ナギサさんで人気の大森南朋の父は芸能人。意外な二世芸能人5選

女子SPA!

 数多の「二世」が存在している芸能界。今年も“原石”たちのデビューが報じられました。

親のコネクションでヌルッと芸能事務所に所属できたとしても、そこから“独り立ち”できるかはまた別の話。いつまで経っても「●●の息子・娘」と呼ばれたり、いつの間にかいなくなったり。

もちろん、親の看板など不要としている人も多数。大御所ほどその傾向は強くなるため、若い世代は「あの人も有名人の子だったの!!」と驚くことがあるのではないでしょうか。

大ヒットドラマに出演したあの俳優も実はそうなんです。「若者は知らないかもしれない、意外な二世芸能人」を紹介しましょう。

◆大森南朋(俳優)

今夏、話題をかっさらったラブコメディドラマ『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)で、スーパー家政夫、ナギサさんを演じた大森南朋(48)。ヒロインを優しく支える姿に癒される女性が続出し、新たなファン層を獲得しました。

父は、白塗りの演劇集団を率いる舞踏家で俳優の麿赤兒(まろ・あかじ、77)。ハリウッド映画『キル・ビル』(2003年)やNHK大河ドラマ『篤姫』(08年)などに出演し、昨年の大ヒット映画『翔んで埼玉』では主人公(GACKT)の父親を演じました。

今年5月に大森が自身のインスタで、幼少期に撮った父親とのツーショット写真を公開。口ひげに恰幅の良さがわかるコート姿、《この頃すでに父親が放つ圧倒的な覇王色に気づいてしまっていた…》というキャプションにも納得のボス感です。

血筋なのか、やり手ファンドマネージャーや忠義に厚いヤクザ、権力に屈しない法医学者など、ワイルドで圧のある役が多かった大森。『わたナギ』で「かわいいおじさん」の一面を見てしまった今、あと何作かはその余韻に浸りたいものです。

◆北大路欣也(俳優)

ドラマ『半沢直樹』(TBS系)で大手銀行の頭取役を演じ、作品に重厚感を与えている北大路欣也(77)。1956年公開の映画『父子鷹』で12歳でデビューして以降、長きにわたり日本の芸能界を支えてきたことはご存知の通りです。

父は東映の看板俳優だった市川右太衛門(享年92)。“ドル箱シリーズ”と言われた『旗本退屈男』で時代劇映画の黄金期を築き、主役しかやらないというトップスターでした。『父子鷹』は親子共演作です。

2015年には、芸術などの分野に貢献した人に贈られる「旭日小綬章」を受賞した北大路。今年喜寿を迎えましたが、ドラマや映画、CMなどオファーが途絶えることはありません。「北大路さんほど威厳や貫禄のある俳優はいない」という業界の評は、一般視聴者も感じるところ。元気な限りカメラの前に立ち続けてもらいたいですね。

◆佐藤浩市(俳優)

7月公開の映画『一度も撃ってません』で、息子の寛一郎(24)と初共演を果たした佐藤浩市(59)。完成報告会では、「説明セリフが多くて、2、3回ほどNGを出したら、息子に冷ややかな目で見られました」と語り、笑わせました。

主演を務めた俳優の石橋蓮司は「三世代と共演させてもらった」と感慨深げに語っていましたが、佐藤もまた二世。父は名俳優、三國連太郎(享年90)です。

佐藤が小学5年生の時に父親は家を出て、中学に上がる前に両親は離婚。19歳で役者の道に進んだ時には、「親子の縁を切りましょう」と三國から切り出されたことを『女性自身』(3月24・31日合併号)で語っています。

共演作は映画『美味しんぼ』(1996年)など4作。たびたび父子の「確執」が報じられましたが、佐藤は「それほど仲が悪かったわけではない」と言います。三國連太郎の長男として酸いも甘いも経験し、自身の息子もまた同じ道を歩む――。三世代のはざまで思う気持ちは、我々には計り知れません。

◆中井貴一(俳優)

昨年公開の映画『記憶にございません!』で佐藤と共演した中井貴一(58)は、1940~60年代にかけて活躍した二枚目俳優、佐田啓二(享年37)の息子です。

中井が2歳の時に、父は交通事故で他界。「肌のぬくもりも知らなきゃ声も知らない」と、昨年9月放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)で語っています。

俳優になるつもりはなかったものの、大学生の時にスカウトされて芸能界入り。「(父の)背中を見たい感じたい。自分の将来をそこで決めたいっていうのがあった」と同番組で明かしています。

TBS系ドラマ『ふぞろいの林檎たち』(1983~97年)、映画『ビルマの竪琴』(85年)など、中井の代表作は多数。2003年には映画『壬生義士伝』で日本アカデミー賞最優秀賞主演男優賞を受賞。近年ではフジテレビ系ドラマ『最後から二番目の恋』(2014年)や『記憶にございません!』など、ヒット作を挙げればきりがありません。天国の父親も鼻が高いことでしょう。

◆田村高廣・田村正和・田村亮(いずれも俳優)

美しい顔立ちと演技力で銀幕ファンを魅了した昭和の大スター、阪東妻三郎(享年52)。その3人の息子、高廣(享年77)、正和(77)、亮(74)は父と同じ道に進み、「田村三兄弟」と呼ばれました。

1953年に父が亡くなると、長男・高廣が翌54年に映画デビュー。三男の正和は60年、四男の亮は66年に芸能界入りしました。まさに俳優一家ですが、「演劇論なんて何一つやらない」とは亮の談です。

正和は、18年2月に放送されたスペシャルドラマ『眠狂四郎 The Final』(フジテレビ系)を最後に隠居生活中。昨年、『女性自身』が直撃したところ「やり切ったから『静かに死にたい』っていう感じかな」と寂しい言葉を残していました。大ヒットドラマ『古畑任三郎』(同)がキャストを変えて復活するとの噂もあり、もう一度輝いている姿を見たいと多くの人が思うところでしょう。

日本を代表する名優たちもまた、サラブレッド。そしてそのDNAは、次の世代へ受け継がれていくようです。

<文/女子SPA!編集部>

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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