『豆腐一丁』の重さはどのくらい?気になるカロリーやお手軽レシピを紹介

E・レシピ

そのままでもおいしく食べることができ、料理へのアレンジも幅の広い豆腐。ご家庭によっては毎日食卓にのぼることもあるのではないでしょうか?

普段当たり前に食べている豆腐ですが、お店に売っている豆腐のパックは量もまちまちですよね。この記事では、豆腐一丁当たりの大きさやカロリー、気になる栄養素などについてご紹介いたします。また、豆腐を使った簡単でお手軽なレシピも載せていますのでぜひ毎日の献立の参考にしてくださいね。

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■豆腐一丁の大きさは何グラム?
料理をする際、レシピを見ると「豆腐一丁」と記載のあるものをときどき見かけることがあります。しかし、スーパーの豆腐コーナーにはさまざまな大きさと種類の豆腐が並んでいますよね。そんなとき、「豆腐一丁ってどのくらいの大きさのものを指すんだろう」と迷ったことはありませんか?

・豆腐一丁の重さは地域によって違う




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実は豆腐は地域色の強い食材で、一般的に「豆腐一丁」と呼ばれるものの大きさも重さも日本各地で違います。豆腐の「一丁」という呼び方は、大きさや重さを表す単位ではなく、「一つ」「一個」などのように数を表す単位なのです。

・地域別の豆腐一丁の重さ


豆腐一丁の重さはその地域の歴史や食文化に大きな影響を受けていて、地域ごとに大きさや重さが大きく違いました。

現在スーパーなどでよくみる豆腐一丁は、ある程度大きさが統一されているようで、東京の都心で約300~345g、地方では350~400gで売られていることが多く、都内の方が小さい傾向があります。これは、都心で核家族化が進んでいることなどが背景にあるようです。ちなみに、沖縄には独特の歴史を持った島豆腐や沖縄豆腐と呼ばれるものがあり、一丁の大きさは800~1kgと大きな単位で売られています。

・豆腐一丁の重さに決まりはない




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このように豆腐一丁には明確な大きさの決まりがなく、どんなに小さくても一塊の豆腐は「一丁」と呼びます。そのため幅広い商品を取り扱う製造メーカーなどでは「g」で呼び分けることが多いそうです。

もし、レシピなどに「豆腐一丁」と記載されていて迷った場合は、豆腐のパッケージの内容量を確認しましょう。大体300g前後のものを用意すれば、お菓子など繊細な料理でないかぎりは大丈夫でしょう。

■豆腐はどうして一丁と数える?
かつて豆腐の大きさは、地域ごとに大きく違ったようです。そこで、基準を大きさとせず『一丁』というように個数で呼ばれるようになったのではないかと言われています。

・豆腐を『丁』と数える由来




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では、なぜ豆腐は「丁」と呼ばれるようになったのでしょう。これに関しては諸説あり、「丁」という漢字が偶数を表す所からきているといった説や、豆腐の角ばったかたちからという説があります。

日本豆腐協会でも正しい由来は把握していないようで、「正確な所はわからない」が答えのようです。

・豆腐は『パック』で数えることも




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家庭や個人の経営する豆腐屋さんなどでは「丁」で数えることも多い豆腐。いっぽう、スーパーや食品メーカーでは「パック」で数えられることが多いようです。昔はプラスチック製のパックなんてありませんでしたから、時代の変化が豆腐の数え方にも影響したと考えられますね。

・料理に使う豆腐は『グラム』で確認するのがベスト




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先程少しふれましたが、豆腐のパッケージには内容量が「グラム」で記載されています。また、最近は大抵のレシピでも「グラム」で必要量が載っていますので、ご自分で確認する際は「グラム」で統一するようにしておくと、失敗を避けることができます。

お買い物を頼む際や、誰かに豆腐を使ったレシピを教えたりするときは「グラム」で伝えてあげた方が、わかりやすくて親切かもしれませんね。

・高野豆腐も『一丁』と数える




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高野豆腐は、凍り豆腐や凍み豆腐などとも呼ばれており、由来はそれぞれにあるようです。そもそも、高野豆腐は高野山の精進料理として生まれ、江戸時代には高野山の土産物として全国的に広まったとされています。高野豆腐と呼ぶ地域が多いのはこのことが背景にあるようです。

一方で、凍り豆腐や凍み豆腐は、寒さの厳しい地方で偶然にの産物として発見されたり、兵糧研究の末に誕生したものとされています。どれも呼び方によって誕生した経緯などは違いますが、基本的に同じ製法の同じ食べ物です。

