リゾ、自身が思い描くボディ・ポジティビティについて語る

Billboard JAPAN



その音楽性だけでなく、“自分の体形をありのままに受け入れよう”というボディ・ポジティビティのメッセージを発信し続けていることも愛される理由の一つであるリゾが、プラスサイズの黒人女性として初めて米誌Vogueの表紙を飾り、自身が思い描くボディ・ポジティビティの理想を語っている。

2020年9月24日に公開された10月号のカヴァー・ストーリーで、リゾは最近のボディ・ポジティブ・ムーブメントについて、「今、#bodypositiveのハッシュタグを見ると、小柄な女性やグラマーな女性が目立つ。多くは白人女性。で、別にそれはいいのよ、私のメッセージは常にインクルーシブであること(誰でも受け入れること)がテーマだから。この会話がメインストリームの語りの一部になっていることは嬉しい」と前置きしつつも、「私が嫌なのは、この言葉が作られた対象の人たちが、そこから恩恵を受けていないということなんだよね。背中に脂肪がついている女性、お腹が垂れている女性、太腿が離れてないどころか重なっている女性。妊娠線がある女性。(服のサイズが)18以上のクラブに入っている女性ね。今、彼女たちがボディ・ポジティビティのメインストリーム効果の恩恵を受けるべきなのに、メインストリームになると何でもそうなってしまうように、(本質が)変わってしまう。無難になってしまうんだよ、分かるでしょ」と疑問を呈している。

Vogueの表紙で、真っ赤なフリルが揺れるヴァレンティノのドレスを颯爽と着こなしている彼女は、自身のインスタグラムで、「私は@voguemagazineの表紙を飾った初の大きい黒人女性。“初の黒人~”って何でも遅きに失した感があるよね。でも我々のときが来た。同士の黒人女性たちへ、あなたみたいな人がまだやっていないなら、最初の人になって」と、後進へエールを送っている。

インタビューで彼女は、「ここにきて、私が“自分はボディ・ポジティブです”とだけ言うのは怠惰だと思う。安易だもの。私は“ボディ・ノーマティブ”になりたい」と続け、「自分の体を“ノーマライズ”(標準化)したい。それはね、“わー見て、クールなムーブメントがあるよ。太っていることはボディ・ポジティブなのね”ってことではない。違うの、太っていることはノーマル(普通)なの。これを始めた人たちに対して、私はここで止めない義務がある。人々に落ち着かない気持ちになってもらわないといけないの、変化し続けるために。変化って常に落ち着かないものじゃない、そうでしょ?」と語っている。

当記事はBillboard JAPANの提供記事です。

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