小泉今日子、会社経営の難しさを痛感「数字が弱いんだってことが浮彫りになりました(笑)」

TOKYO FM+

2020/9/14 11:40

アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」。9月9日(水)の放送は、女優・小泉今日子さんがゲストに登場。現在公開中の映画「ソワレ」の舞台裏エピソードや独立してからの仕事の変化について語ってくれました。


(左から)坂本美雨、小泉今日子さん

坂本:村上虹郎さん主演の映画「ソワレ」が現在公開中です。この映画は、小泉今日子さんと豊原功補さんが映画のプロデュースをされた、はじめての作品です。

小泉:そうなんです。私は豊原功補さんのアシストをする立場でしたけど、はじめて、がむしゃらにプロデューサーをやってみました(笑)。

坂本:虹郎さんから、小泉さんは率先して裏方の仕事をなさっていたとお聞きしました。朝の5時半に(ホテルにスタッフが)迎えに来たと思ったら小泉さんと豊原さんだった、というエピソードもありました(笑)。

小泉:映画は全編和歌山でのロケでしたので、潤沢なスタッフが揃えられなかったんです。宿泊費から移動費まででけっこうかかってしまうので、暇な人は誰でも働くという状態で。私たちも東京から自分たちの車で移動したんですけど、そうすると“車両部”に自然と入れられてしまうんですよ(笑)。移動した翌日の車両表を見たら、頭数に入っていました。「5時に村上移動。小泉車」みたいなことが書かれていて、「あ、そうなんだ」みたいな感じですよ(笑)。

坂本:(笑)。

小泉:それ自体は構わないんですけど、役者さんを乗せているわけですから、気楽には運転できないですよね。あとは、東京からいろんな役者さんの出入りがあるので、そのときは車で迎えに行きました。「えっ! 小泉さんが来るんですか!?」と、みんな恐縮されていました(笑)。本当に初めてのことで、1から100まで学ぶべきだと思っていたので、いい経験でしたね。

坂本:小泉さんは以前、舞台も製作されていましたよね。それとはまったく異なる経験でしたか?

小泉:まったく違いますね。舞台というのは日程、上演数、客席数が決まっているので、そこから大きくズレるということはそんなにないと思うんですよ。一方で、映画は先が見えないなかで撮影があって、それから編集や音楽を入れる工程があるから、とても時間がかかるんです。そして、映画自体はやっと公開されましたが、ゴールはまだまだ先なんですよね。

坂本:どれだけお客さんが入って、どれだけ話題になって、DVDになるのかとか、配信はあるのかとか、そういうやつですね(笑)。

小泉:そうそう。あと、今回はクラウドファンディングみたいなことや、和歌山で協賛して下さった方が沢山いたので、そのリターン商品の発送もこれから控えているんです。

坂本:そこまでやるんですか!?

小泉:お礼のメッセージ動画を撮って、編集をして、(DVDに)焼いて送るみたいなこととか(笑)。私は株式会社明後日という制作会社を設立しているのですが、そちらの社員さんにも手伝ってもらっています。もうなんにも終わらない(笑)。

坂本:今、小泉さんの話をラジオで聴いて「手伝いますよ!」と言ってくださる方、たくさんいると思いますよ(笑)。

小泉:本当? 募集しようかな(笑)。

(中略)

坂本:「ソワレ」主演の村上虹郎さんから、「ハマっているものは何ですか」という質問が小泉さん宛に届いています。

小泉:外出自粛期間中は、配信でいろんな海外ドラマを観ましたね。だけど最近は観ることに疲れてしまったので、家で音楽やラジオを聴いています。特に出勤前の朝の時間帯が多いです。音楽を聴いていると「この歌は誰が歌っているんだろう」って新たな発見があったりするので、音を聴く時間に今はハマっていますね。

坂本:そうなんですか。ラジオからの音楽って、偶然の出会いがありますよね。小泉さんも会社に出勤されるんですね。

小泉:お昼ぐらいまでには行く、“社長出勤”的な感じですね(笑)。それまでは家で執筆や仕事の準備をしています。

坂本:2015年に明後日という会社を立ち上げられましたね。

小泉:舞台の製作をしてみたいなと思って設立した会社です。2018年に、それまでずっと所属していた事務所から独立をして、全部自分たちで仕事をするようになりました。

坂本:ご自身が出演される作品もマネージメントされるのでしょうか。

小泉:そうですね。

坂本:マネージャーさんはいらっしゃらないのですか?

小泉:いないですが、会社にデスクの子が1人います。もともと、1人で行ける現場は1人で行っていたタイプなので、これまでとあまり変わらないです。ただ、今までよりも自由であることは実感しますね。組織に所属していると、自分の意志だけではできないことがあったりするじゃないですか。独立するとそういった部分がないので、今はすごく自由だなと思いますね。

坂本:私も2019年に独立して、フリーランスのマネージャーさんと一緒に仕事をしているんです。自分でやるってすごく自由だけど、責任もありますね。それに、自分だけじゃ自分の魅力がわからなかったりするんです。あと、お金のことは完全にマネージャーさんにお任せしています(笑)。自分の不得意な分野が浮彫りになりましたね。

小泉:私も同じです。舞台や映画の製作をしていたら、私は数字が弱いんだってことが浮彫りになりました(笑)。あと、自分は楽観視し過ぎるところがあって、ついつい「やっちゃえばいいじゃん!」って動いてしまうんですよ。だけどそれをとがめられて、「すみませんでした」って謝ることがよくあります(笑)。

坂本:(笑)。

小泉:楽観的な発想から生まれることもあるけど、慎重に進めなければ始められないこともあるということですね。みんなが役割を持っていれば楽しく仕事ができるかなと思います。

小泉さんの会社「明後日」主催の公演が2020年10月1日(木)から本多劇場にてスタートします。チケット等詳細は公式サイトをご確認ください。

9月15日(火)のゲストは武田真治さんです。毎回、多彩なゲストとの楽しいトークや素敵な音楽をお届けします。お楽しみに!


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聴取期限 2020年9月17日(木)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:坂本美雨のディアフレンズ
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週月~木曜11:00~11:30
パーソナリティ:坂本美雨
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/dear/

当記事はTOKYO FM+の提供記事です。

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