旨味たっぷりのワンタン麺。肉&えびワンタンとチャーシューがたまらない!/いしはら(西荻窪)

日刊SPA!

2020/9/16 08:30

―[麺すすり子のラーメン巡礼]―

こんにちは。ほぼ毎日ラーメンを食べる会社員、麺すすり子です。

◆完成するまでの高揚もうれしいワンタン麺

ラーメンがそのお店でしか食べられない唯一の食べ物であることはまちがいないのですが、その唯一無二のお味を作り出しているのは、丼の中だけでなく、お店の雰囲気でもあるなぁ~としみじみ思うすすり子です。

この味はこの雰囲気の中でこそ生まれる。そんなことを感じさせてくれるお店が、東京都西荻窪にある『支那そば いしはら』さんです。

「1人? どうぞ」と席を案内されると、先客さんが席をつめ合って席を開けてくれます。席について「ワンタン麺(ミックス)」(1210円)を注文。静かな店内で、お客さんが店主さんの手さばきをじっと見守ります。熟練した店主さんの絶妙なさじ加減を、固唾を飲んで見守る感じ、とてもすきです。ラーメン屋さんのこの一体感。

目の前で店主さんが作り上げてくれた一杯が着丼。こちらが「ワンタン麺(ミックス)」です。ミックスというのは、肉と海老のミックス。自分の丼が完成するまでのワクワクドキドキも相まって、テンションが遠足前の小学生並のそれ。大人になってもこんなに興奮できちゃうからラーメンはラブ。

早速、スープからいただきます。あっさりだけど、お口の中でふわっと残り続けるスープ。沁み入ります。動物と魚介のダブルスープ。これだなぁ。体が素直によろこぶ味です。

このスープから現れるしなやかな中細麺。芯を感じるような硬さでもなく、柔すぎるわけでもない。全然主張してこないのに、圧倒的ここにいないとダメ感。これが店主さんの長年の感覚で茹であげられた麺だからたまりません。

タイマーも使わず、細かい計量もせず、それでいてとんでもなくうまい麺を出してくる店主さんと出会ったとき「麺職人」という言葉しか思い浮かばないのですが、この言葉、お借りしてもよろしいでしょうか???

◆個性豊かなトッピングがたまらない!

そして、このワンタンたち。プルプルの皮にたっぷりの餡がつまっています。肉ワンタンはコショウが効いていて、パンチのあるお味。

海老ワンタンは、海老のすり身がぎっしり。すり身で凝縮されたほうがむしろ海老感を感じるという新発見。

さらにこのチャーシュー。ここのチャーシューを食べるたび、チャーシュー麺にしなかったことをプチ後悔するのですが、「ワンタンも食べたかったんだもん!」と言って自分を慰めます。この甘みがたまらない。本当に甘い。チャーシューが甘いって幸せなのね。「どんな味付けしちゃってるの⁉」って店主さん見つめちゃう。ここでしか出せない味付け、たまりません。

ここでしか食べられない味はもちろん、雰囲気まるっとで「おいしい」って感じちゃうお店。この感覚、すきになっちゃってほしい。

ごちそうさまです!

―[麺すすり子のラーメン巡礼]―

【麺すすり子】

ほぼ毎日ラーメンを食べる会社員。豚骨ベースの鹿児島ラーメンで育ち、18歳で上京してラーメンの幅広さと奥深さに取り憑かれる

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