Accutron Spaceview 2020レビュー:30万円超だけど、このかっこよさならアリかも...?

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Photo: John Biggs/Gizmodo

レトロ & フューチャリスティック!

さかのぼること、1960年代。完全にコンピュータ化されていない、機械式とデジタル式の狭間にあった頃の世界に誕生したのが「1965 Accutron Spaceview」でした。クォーツクリスタルが一般的になる前の時代に製造された最初の機械式・電気式のハ​​イブリッド腕時計のひとつとして特別な存在感を放っていました。

そしていま、こうした時代へのオマージュとして新たに登場したのが「Accutron Spaceview 2020」。オリジナルのSpaceviewとほぼ同じスタイルにして、非常にユニークなテクノロジーを採用しています。

Accutron Spaceview 2020
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Photo: John Biggs/Gizmodo

これは何?:レトロフューチャリスティックな腕時計。見た目はクラシック、ムーブメントはハイテック。

いくら:3,450ドル(約36万2000円)。

好きなところ:ユニークさ、唯一無二なところ。

好きじゃないところ:値段…!

独自メカニズムに注目!


透明な文字盤の背後には、3つの静電モーターが見えます。もっと細かくいうと10時の方向に大きなモーターがひとつ、6時の方向にに小さな発電機が2つあります。手を動かした際に、2つの小さなローターが回転すると"充電"され、大きなモーターが回転するとメインモーターが駆動するという仕組みになっています。

コイルは使用されておらず、リム周りの磁石の反発力を利用して動くとのこと。これにより電力を生成したり、機械システムを駆動したりすることができます。他のモーターと比べても小型で、はるかに少量の電気で駆動します。
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Photo: John Biggs/Gizmodo

しばらく眺めていると、この時計は一体何をしているのかと不思議に感じるかもしれません。充電されると、大きなローターを派手に回転させながら、穏やかに秒針が動くのがわかります。低電力モードでは、長針と短針は通常通りに動きつつ、秒針が12時のところで止まるようになっています。

強気な価格設定の理由


さて、ここまではかなり魅力的ですが、おそらくこの「Accutron Spaceview 2020」でもっとも悩ましいのが3,450ドル(約36万2000円)という価格。あるコレクターは「強気」だと言っていました。

ただ、この価格設定には理由があるとか。ひとつは、Accutron独自の手製ムーブメントであること。また、1970年代に製造されたセイコーの最初のクォーツ時計が当時のトヨタカムリと同等のコストであることを踏まえると、ある意味ではお買い得。とはいえ、eBayではオリジナルのAccutron Spaceviewが500ドル(約5万3000円)で売られているんですけどね…。

いずれにせよ、こういうレトロなスタイルに最新のテクノロジーが詰め込まれた腕時計って、やっぱり味があっていいですね。「Accutron Spaceview 2020」は、女性にも男性にもちょうどいいサイズ感だといいます。何よりも、身につけていて気分が上がること間違いなしの腕時計です。このメーカーのファンなら、ガッカリすることはないでしょう。

メモ


・お高い。クール。腕時計の異端児。

・きわめてベーシックな腕時計。ムーブメントが魅力!

・3,500ドル。コレクターじゃなければちょっと高すぎる?

当記事はギズモード・ジャパンの提供記事です。

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