ジャニーズ名曲のトンチキエッセンス……オタクはそれがいいんです!!

 

~私は根本的に「ジャニーズ」をめちゃくちゃリスペクトしているので、いじる気持ちは一切ないということを理解していただいた上で読んでいただけますと幸いです~

 

日曜夜の人気番組『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)。私も毎週、楽しみにしています。

そこでいよいよ明らかにされてしまった、ジャニーズの名曲に込められたトンチキエッセンス。

おそらく、ジャニーズに身を置いているご本人たちよりは、ファンである私たちのほうが冷静に見聞きすることができるぶん、うすうす(どころじゃなく)気付いていたとは思う。

それでも(ジャニーズに免疫のない人には、これすらもトンチキなんか……?)と、その世界観に慣れ過ぎていた自分に驚きました。

ある意味、歴史的瞬間でしたね。ジャニーズハイから一瞬だけ目が醒めた。
(現実よりもジャニーズドリームのほうが圧倒的に楽しいから、再び固く目を閉じるわけですが)

サバンナ・高橋茂雄氏のコメントがさすが的確でしたよね。「ジャニーさんがパクチーかけまくった」楽曲の数々。ええ、それが至高のジャニーズブランドでございます。

トンチキがオタクにとっては標準であり普通。教科書の1ページ目なわけですよね。なんならライブで一番、盛り上がるところじゃないですか。

ジャニーズ生まれジャニーズ育ち、メンカラ着てるのだいたい友達な、いよいよ普通の価値観では生きていない強靭なオタクたちに対し、何度でも度肝をブチ抜いてくるジャニーさんの発想はいったいどうなっていたんだろうとつくづく思う。

「誰も僕の言うこと分かってくれないんだよ」と、こぼしていたというジャニーさん。(※滑舌の問題なのか、発想のぶっとび具合なのかは諸説あり)。まだまだどれだけの構想があったんでしょうね。

ジャニーさんが思い描いたトニトニの全貌は観たかったな。

そこで今回は、ジャニーさんが味付けしまくったジャニーズトンチキソングについて語りたいと思います。

どこまでジャニーさんが手を加えたとか、介入したとか詳細は分からないけど「あぁ、ジャニーズしか歌えないよなこれ……」と、改めてスゴイと感じた曲をいくつか。文字数の許すかぎり。

というか、今回はほぼSexy Zoneのプレゼンになると思います(それは仕方のないこと)(察して)

 

■トンチキに負けない個性ときらめきをもつSexy Zone


↑ ジャニオタなら100%好きになる名曲『ぶつかっちゃうよ』(パフォーマンス込みで最高)。ルンルンルルルルン ルルルルンルン♪

 

やはりセクゾは外せないんですよ。初期はとくに。もうね「ジャニーのウキウキクッキング」ってかんじ。

ウキウキ、コトコト煮込んでるもの。隠し味にチョコレート入れてみたけど、隠しきれずに甘々だから次はペッパー入れちゃおうyo!みたいな(例えヘタかよ)

なんといっても奇跡的に集まった最高級の天然素材ですから。どう調理したって絶対おいしく仕上がることが明白なわけです。だったらとことん好きなもん入れちゃいなよって、そりゃ思いますよね(あくまで私見)

セクゾさんはね、これまで数々のジャニーズ楽曲を手がけてきた作家さんとの相性もバツグンなんですよ。

三浦徳子先生の独創的な歌詞もハマリまくるし、馬飼野康二先生はじめジャニーズサウンドを手がける作家さんと、彼らの幼さの残る声との親和性が抜群なんですよね。

なんといっても彼らの個性が、トンチキに負けない。ジャニーさんや作家さんが、どれだけトンチキをこさえても、ばっちりアイドルとして仕上がっちゃう。

上品ささえ漂う、Sexyオリジナルランチ~マイルド&ワイルド~みたいな(例えベタにそろそろ気付いて)

だけど、さすがに!番組でも取り上げられていた『バィバィDuバィ~See you again~』は、オタク一同リリース当時から様子のおかしさには気付いてましたよ。タイトル、衣装、間奏のダンス、いろいろ様子がおかしい。
(※オタクの言う「様子がおかしい」=好き。この方程式、覚えておくと人生の役に立つ)

そして本作を、5枚目のシングルに持ってくるポニーキャニオン様の勇気200%。こういうお楽しみ曲はさ、さすがのジャニーズでもセカンドアルバムあたりにしれっと入れてみて、ライブで楽しむのが世の通例だと思ってた。私、甘かった。

これを、全力以上でやりきるのがセクゾの魅力なんですよね本当にね……(ついつい親目線)

思春期の、カッコつけたい時期まっさかりの男の子たちがアイドルを貫く姿勢大好きマンの私。

当時のセクゾのプロフェッショナルぶりに恋をしましたよね。ほんの少し、照れと反抗期が垣間見える菊池風磨くんの姿がかわいいし、先頭でトンチキを走っている最年長・中島健人くんもまた、かわいい。ザ・様子がおかしい、それがケンティ。

