コロナで婚活が絶不調に。37歳男性も「出会えたのは61歳の女性だけ」

女子SPA!

2020/9/11 08:47

【おおしまりえの幸せな人生の迷い方】

恋愛ジャーナリストのおおしまりえです。

◆コロナ以降の婚活ってどうなの?

新型コロナウイルスで対面でのコミュニケーションが取りにくい現在、コロナ以降も婚活している人はどのような気持ちでいるのでしょう。様々な方の話を聞くと、人との距離のはがゆさや、見えない将来への不安を感じる場面があるようです。

<※編集部注:マッチングアプリ「Pairs」を運営する株式会社エウレカの調査によると、今年5月時点で「婚活・恋活している」は30%、「していない」は70%。していない人のうち、64%は「以前は活動していたが、新型コロナウイルスの影響で現在活動を休止している」。コロナで婚活・恋活をストップしている人が、いかに多いかがわかる。

(調査対象:全国2704名、18~59歳の独身男女・交際相手なしの一般消費者。調査期間:2020年5月14日~15日にオンライン調査)>

婚活に悩んでいるのは、女性も男性も同じこと。今回紹介するのは、現在公務員として働く京介さん(37歳・仮名)。失恋を機に婚活を始めた彼ですが、今まさに今後どうするかを悩んでいるようです。

◆失恋をきっかけに婚活をスタート

都内で公務員として働く京介さんは、今年に入って婚活を始め、コロナ禍を迎えた一人です。使用しているのはマッチングアプリ1社。約9ヶ月の婚活で出会った女性は4人です。

「元々職場に好きな人がいたんです。でも振られてしまい、その後も密かに気持ちがありました。しかし先月、彼女が結婚することを人づてに聞いたことがキッカケで、婚活をはじめました。

彼女からある程度好かれていると思っていたけれど、結婚報告すらしてもらえない存在だったのかと思ったら、30代後半にもなって何やってるんだという気持ちになりまして」(京介さん。以下同)

一人の人を誠実に思い続ける京介さんですが、なぜそこからマッチングアプリ1社という選択をしたのでしょう。

「職場の後輩にマッチングアプリPで出会って結婚した人がいたからです。彼がすすめてくれたので始めたものの、最初は凄く抵抗がありました。結婚って、本来は出会ってから相手を好きになり、その結果将来を考えて決めるじゃないですか。

でも婚活って、結婚という目的のために人と出会い、条件をみたりすり合わせたりして決めていくわけですよね。そういった逆算からのやり方が違和感でした」

マッチングアプリに抵抗がある人は多数いますが、その多くは「出会えない自分を認めることが嫌」といった理由だったりします。そう考えると、京介さんが話す理由は、本質に根ざした理由かもしれません。

◆アプリで4人と出会うが…

誠実な人柄は誠実な結果を生み出すものですが、京介さんはマッチングアプリを通じ、コロナ以前に4人の女性と対面することになります。

「4人中、2人は合わないなといった感じでした。残る2人は趣味も合うので、個人的にはいいなと思ったりもするのですが……なかなか思った通りにはいかないものですね」

弱気に話す京介さんですが、その理由はマッチングアプリでご縁をつなぐ難しさが関係しています。

「最初に良かったと思ったAさん(30代中盤)は、2回目のデートをし、もう少し会って仲を深めたいなと思ったタイミングで突然連絡が途絶えました。

もうひとりの女性Bさん(30代前半)は、コロナ前後で合計4回会っており、年齢や諸条件的にも申し分ないんです。でも、僕が言うのもおこがましいのですが、正直喋っていて、合わないわけじゃないけれど、全く楽しくないんです」

マイナスポイントをあげても仕方ないんですけどねと前置きした上で、京介さんはBさんについて、「ちゃんと働いているし、休みも土日で合う。趣味も合っていると思うけれど、恋愛感情のような気持ちが湧き上がる感じや、本音を語り合えているといった実感が全くない」といいます。

正直筆者が彼の立場であれば、迷わず「ナシ!」と思ったのですが、彼が悩むのは、ご自身の年齢や置かれた状況への危機感と合わせて、コロナ禍という状況もあるのかもしれません。

◆コロナ以降、全くマッチできない!

「4人の方とやり取りをしたのは、全部1月末~新型コロナによって自粛要請が出る前のことです。4~5月の在宅期間は僕も外出しませんでしたし、新しくマッチできた人はいません。そこから今日までもマッチ出来た人はたった1人。それもプロフィールを見たら61歳で、これからどうしたものかという感じです」

元々ガツガツ進む方ではないし、女性から積極的に求められるタイプではないという京介さん。なんとコロナ禍以降、女性と全くマッチできなくなってしまったそうです。

最近増えつつあるオンラインデートやオンライン合コンの類は、「どうやって話したらいいか分からないし、将来を見据えた方といきなりオンラインで話すことには抵抗がある」という理由から手を出せていないそうです。誠実ゆえの価値観が、京介さんの婚活への足を引っ張ります。

◆「ベストではないけれど…」恋愛の妥協が増えた!?

京介さんに限らず、コロナ禍以降マッチ数が減ったり、新しい出会いの難しさにより「ベストではないけれどこの人にすべきか」「人との出会いがなさすぎて不安」といった弱気な選択に迷う声はたびたび耳にします。

例えばある美容関係の25歳の女性は、マッチングアプリで出会った方とコロナ禍以降にデートしたものの、合わないという現実に絶望感をつのらせ、今は活動をストップしているといいます。

「これからどうやって異性と出会えるのか全然分からない。マッチングアプリでピンと来る出会いもイメージできないし、リアルな出会いもガクンと減った状況で、本当に彼氏が出来るのか不安」と彼女は話します。

今回お話を聞く最中、リアルな出会いの場を京介さんにいくつかお伝えしたところ、最後には「もう少し積極的に活動してみようかな」と話していました。

最近ではマッチングアプリの利用者も戻りつつあるといいますから、ぜひ誠実な彼にふさわしい、良い出会いが巡って来て欲しいものです。

<取材・文・イラスト/おおしまりえ>

【おおしまりえ】

水商売やプロ雀士、素人モデルなどで、のべ1万人以上の男性を接客。現在は雑食系恋愛ジャーナリストとして年間100本以上恋愛コラムを執筆中。Twitter:@utena0518

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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