スーパーのうなぎを絶品にする裏ワザ。“温め方”を変えるだけ

女子SPA!

 たまの贅沢、失敗なく食べたい。

土用の丑の日のイメージから、夏のスタミナメニューという印象の強い「鰻(うなぎ)」。あまり知られていないのですが、天然うなぎの旬は秋から初冬にかけてなんです。ちなみに養殖うなぎなら、1年中変わらないおいしさを味わえます。

元気を出したい時やちょっと贅沢気分を味わうために食べたい鰻。外食がしにくい状況下では、スーパーで購入できるタイプが重宝しますよね。でも、国産だと1尾2000円近くするような高級品。どうせ買うなら、お店の味を目指して満足度高く味わいたいところです。そうそう、皆さんは市販の鰻をどう選び、どのように温めていますか?

そこで今回は、家庭で鰻を美味しく食べるための2つの簡単なコツをご紹介したいと思います。

◆水洗いは本末転倒! 真空パックタイプを選ぶべし

鰻の温め方を検索してみると、最も多く出てくるのが、「鰻を水もしくは湯で洗う」という手法。この理由としては、タレは見栄え優先であり美味しくないから、とのことですが、旨味が逃げて味気ない仕上がりとなり、合格点には到底及びません。そこで代わりに、イマイチなタレを回避するためにオススメしたいのが、「真空パックタイプ」を選ぶというもの。適度なタレに浸かっていて、仕上げ用のタレが付属に付いているので、不自然さがありません。

そして次に、温め方。そのままトースターで焼いてしまうと硬くなってしまうし、ホイルに包むとべちゃっとした仕上がりに。一体どうすればよいのでしょうか……。

◆ホイルではなく「クッキングシート」が正解

アルミホイルではなく、お菓子作りなどでおなじみの「クッキングシート」を使ってみましょう。クッキングシートには、水分は通さないけれど、水蒸気を通すというという性質があります。つまり、温めることで発生する蒸気は外に逃げることになり、鰻はほどよくふっくら仕上がるのです。

◆実際に温めてみましょう!

さあそれでは実際に温めていくことにしましょう。

クッキングシートを敷き、上に鰻を乗せます。刷毛もしくはスプーンを使って料理酒を塗りましょう。この工程があるだけで風味が格段にアップします。鰻はトースターで温めますが、トースターが小さいサイズの場合は、鰻を半分に切って2個に分けてください。

ホイル焼きと同じようなイメージで、鰻を包み、両端をキャンディのようにねじりましょう。これをトースターに乗せます。

600~700ワットの火力で5分温めます。いったん取り出し、包んだクッキングシートを開き、付属のタレを塗りましょう。これを再びトースターで温めます。

時間は3~5分程度。香ばしくいい匂いがしてくればOKです。

◆驚くほどふっくら香ばしい食感に

温かいごはんを丼に盛り、鰻のタレを少々かけて、鰻を乗せれば完成です。お好みで山椒をふりかけて召し上がれ。

この温め方だと、驚くほどふっくら香ばしい食感に仕上がります。鰻を蒸さずに焼くスタイルの関西風に仕上げたい場合は、クッキングシートを開いてからの火力を強めにして焼き上げるような感じを意識すると良いでしょう。

さあ、気になる人は早速お試しください!

<文、写真/スギアカツキ>

【スギアカツキ】

食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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