そしてちびーず(佐藤勝利くん、松島聡くん、マリウス葉くん)は天使。

本当に、1回でいいから「バイバイDuバイ」のミュージックビデオか、当時の歌番組を見てほしい。歌詞だけでも読んでほしい……サンキューベリーダンス。

両A面シングルの『A MY GIRL FRIEND』とのギャップよ。高低差で耳キー(略)

■トンチキも、良曲だからこそ愛される

番組でもたっぷりいじられていた『Sexy Summerに雪が降る』。ツッコミどころはまだまだ多分にあります。

まず10月リリースっていう謎。まさかの秋。まぁ、いつのリリースにせよジャニーさんの「夏にXmasを歌うから良いんだよ!」の発想を理解できた人類はまだいないと思ってる。

火星に移住するのと、ジャニー喜多川さんの思考に追いつくのと、どっちが先に叶うかいい勝負じゃないですかね。がんばれ人類

ちなみに、

「ボクの心のSexy Sexy Zone」

ってなんでしょうか三浦先生……どうしてあの年、流行語大賞取れなかったんだろうってくらいのパワーワード……!

2ndシングル『Lady ダイヤモンド』も、キラキラの良曲だからみんな騙されてる感あるけど、曲中に俳句入れ込んじゃってっから。

今でこそ多少アソビがありますけど、当時すごく真面目にやりきっていた勝利くん、まわりでポーズをキメるメンバー……アカデミー賞あげたいくらいの名演だよ。

『カラフル Eyes』あたりから、彼らの楽曲も少し落ち着いてきて。でもやっぱりセクゾにはトンチキを歌ってほしい自分がいる。ちょっと寂しいんですよね……。

あくまで良曲があってこそで(セクゾのアルバムは1stからめちゃくちゃ良いぞ!)、トンチキも良曲だからこそ愛されるわけで。

ほぼジャニーズを知らない友人にセクゾの円盤見せたら、良い意味で本当にずっと笑ってましたもん。

だって「行くぞアリーナーーーーー!」「盛り上がってんのかーーーーー!」「声出せんのかーーーーー?」って煽りに煽って「Lady Lady ダイヤモーン♪」は、なかなかない展開ですよ。出ないよ声。ときめきしかねえよ

 

■トンチキをエンタテインメントに昇華する、それがジャニーズ


↑ このフリスビー、みなさんどうした?投げてみた?

 

嵐だってなかなか当初、なかなかでしたよね(濁す)。例えば『台風ジェネレーション』、めっちゃ良い曲ですけど「台風」と書いて「タイフーン」って読ませるし、いきなり台詞しゃべり始めるし、さすがに「どうした?」ってなったよ。歌詞のルビがカタカナなのも、一時期のあるあるでしたよね。

『SUNRISE日本』もさ、とりあえずタイトルどうした?って。CDがフリスビーに入っちゃってるし。
ミディアムバラード?あれ?サビ?ラップ?とりあえずめっちゃ歌詞が良くない?って大忙しな曲ですよ。

しっかり名曲にしちゃうんだからジャニーズはすごいよなあって。その繰り返しで生きてます。

どれほどトンチキであろうと、笑顔で元気にパフォーマンスして、曲によってはクールにもキメて、しっかりエンタテインメントに昇華できるジャニーズのすごさ。

一歩間違えたらダサくなっちゃうし、恥ずかしがったら成立しない真剣にやるからカッコいい。やり切れるのが、ジャニーズブランドの信頼だと思う。

みんな、あれだけかっこいいんだから、カッコいい曲をクールにカッコよくキメるほうがラク(って言い方は失礼なんだけど)なはずなんだけど。

伝統とはいえ『三味線ブギ』とか『スシ食いネェ!』とか、あんなキレッキレでキメなくても良いはずなんだけど。

最近は、セルフプロデュース的に楽曲セレクトに参加するジャニーズも多いと聞くけど、昔はきっと、今ほどではなくて。

アイドルにローラースケートを履かせたのも、スケートボードに乗せたのも、今となれば普通のことだけど、ジャニーさんの革命じゃないですか。
そもそも始まりの「ジャニーズ」の時代には、当時でいう「日本男児」を歌って踊らせようって発想自体、革命的ですし。

ジャニーさんが築いたジャニーズ事務所、そこに所属するアイドルが歌うための曲、グループの個性を汲み取ったリリースを、いろんな人が考えていたんでしょうね。

おっと文字数のお迎えが来たようだ(警告を2回無視した)

まだ3分の1も話せていないので、どこかでまた。それでは今夜は『バリバリBUDDY!』を聴いて眠りたいと思います。

 

そんなジャニオタですが何か?

 

WRITER

  • シンアキコ
  •        

  • 80年代生まれのフリーライター 。まるっと事務所推し。ジャニーズという文化を愛しています。著書に『なぜ90年代J-POPはあんなにアツかったのか?』(出版:株式会社NOTE-X)

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