高野豆腐は一丁、一枚、一連などと数えられていて、一丁当たりの重さは100g前後とされています。

■豆腐一丁の値段の違い


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現在、大きさや用途別にさまざまな豆腐が売り場で賑わいを見せています。値段も、商品やメーカー、お店によって幅広く設定されていますよね。では、豆腐の値段の幅があるのにはどんな事情があるのでしょう。

・豆腐は値段の幅が大きい


地域などにもよりますが、安い豆腐は一丁当たり20~30円前後で見かけることもあります。インターネット通販などで見かける高級なものは一丁が1,000円前後する物も。ここまで高いと材料や製法にこだわっていることは一目瞭然ですが、実際スーパーなどで見かける30円前後の豆腐と、100円~数百円するような豆腐にはどういった違いがあるのでしょう。

・大豆が国産か輸入かで大きく違う




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値段の違いに直結している原因は、豆腐の原料である大豆にあります。大豆以外の食材でもそうですが、輸入品よりも国内産の物の方が原価が上がることが多いです。国内産の大豆を使った豆腐は甘みが強く、より白い色に仕上がるといった特徴があるようですよ。

ただし、同じ大豆でも濃い豆乳を使うと原価や味にも変化が生まれるようで、必ずしも国産の大豆を使った豆腐が良いというわけではありません。あくまでも、値段の面では国産が高級ということです。

・凝固剤の違い




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豆腐の凝固剤と言えば、有名なものはにがりですよね。豆腐作りには古くから天然のにがりが使われていましたが、現在は塩化マグネシウムや硫酸カルシウム、グルコン酸なども凝固剤として使われます。

これらの凝固剤はにがりよりも安価です。また、本来より少ない豆乳で豆腐を作れる凝固剤もあるので、結果として一丁当たりに使用する大豆の量も減り、お手頃な値段の豆腐を実現しています。

豆腐は、メーカーや商品によっても味・弾力など大きく異なる商品です。どんな豆腐が好きかは人それぞれですし、安いからダメというわけではありません。たとえば、輸入大豆からできた豆腐でも、おいしいものもありますので、目的や好みによって上手に使い分けることがおすすめです。

■豆腐の栄養は


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近年、豆腐は低カロリーで良質なたんぱく質が摂れることから、若者たちの間でも注目されている食品です。そもそも、昔から豆腐を積極的に食べている地域の人たちには長寿者が多かったことから、長寿食としても知られていました。

豆腐の栄養素として主として知られているのは植物性のたんぱく質ですが、ミネラルやビタミンなどの機能性食品としての成分も含まれていますよ。

・豆腐のカロリー


豆腐は主に絹、木綿など種類があり、それぞれ製法が違うため、カロリーも違ってきます。種類ごとにカロリーをまとめてみました。
100gあたり
木綿豆腐 : 80kcal
絹ごし豆腐 : 62kcal
充填豆腐 : 59kcal
焼き豆腐 : 88kcal
高野豆腐 : 536kcal


・豆腐の糖質


同様に糖質もまとめてみましょう。豆腐はカロリーが低いうえに糖質も低いので、今注目されている低糖質ダイエットにもおすすめです。さらに、たんぱく質も豊富なため、筋肉をつけたい人にも適した食品なのです。
100gあたり
木綿豆腐 : 糖質1.2g
絹ごし豆腐 : 糖質1.7g
充填豆腐 : 糖質2.2g
焼き豆腐 : 糖質0.5g


・豆腐一丁は食べ過ぎ?




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豆腐は健康食品としても近年注目されていますが、体にいいからといって、食べ過ぎるとかえって体に毒になってしまいます。どんな食品でもそうですが、適量を守ることは大切ですね。特に、豆腐に含まれる大豆イソフラボンは、女性の更年期障害や女性ホルモン減少による諸症状への効果も期待されていますが、摂りすぎると逆にホルモンへ悪影響を及ぼす危険もあります。

もちろん普通に食べている分には全く問題ありません。くれぐれも長期に渡って大量に摂取するというような事は避けましょう。また、豆腐だけですべての栄養素をカバーできるわけではないので、ほかの食品とのバランスを見ながら摂取することが大切です。

豆腐はたんぱく質の多い食品なので、肉や魚と同類されますよ。豆腐を食べるときは、ほかのたんぱく質を減らすなどしてバランスを取りましょう。一日の摂取量は木綿なら3/1丁、絹ごし豆腐なら2/1丁を目安として、ほかの食品からも栄養を摂取することが大切です。

