ロケットニュース24 7/11 10:28
ついに7月11日(土)に発売された『DRAGON QUEST IX 星空の守り人』(以下、DQ9)。多くのゲームショップやコンビニエンスストアでは午前7時から販売を開始するので、すでにソフトを手にとってプレイに熱中している人もいることだろう。
そんな『DQ9』だが、最近のシリーズにはあまりなかったいくつかの特徴があり、ここ数年の『DQ』シリーズを楽しんできた人にとっては、ちょっと意外な驚きがあるかもしれない。
そのひとつが、仲間キャラクターの自我のなさだ。自我とはつまり、自分で考え、個性を出し、物語に深く踏み込んでいくバックストーリーのあるキャラクター性がないのである。
同時に冒険できる(戦闘に参加できる)キャラクターは基本的に4人で、そのうちのひとりが主人公で、あとの3人が仲間キャラクターとなる。仲間キャラクターは “ルイーダの酒場” で見つけることができ、ビジュアルや職業などはクリエイトできるものの、性格やキャラクター性という意味での個性を持たせることはできない。
もうお気づきの方もいるかと思うが、まさにそれは『DQ3』の勇者と仲間達との関係と同じであり、主人公以外に物語りは存在しない。『ファイナルファンタジー』(以下、FF)シリーズでは、『FF3』が『DQ9』に近いゲーム性を持っているといえる。
ちょっと『DQ9』で乱暴に感じたのは、主人公が主体でストーリーが展開し、仲間キャラクターが “単なる労働力” になっている点だ。詳しくは言えないが、主人公しか入れない場所に入ると仲間が理由もなく消え、主人公が元に戻ってくるといつの間にか仲間が一緒になっているシーンもある。従来の『DQ』シリーズのクオリティで作っていれば、いなくなった理由や戻ってきた理由などを仲間に話すシーンを入れたはずである。
重ねて言うが、やはり『DQ9』の仲間キャラクターはあくまで労働力であり、ストーリーに深く関わることはない。戦闘をスムーズに進めるためのキャラクターでしかないと言っても過言ではない。
とはいえ、そんな仲間でもゲームを進めて成長させていくと愛着がわいてくるのは確かだ。ストーリーよりもゲーム性を楽しむという考え方もあるが、ストーリーあっての『DQ』シリーズと考える人も多くいるはずなので、同システムを採用している『DQ3』よりもお粗末な仲間キャラクターの展開は、やや残念と感じる人は少なからずいるのではないだろうか?
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