人身事故の小田急新宿駅で即興の生演奏 “粋”なはからいが話題に

wezzy

2020/9/16 14:30


 9月14日深夜1時半頃の新宿駅、人身事故の影響で小田急電鉄の終電がストップし、駅構内には待ちくたびれて座り込む人々の姿があった。運行再開のめどが立たぬなか、多くの人が疲労や苛立ちを抱え、暗く澱んだ雰囲気だったという。そんな時、突如としてホームにある音色が鳴り響いた。

9月15日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)で取り上げたそんなニュースが、「かっこいい話」とネットで話題を呼んでいる。

午前0時30分に小田急線三宮橋駅で人身事故が発生し、新宿駅から経堂駅間で一時運転を見合わせることとなった。そんななか、運行再開を待つ新宿駅のホームに居合わせたサックス奏者の二人が即興の生演奏を披露、即席の演奏会が始まったのだという。

二人は「香水」や「情熱大陸」「名探偵コナンのテーマ」など人気アニメソングやJ-POPなど十数曲を演奏し、居合わせた人たちからは自然と手拍子が。暗く澱んでいた空気がパッと明るくなったそうだ。

番組では、そのサックス奏者である奥野祐樹さんと太田大地さんを取材。実は二人は2015年に結成されたサクソフォンの四重奏団「Adam」というグループで、「ザルツブルグ=モーツァルト国際室内楽コンクール2015年」サックス四十奏で初の1位を受賞した実力の持ち主だった。

当時の様子について奥田さんは、<周りからちょっと1曲吹いてみてといった声をいただいて、演奏を始めた>と語る。駅員には相談せずに演奏を開始したが、止められることはなく、どうぞどうぞ吹いてくださいと言うようなジェスチャーをしてくれたため、10分間ほどの即席演奏会ができたという。

二人の演奏を止めなかった小田急電鉄にも賞賛の声が集まっているようだ。小田急電鉄CSR・広報部は<本来駅構内での楽器演奏はご遠慮いただいているが、殺伐としていた雰囲気が演奏によって和やかになったなどの事情に鑑みサンキューカードをお渡しした>とコメントしていた。

偶然にも番組MCの小倉智昭氏は「Adam」のCDを持っているといい、<彼らが音楽賞取ったのがちょっとだけニュースになって、このアルバム(昨年発売された「Adam」のCD)持ってる。まだメジャーデビューしてないと思うので、これを機にぜひメジャーデビューできるといいよね>と彼らを応援するコメントで締めた。

当記事はwezzyの提供記事です。

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