ブームに乗っかるのは危険だぞ」と、このまま第7世代のブームに乗っかるのは危ないと主張。
「この先もっと売れちゃう。売れてブレイクしたら消えちゃう」と、売り方次第では危険なのではないかと疑問を呈します。
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村上さん自身「僕も正直4年目でテレビに出れるようになって」いろんな番組に呼ばれたものの、実力が無くオチがつけれれず、結果が出せなかったと回想。
テレビ業界は「結果は出てないけど旬だから使っておこう」という思考があると明かしました。そしてブームの終焉を「終わりって友達のフリしてやってくる」と語り、「さっきまでずっと一緒だったじゃん!」状態を味わった過去を告白しています。
■明石家さんまはブレイクしていない説
そんな村上さんは、続いて「さんまさんも結局ブレイクしてないから消えてない」という持論を展開。
「さんまさんが今年滅茶苦茶(テレビに)出てる!」という現象が今までなく、前年と比べて仕事が倍になった等の体験がないのではないかと指摘しました。
目からうろこの解説に対し、さんまさんは「なってない!!」と驚き。村上さんは「じゃあ消えないです」と太鼓判を押し、スタジオを沸かせました。
なお、同日番組に出演していたゆりやんレトリィバァさんに対しても、ブレイクしそうだったけどボケすぎて「せずに済んだ」うちの1人であるからこそ、現在も生き残っていると力説しました。
■ブームにならない人は安定?
出演者の土田晃之さんも、村上さんの主張に「確かに…」と納得。自身も大きなブームを経験したことはないが、未だに安定していると同調しています。
ぼる塾の3人は、自分たちを「私たちは売れた自覚がない」「(この先)呼ばれなかったとしても、しょうがないって思う」と、楽しさ優先の「令和型ストイック世代」だと表現しました。
しかし、今後の活躍がどうなるかに関しては、村上さんの言う通り実力にかかっているのかもしれません。
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