■豆腐一丁使い切りおすすめレシピ


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豆腐はどんな食材にも合う万能なアイテムですよね。さらに、栄養価も申し分なくお財布にも優しいという頼もしい食材です。食卓に上手に豆腐を取り入れることで料理のバリエーションも広がり、いつもの献立に手軽に一品そえられますよ。

豆腐を使ったおすすめレシピをご紹介しますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

・定番『冷奴』をアレンジ




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・たぬきやっこ


豆腐の定番料理の冷奴ですが、いつも同じ味だと飽きてしまいますよね。いつもの冷奴のタレやトッピングを少し変えるだけでも違うメニューとして楽しめます。また、めんつゆや天かすは子ども受けもいいので、お子さまがいらっしゃるご家庭には特におすすめです。


材料
絹ごし豆腐 150g
天かす   お好みで
かつお節  約5g
めんつゆ  大さじ1(2倍や3倍濃縮がおすすめ)
お好きな薬味 万能ネギや青のりなども合います


  1. 豆腐を食べやすい大きさに切る

  2. 天かす、かつお節、お好きな薬味を乗せてめんつゆをかける

  3. めんつゆの量はお好みで増やしたり減らしたりしてください


・ボリューム満点『肉豆腐』




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野菜、豆腐、お肉とバランスよく栄養がとれ、ボリュームもあるので、これだけでおかずの主役として活躍してくれます。甘辛味で万人受けする味なので、献立に困ったときはぜひ活用してみてはいかがでしょうか?


材料A
木綿豆腐(焼き豆腐でも)   300g
牛肉            250g
玉ねぎ(長ネギでも)     中サイズ一玉(長ネギの場合は一本)
小結白滝          一パック

材料B
水             200m
醤油            大さじ4
砂糖            大さじ3
酒             大さじ3
みりん           大さじ2
細粒和風だし        小さじ1 


  1. Bをボウルに入れ、合わせておく。豆腐は食べやすい大きさに切り、玉ねぎはくし切りに。白滝はほどいて軽く水洗いしておく。

  2. 鍋に油をひいて牛肉を加えて炒めます。肉の色がかわってきたら合わせておいたBと玉ねぎ、豆腐をくわえて少し弱めの中火で10分程煮ます。

  3. 白滝を加えて更に2分程煮て完成です。時間に余裕がある場合は一度冷ますことで味が染みます。すぐに食べる場合は少し煮詰めてもOKです。


・失敗しない『麻婆豆腐』




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コツは、とろみをつけるときに火を止めること。全体に水溶き片栗粉を混ぜ合わせてから再び火入れすると、失敗しにくくなります。豆腐はあらかじめしっかり水切りしておくと、後から水が出るのを防げますよ。


材料A
木綿豆腐     一丁(350g)
豚ひき肉     150g
にんにく     一かけ(チューブを使う場合は5センチ位)
しょうがチューブ 3センチ程
長ネギ      1/2本
豆板醤      小さじ1

材料B
酒         大さじ2
赤味噌       大さじ1
醤油        大さじ1
鶏ガラスープの素  大さじ2/1
砂糖        大さじ2/1
水         200ml  
ごま油       大さじ1


  1. 豆腐はセンチ角に切り、水切りしておく。長ネギ、にんにくはみじん切りにしておく

  2. フライパンに油(分量外)をひいて長ネギ、にんにくを炒める。ひき肉を加えて火を通したらチューブのしょうが、豆板醤を入れ(ニンニクチューブを使う場合はここで加える)Bを加えてひと煮たちさせる

  3. 豆腐を加えて3分程煮たら火を止め水溶き片栗粉を加えて木べらなどで全体に混ぜ合わせる。再度火をつけとろみがついたらごま油をいれて完成。


■豆腐は日本人を支える大切な食品


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豆腐の歴史は古く、奈良時代に中国から遣唐使によって伝えられたといわれています。現在でこそ当たり前に食べている豆腐ですが、江戸中期位までは身分の高い人しか食べられない特別な食べ物でした。

長い歴史の背景で、地域ごとの特色を帯びて少しずつ変化をしてきましたが、近年では体の機能性を増進する食品である『機能性食品』としても注目されています。長年日本人から愛されてきた豆腐を、これからも私たちの食文化として大切に後世に伝えていけたらいいですね。

《参考》
文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」PDF
日本豆腐協会「更年期障害予防」
(AYA)

当記事はE・レシピの提供記事です。

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