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第18回「IPPONグランプリ」徹底解説。余計なことを言う若林、重い石を欲しがるホリケン

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時は12月。山下達郎「クリスマスイブ」からの矢沢永吉「止まらないHA-HA」という、緩急のついたオープニングで幕をあけた『IPPONグランプリ』(フジテレビ系列)。

今回は史上最多6名の優勝経験者が参加。IPPONスカウトは行われず、初参戦は礼二(中川家)、柴田英嗣(アンタッチャブル)、石田たくみ(カミナリ)のツッコミ3名。大喜利No.1の座を手にするのは一体誰なのか?


Aブロック:「東京03に謝りたいと思います」
Aブロックの回答者はバカリズム、若林正恭(オードリー)、千原ジュニア、中岡創一(ロッチ)、柴田英嗣。第1問は「『大不幸中の小幸い』なことを教えてください」

初参戦の柴田、緊張したのか「刀でめった斬りにされたg……ごめんなさい!」と答えを噛んでしまう。「刀でめった斬りにされたがその傷跡がHAPPYになっていた」と言い直すも結果は0本になり、隣の中岡に背中をさすられる。空回りする気持ちを立て直し、第2問でIPPONを取ったときには立ち上がって狂喜乱舞。波が激しい。

第3問まで終えて、バカリズムが8本で単独トップという状況。第4問は「大物演出家が言いそうな訳の分からない事を言ってください」

・大根役者とかいわれ大根役者が、なに切り干し大根芝居してるんだよ!(ジュニア)
・ハイ!思春期に少年から大人に変わって!(バカリ)
・京都の~お野菜のように~(中岡)

ジュニアと中岡がIPPONを取っていくも、バカリズムはなかなかIPPONまで届かない。第4問開始時にトップと3本差だった若林がここで猛追をかける。

・もっとこう……POW!POW!POW!
・よし!俺と相撲しよう!
・俺が何故いま白目にしてるかわかるか?

それまで「発言」に軸足を置いた回答が多かったが、若林の回答は相撲や白目など「身体」に関わる答え。聞いた側も大物演出家の姿をはっきりとイメージして笑ってしまう。最後は若林が2連続でIPPONを取り、ジュニア・若林・バカリズムが8本で終了。3人によるサドンデス!

お題は「余計なことを思い出してください」

・あれ、なんで今年の27時間テレビって生じゃなかったんでしたっけ?(若林)
・柔ちゃんの結婚式のケーキ、地球だったな(バカリ)
・感謝祭の東京03(ジュニア)
・そういえば最初MEGUMIさんと茂木さんいたよね(バカリ)

実は『IPPONグランプリ』が始まった2009年、初回の放送では松本人志の両隣にMEGUMIと茂木健一郎がいたのだ。2003年に日本テレビで中継された谷亮子の結婚披露宴では、巨大な地球の形をしたケーキに入刀していたし、『キングオブコント2009』で優勝した東京03がその年の『オールスター感謝祭』でちょっと怒られた事件もあった。マニアックな余計なことが続くも、最後を制したのは若林この答え。

磯野貴理子→磯野貴理→磯野貴理子

絶妙な余計なことで見事IPPONを取り、大逆転で決勝進出を決めた若林。周囲から「マジで余計」というクレームをうけたジュニアは「東京03に謝りたいと思います」と頭を下げる。

Bブロック:半魚人は何を持っているのか?
Bブロックは堀内健(ネプチューン)、秋山竜次(ロバート)、川島明(麒麟)、礼二、石田たくみ。第1問から「俺、うんこだけど何か質問ある?」というトリッキーなお題である。

・(パスタが混じったうんこの絵に)オメェおそらく、イタリア人のうんこだな!(たくみ)
・さっき駒沢公園に一杯いたんですけどなんかイベントでもやってるんですか?(堀内)
・もっと色々知りたいのですが、ホームページとかありますか?(秋山)
・領収書の宛名はカタカナでしょうかひらがなでしょうか?(川島)

事務所の先輩である永野から「困ったときは大きな声を出せ」とアドバイスされたたくみが、漫才のフレーズをあてて声を張る。フラットに接するホリケン、インタビューにする秋山、店員や司会など役割を変える川島、と、それぞれアプローチが違うのも面白い。

