優しい彼ママが、結婚したら鬼姑に。「女の子を産んでもジャマ」だと!?

女子SPA!

“優しくていい人”と思った彼氏の母親が結婚後に鬼姑へひょう変というのはよく聞く話。義母からの嫁いびりは定番のあるある話とはいえ、当人にとっては結構キツいものです。

32歳のとき、仕事の取引先に勤める男性と結婚した藤原佐惠さん(仮名・40歳)も義母に対する印象はすこぶるいいものでした。

◆結婚後に別人へと豹変した義母

「彼の実家を訪ねて、お義母さんと二人きりになってもいつもニコニコしていたし、『私のことを本当のお母さんだと思ってくれていいからね』と言ってくれたんです。私もこの人ならたぶん上手くやっていけると安心していたんです」

ところが、そんな彼女の期待は見事なまで裏切られてしまいます。新婚旅行から戻り、おみやげを持って義実家に行くと、義母は今まで見たことのない険しい表情でこう告げたといいます。

「息子と籍を入れたということは、あなたはすでに○○家の人間です。いつまでも今までのようなお客様気分でいられると困るのよ」

最初は何かの冗談かと思ったそうですが義母は厳しい顔をしたまま佐惠さんのことをずっとニラんでいたとか。それを見て、本気で言っていたのだと悟ります。

「別に義母と一緒に暮らすわけでもないですし、彼は名家の出身でもない普通のサラリーマン家庭です。正直、いつの時代の話って思いましたが、私だって結婚早々、事を荒立てたくはありません。だから、このときは『よろしくお願いいたします』と、あらためて頭を下げて挨拶をしたんです」

義母の態度に参ったと思いつつも義実家と2人が暮らす新居は車で約45分の距離。夫婦は共働きだったこともあり、たまに顔を合わす程度ならなんとかやっていけると思ったそうです。しかし、義母の干渉は度を越したものでした。

◆マザコン気味の夫はまったく頼りにならず

「夫は泊まりの出張が多く、そのときは決まって義母から『今日はウチに来なさい』と呼び出しの連絡がありました。夫は自分が出張のたびにわざわざそのことを自分の母親に報告していたんです」

仕事を終え、急いで義実家に向かって到着するのは早くても夜7時半。普通なら夕食の時間ですが、佐惠さんに晩御飯は出されず、それどころか食事の後片付けや掃除など押し付けられたそうです。

「義実家には義父もいましたが完全に空気状態で、明らかに私がいびられているのに見て見ぬフリ。夫には何度も相談しましたが『母さんはお前のためを思って……』とかトンチンカンなことを言われ、それでも私が不満を訴えると不機嫌な顔をするので何も言えなくなりました」

周りに守ってくれる人がいない完全アウェーの状況でしたが、彼女は結婚3年目に女の子を出産。「これで義母の態度も変わるかも」と淡い期待をいだいたそうですが、姑は自分にとって初孫なのにまったく可愛がろうとはしませんでした。

「義母は男の子を望んでいたんです。『あんな子(娘)を生んでもらってもウチにとっては邪魔なのよ』と言われたときは、さすが耳を疑いましたけど。ただ、このままだと娘にも被害が及ぶのではないかと思い、目が覚めました。それで実家に戻ることにしたんです」

◆自分を罵る義母に父親がお茶をぶっかけた!

彼女の実家は遠方でしたが、突然の娘と孫の帰宅を温かく迎え入れてくれたそうです。でも、姑から受けたいびりの数々を聞いて両親は激怒。そのまま夫と暮らしていた家には戻らず、離婚に向けた話し合いになります。

すると、離婚協議の席上、自身のいびりを責められた義母が激昂。佐惠さん両親の目の前で彼女を罵(ののし)るという暴挙に出ます。

「感情的になってキレまくっていましたが、父が『いい加減にしろっ!』ってお茶を義母の顔にぶっかけたんです。父の鬼のような形相に義母もビビってしまったのか、それからは借りてきたネコのようにおとなしくなり、離婚の話し合いもスムーズに進みました。

まさか父があんな行動に出るとは驚きましたが、心の中で『お父さん、グッジョブ!』と思っていました。義母にやられた100分の1にもなりませんけど、これまでの鬱憤が一気に晴れた気持ちになれました」

現在は離婚後出会った男性と再婚。今の夫の母親とも良好な関係を築いているそうですが、「元夫の義母の件もあり、心の底では信用できないでいる」とのこと。

やはり彼女にとっては今も大きなトラウマになっているようです。

―恋愛・結婚“私の失敗”―

<文/トシタカマサ イラスト/ただりえこ>

【トシタカマサ】

一般男女のスカッと話やトンデモエピソードが大好物で、日夜収集に励んでいる。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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