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結婚したら自分の人生終わりました/キャリアウーマンが出産で絶望へ

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私の人生は、結婚によって終わりました。正確には、モデルデビューで幸せが始まり、結婚で最高の幸せを得て、出産で完全に終わりました。終わったんです、36歳の一人の女の人生が。

特に育児は最悪。やればやるほど嫌悪感だけが募る。子どもを生んでしまって、私の感情はどこかに葬られてしまったようです。誰ですかね? 結婚と出産が女の幸せだなんて言った人は。

すべてが順調だった、結婚するまでの人生


すみません、名前を言い忘れていました。岸辺晴香と申します。はっきり言って、私は結婚するまではかなりリア充な日々を送っていたと思います。小中学生の頃のスクールカーストはずっと最上位、女子にはめずらしく一度も同性からハブられたことがありません。

恋愛でも彼氏が途切れたことは一切ありません。小5の5月に中学1年生男子と初めてお付き合いしてから、フリーの時期は一度もありません。正直、顔もいいし、女特有の「オチのない馬鹿そうな話」もしない。勉強も運動もできる優等生タイプなのに隙もあるから親しみやすい。そんなタイプだったから同性にも異性にも好かれていました。



高校生の頃、渋谷で買い物中に声をかけられたのをきっかけに、ギャル系の人気雑誌のスナップ記事に載ったんです。それから編集部の人にスナップのたびにいつも呼ばれるようになって、気付けば専属の読者モデルになっていました。どんどん人気も出て、いわゆるカリスマ読モの扱いでした。

お金も稼げるし、ハイスペックな人達との交友関係も広がるし、楽しいことづくめでしたよ。撮影に行って、食べて、友達と話をして、遊んで、カリスマ男子とセックスして、本当、自由気ままに生きていました。

そんなこんなでかなり遊んでいたけど、もともとキャリアウーマンになることが夢だったので、勉強は夜中や朝方にいつも隠れてやっていました。だから学業の成績は良く、大学は都内の某大手私大へ入学。在学中もメチャクチャ遊んだけど、新卒時には自分が一番行きたかった大手企業への内定が出ました。順風満帆でしょう?



結婚したのは28歳の時、相手は取引先の社長でした。25歳の頃に出会ってから3年間、その間も私はバリバリ働いた結果、ウチの会社の20代女性初の管理職になったんです。それが一つの大きな区切りになるとプロポーズのとき言われ、私も“結婚して損をする”ことはまずないだろうと思っていたので、喜んで受けたんです。でも、それから私の人生は転落し始めました。

出産なんてしないにこしたことはない


籍を入れてから2年後の30歳の頃、私のお腹に旦那との子どもを授かったことが判明。ちょうど管理職の仕事でも自分のペースを掴みつつあったから、少しテンションが下がったのが本音です。とはいえ、結局は出産へと至りました。

「仕事だけは私から奪わないで」とわらにもすがるような思いだったので、仕事はやめずに育休を取っていました。でも、現実問題、こちらの都合なんか一切考えずにワンワン泣く子の面倒を、朝から夜どころか朝から翌朝まで、みなくちゃいけない。そんな中で仕事に復帰する余力なんてとても残っちゃいませんでした。

旦那にSOSを出しても「俺たちの子どもである以前にお前の子ども」と、取りつく島もありません。こちらが泣こうが喚こうが、所構わず私に向かって泣き叫ぶ子どもと、どこまでも自己中心的で冷酷だった旦那に挟まれて、とうとう管理職はもちろん、職場からも身を引かざるをえませんでした。

そうすると毎日が単純作業の繰り返し。相手をするのは小さな妖怪と大きな化け物です。旦那については出産後はもうほとんど会話もないくせに、夜の生活だけは要求してくるんです。断っても無駄だとわかっている私はされるがままで、感情を失ったまるでロボットのようだなと、他人事のように感じています。



そして全くいうことを聞かない子どもに対しては、「この子がいなかったら」と殺意が湧くことも、正直あります。インスタをしているお母さんってよく子どもの写真アップしますよね。

私は絶対嫌ですね。なにが楽しくて、毎日いやほど見ている子どもの顔で、インスタの自分のアカウントを埋め尽くさなきゃいけないのでしょうか。この子を生まなかったら私はもっと幸せだったのにと、子どもの寝顔を見ながらいつも思っています。

SNSが怒りに拍車をかける


こんな私を情緒不安定だと一蹴しますか? 自分が決断したくせにと笑います? 私だってここまでの事態になるとあらかじめ分かっていたら、絶対選ばなかったですよ。だって結婚なんかしなくても自分の能力だけでも自分一人は余裕で養えるレベルの人間だったんですから。

ただ一つ思うのは、やっぱりSNSは心の毒だということ。働きにも出ていない、友人ともいつしか縁が遠くなった私が社会と繋がれるツールはInstagramやFacebook、Twitter、LINEなどのSNSしかないわけです。でも、いざ立ち上げると見えてくるのは元同僚や故郷の友人のキラキラした近況報告。会社で昇進しただの、ママ友とカフェだのを報告する文章の行間からにじむリア充アピール。

それがくだらない虚栄心から書かれているものと分かっていますが、他人の投稿を目にすると、泥にまみれた子どもの靴下や旦那の汚ないパンツを来る日も来る日も洗濯している今の自分が惨めで、スマホを叩き割りそうになるほど嫉妬します。完全に自己嫌悪です。

精神衛生上、さすがに限界を感じたためにこれらのアカウントを1週間前にすべて消しました。専業主婦である以上、最後の他人とのライフラインでもありましたが、旦那や子どもが消えない限りは、私にとってSNSなどは嫉妬を喚起させるツール以外の何物でもなかったです。SNSを見なくなったおかげで最近は卑屈になることも少し減りましたが、育児と家事と旦那の世話に終始する毎日は生きる屍のようです。

だから女性で、これから結婚や出産を考える方は、くれぐれも慎重になってください。「覚悟はできている」なんて言っても、結局体験するまで分からないわけです。特に親子関係は自分が死ぬか子どもが死ぬまでは絶対切れないんですよ。

出産で体型は大きく崩れましたし、肌もシワやシミが増えてボロボロ。髪の毛も枝毛や切れ毛ばかり。10代や20代の頃、人前に出るだけで男の視線を集めた外見は跡形もありません。本当に、キラキラ輝いていた頃の私を返して欲しい。



ただ、話はここで終わりません。実は現在二人目を妊娠中です。日に日に大きくなるお腹が目に入るだけで考え込んでしまうこともあります。

もちろん、現在の私は子供を愛していますが、これは妊娠して出産したから。もし妊娠していなかったら、私は出産のことなんか考えず、ガンガン仕事に打ち込んで、より高い地位を目指し、別の人生を歩んでいたことでしょう。

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