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「流行語大賞」松居一代の「バイアグラ100ml男」はなぜ選外? 選考委員・やくみつる氏に聞いた!

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 12月1日、「2017年ユーキャン新語・流行語大賞」が発表され、「インスタ映え」「忖度」が年間大賞に選ばれた。トップテンには、「35億」「Jアラート」「睡眠負債」などがランクインしたが、先月9日にノミネート語30語が発表された時点から、「なぜアレが入っていないの?」とネット上で話題になっていた言葉がある。それは、松居一代の「バイアグラ100ml男」だ。

今年6月、突如ブログで「1年5カ月前から尾行されている」と告白した松居。その動向に注目が集まる中、7月に入ると、「船越英一郎 裏の顔」なる動画をアップし、船越が自身の友人と不倫していると告発。さらに08年から糖尿病を患っていることに言及した上で、「バイアグラを使って女性と性交渉に及んでいる」と暴露したのだ。その際、松居はTwitterに、こんな言葉を残している。

「ご心配おかけしています
松居一代は、バイアグラ100ml男、船越英一郎と戦います
絶対、嘘をつかずに、正々堂々と戦うことを誓います
みなさん、どうぞ、温かく見守ってください
よろしくお願いいたします 松居一代」

この「バイアグラ100ml男」という呼称は、そのインパクトも相まって、ネット上で爆発的に拡散。「そんな個人的なことまで暴露するなんて、松居はひどい」「船越はかわいそうすぎる」「ただの夫婦喧嘩なのに、大ごとにするな」などといった批判の渦の中、一部では「『バイアグラ100ml男』、絶対に今年の流行語大賞に入るでしょ」「『バイアグラ100ml男』は、今年を代表するワード」といった声も多く飛び交っていたものだ。

ところが、蓋を開けてみると、「バイアグラ100ml男」は、ノミネート語30語にも入らず。今年6月、豊田真由子元議員による元秘書への暴言・暴行問題で注目された、「ちーがーうーだーろー!」が候補に入ったことを引き合いに出し、「松居の船越への暴言だって流行したのに、どうして豊田だけ?」と疑問を呈する声も数多く聞かれた。

■言葉より映像の強さが勝った

なぜ、「バイアグラ100ml男」は、流行語に入らなかったのか? 同賞の選考委員を務める漫画家のやくみつる氏に、選考の舞台裏を聞いた。

「まず事務局から、選考対象となる何十もの言葉が記載されたリストが上がってきます。選考委員は『この言葉も入れてほしい』と言うことができるので、実際にはさらに多くの言葉が対象となるのですが、委員の顔ぶれの中で、恐らく一番ワイドショーを見ているであろう私ですら、『バイアグラ100ml男』はまったく候補に入れていませんでした。もちろんその言葉自体も、松居さんの一件が一時世間を騒がせていたことも知っているのですが、“言葉”としてはそれほど重視せず、むしろ松居さんの突出した“映像”の方に注目していました」(やく氏、以下同)

確かに、松居の告発動画は衝撃的だった。黒い衣服に身を包み、鬼気迫る口調で、船越の不貞を暴いていく様は、ネット上で「まるでホラー映画のよう」と評されたほどだ。やく氏は、その映像の方に着目していたようで、「そんなに“言葉”がウケているの? という印象でした」と語る。

「皆さんは、『バイアグラ100ml男』という言葉の“ヘタさ”や“グダグダさ”を面白がっている気がします。洗練されていない、未整理なままの発言だからこそ、“逆に面白い”というか。ただ、流行語として言葉を拾う作業において、自分の中では引っかかってこなかったですね。やっぱり、言葉より画の方が強かったと思います」

「バイアグラ100ml男」が、言葉として注視されていることに、やく氏は「驚いている次第です」とのこと。ネット上では、選外になったのは「授賞式に松居が乗り込んでくるのを恐れたからではないか?」といった意地悪な意見もあるが、やく氏はこれを全否定する。

「仮にそういうことがあったとしたら、大いにウェルカム! 了見違いも甚だしいですよ。『あの人は、ちょっとややこしくて面倒くさいから』というのは、まったくありません。私としては松居さんに対して、憐憫の情を抱いていましたね。情熱の強きがゆえに、ああなってしまったのではないかと」

ネット上では、豊田元議員と松居の存在を並べて語る者は少なくない。元秘書と夫という違いはあれど、インパクトのある言葉で相手を罵倒していたことに、共通点を見いだしているのだろう。豊田議員の「ちーがーうーだーろー!」は、やく氏の話を元にすると、“言葉”としてのインパクトが強かったのがノミネートされた要因と考えられるものの、であれば「ちーがーうーだーろー!」より「このハゲー!」の方が流行語としてふさわしい気がする。

「豊田元議員は、傷害・暴行の疑いで書類送検されています。『このハゲー!』はその書類送検の罪状に関わってくるだろうという理由で選ばれなかったんです。一方で、『ちーがーうーだーろー!』の方は、その範疇に入らないのではないかとして選ばれました」

流行語大賞の選考過程では、一般人が想像する以上に綿密な話し合いが行われているようだ。

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