『E.T.』の名子役、ドリュー・バリモアの栄光と挫折 昔から現在までを映画で振り返る

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子役として成功を手にするも、わずか13歳で薬物・アルコール依存症のリハビリセンターに入所したことで知られる、女優のドリュー・バリモア。

栄光と挫折を経験するも、その後はキャリアを立て直し見事に復活を果たした彼女ほど、『波乱万丈』という言葉が似合う存在はいないでしょう。

子役としてのドリュー・バリモアの名を一躍広めた『E.T.』から、母親との確執、転落から復活までを彼女の代表作とともに紹介します。

『E.T.』で天才子役として有名になったドリュー・バリモア

生後間もない頃から子役として活躍していたドリュー・バリモア。映画『アルタード・ステーツ/未知への挑戦』で映画デビューを果たした後、人生の転機となる作品に出演します。

それが、スティーヴン・スピルバーグによる世界的ヒット作『E.T.』でした。

ドリュー・バリモアは、同作で主人公・エリオットの妹役を熱演。同作での演技が高く評価され、一躍、人気子役の仲間入りを果たしました。

荒れた私生活を感じさせない『炎の少女チャーリー』での演技

人気子役となった一方、学校の同級生たちからは嫉妬の対象となり、いじめにあっていたというドリュー・バリモア。

わずか9歳で飲酒と喫煙、10歳で大麻、12歳にはコカインと、薬物に手を出すほどにまで私生活は荒れていました。

しかし、1984年公開の映画『炎の少女チャーリー』では、そんな荒れた私生活をみじんも感じさせない演技を披露しています。

スティーブン・キングの小説『ファイアスターター』を映画化した同作で、ドリュー・バリモアは主人公のチャーリー・マクギー役として出演。大人顔負けの鬼気迫る演技は、誰もが圧倒されるはずです。

17歳とは思えない魅力を放つ『ボディヒート』

13歳でリハビリ施設に入所するも、退所後に自殺未遂を起こし再度入院…ドリュー・バリモアは10代にして、人生のどん底を味わったといっても過言ではありません。

しかし、自身の今後を考えたドリュー・バリモアは、すべての問題は母親の存在にあるとし、決別を決意。当時、ドリュー・バリモアは15歳という若さでした。

独立を求めて起こした裁判に勝訴したドリュー・バリモアは、母親との決別後、これまでのキャリアを立て直すかのようにオーディションを受け続けます。

そんな中でやっと手に入れた大役が、1992年公開の映画『ボディヒート』のアイヴィ役でした。

同作で、17歳とは思えない色気をかもしだすドリュー・バリモアは、これまでの子役やゴシップにまみれた自身のイメージを払拭するかのような大胆な演技を披露。

ドリュー・バリモアにとって『ボディヒート』は、女優として、いい意味で新たなスタートを切った作品といえるでしょう。

童話の『シンデレラ』を脚色した『エバー・アフター』

1998年公開の映画『エバー・アフター』で、主役を演じているドリュー・バリモア。

誰もが知る童話『シンデレラ』をアレンジした同作は、「『シンデレラ』を実写化した作品の中でも一番」との声が上がるほど、評価の高い1作です。

ドリュー・バリモアが製作総指揮を務めた『25年目のキス』

人生のどん底を経験したドリュー・バリモアにとって、世間に完全復活を印象づけた1作が『25年目のキス』といえるでしょう。

ドリュー・バリモアが初めて製作総指揮を手掛け、主演も務めた『25年目のキス』は、全米で初登場1位を記録するなど大ヒット。

劇中のドリュー・バリモアのキュートな魅力もさることながら、女優以外の才能も開花させた記念すべき1作です。

ドリュー・バリモアの最大のハマり役『チャーリーズ・エンジェル』

復活後のドリュー・バリモアを語る上で、『チャーリーズ・エンジェル』は欠かせません。

ドリュー・バリモアが出演・制作を務めた同作は、2000年に第1作が公開され、今も根強い人気を誇ります。

共演者であるキャメロン・ディアス、ルーシー・リューとは今も親交があり、『チャーリーズ・エンジェル』公開20年目には、スリーショットを自身のインスタグラムに公開し、ファンを喜ばせました。

日本でもリメイクされた人気作『50回目のファースト・キス』

日本でも、山田孝之さんと長澤まさみさん共演でリメイクされた『50回目のファースト・キス』。

事故の後遺症のため、一夜で記憶がリセットされてしまうヒロイン、ルーシー・ホイットモア役を、ドリュー・バリモアが好演しています。

『25年目のキス』のほか、ラブコメ作品への出演も多いドリュー・バリモア。『50回目のファースト・キス』でも『ラブコメの女王』としての魅力をあますことなく発揮しています。

長編映画監督デビュー作品となった『ローラーガールズ・ダイアリー』

ドリュー・バリモアの長編映画監督デビュー作品となった『ローラーガールズ・ダイアリー』。ドリュー・バリモアは同作にスマッシュリー・シンプソンとして出演もしています。

2人の子宝にも恵まれ、女優、監督、司会者、コスメプロデュースなど多忙を極める現在のドリュー・バリモア。現在の彼女からは、昔の荒れた私生活はまったく想像できませんが、過去の挫折があるからこそ、今の成功を手にしたともいえます。

未来を変えようと自らの力で道を切り開いてきたその強さが、ドリュー・バリモアの最大の魅力なのかもしれません。


[文・構成/grape編集部]

出典 drewbarrymore

当記事はgrapeの提供記事です。

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