第3問が終わった段階で、堀内:6、秋山:5、川島:6、礼二:4、たくみ:4と、全員が4~6本で並ぶ大接戦。最終問題は恒例の「このカルタの読み札を教えてください」。半魚人が白い貝のようなものを持った絵に「は」の文字。この「白い貝のようなもの」をどう使うかがポイント。

・初めての魚介類なんだぁ(秋山)
・8時にここでホタテ買ったんですけどヒビはいってて……(川島)
・8チャンネルの人ですか?さかなクンにこれだけ渡してもらえますか?(川島)
・墓荒らししたバチがあたったな!(石田)

素直に「貝」と扱ったり、スルーしたりする回答に対し、ホリケンは全て「貝以外のもの」と見立てて答えていた。

・走って取りに帰った給食袋
・はしもと君の引っ越しは一個ずつ
・8時間並んで買ったiPhone……なんか違う
・配達の人がamazon
・ハゲを隠す帽子を買ったよ
・ハンドルは持ってるけど車はない

給食袋、iPhone、帽子、ハンドルと持ち物のバリエーションも都度変えている。答えを「は」で始める、という縛りの上ででこの発想力だ。ホリケンはこれで4つもIPPONを取るも、川島もギリギリで追いつき、お互い9本で並ぶ。Bブロックもサドンデス……!

サドンデス1問目はドローで終え、2問目は「この生き物の鳴き声を教えてください」。色鉛筆で描かれた、黄色い体に赤いほっぺの謎の生物に、一発目で「あまたちゅ~!」と合わせたホリケンがIPPON! これまでの大激戦を裏切る脱力っぷりに「今までのは何やったんや!」と松ちゃんも呆れる幕切れとなった。

決勝戦:重い石はどちらの手に
決勝戦は若林正恭と堀内健。勝てば若林は2回目、ホリケンは3回目の優勝だ。特にホリケンは4年半のあいだ優勝から遠ざかっており、「あの重い石ほしいです」とコメント。榎波アナに「トロフィーです」とやんわり正されていた。

さて、大喜利では全くタイプの異なる2人。第1問「神のいたずらを教えてください」の一答目からこの違いである。

若林:お味噌汁が勝手に動く
堀内:名古屋城のしゃちほこにチョコレートをコーティングする

ここは若林が「柴田理恵さんが完璧なEカップであること」で先取。第2問第3問はホリケンが返し1対2。続く第4問が「それリズミカルに言うことか!何と言った?」。まっすぐボードを見つめ考える若林と、時折苦々しい顔で天を仰ぐホリケン。お互いにひとつずつ回答する。

若林:は!か!た!の痴女!
堀内:パッチンパッチンパッチンパッチンス~リス~リス~リス~リワッサワッサワッサ今日、ノーパンです!

完全のホリケンの空気になるもまだIPPONは出ない。若林が「会社倒産!全員解散!」と韻を踏むも、これも届かない。最後に決めたのはやはりホリケンだった。

「♪冷凍庫のドアこ~われた、大変だ、バイトのそね君な~かにいる!」

文句なしのIPPONで、堀内健が4年半ぶりの優勝! 重い石(トロフィー)の贈呈に現れた松本人志は「今日は調子がだいぶよかった。もしかしたら薬をやっているのかも?」と疑い、榎波アナが「大丈夫ですか?」と確認し、ホリケンが「はい!やめました!」と返す。やめたのならよかったです。

それにしても前回は千原ジュニアが5年ぶりに優勝し、今回はホリケンが4年ぶりの優勝。ベテラン勢がまだまだ気を吐くIPPONグランプリ。次回こそ、6年間優勝から遠ざかっているバカリズムに光があたるか……と期待してしまう。一方で、若手の大喜利ももっと見たい。IPPONスカウトが無くなってしまった代わりに、若手の受け皿となる大喜利企画の誕生を願うばかりだ。

それでは松本チェアマン、最後に一言お願いします!

「あまたちゅ~!」

以上、IPPONグランプリでした!

(井上マサキ)

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