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サンシャイン水族館「ざんねんないきもの展」がゆるくて癒される

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「残念」は、通常マイナスの表現として使われる。『この前は残念だったね』、『あいつは残念なやつだなぁ』など、あまり喜ばしい言葉ではない。

しかし、そんな「残念さ」をアピールする「サンシャイン水族館×高橋書店『ざんねんないきもの事典』シリーズざんねんないきもの展」 が開催されている。世の中には見た目がカワイイいきもの、すごい能力を持ったいきものがたくさんいるのに、あえて「残念」ないきものを集めるとは……。ちょっと変わった企画展を取材した。


「ざんねん」ないきもの大集合
マイナス部分にこそ魅力があるいきものたちにスポットを当てた、高橋書店『ざんねんないきもの事典』は、累計120万部を突破した人気シリーズだ。一生懸命に生きているけれど、思わず「どうしてこうなった!?」と言いたくなってしまう、不思議ないきものたちを紹介している。さっそく会場に足を運んでみた。

「デンキウナギはのどに肛門がある」





一発目からこれである。「どうしてこうなった!?」とツッこみたくなる。長い身体を持つデンキウナギ、内臓は前側の約20%に集約され、身体の後ろ側はほぼ発電のために使われるらしい。効率的なような気もするが、ご飯を食べながらトイレをすることを考えると、なんだか残念。

以下2つは、個人的にとても「ざんねんないきもの」と感じた事実。

「カメレオンの色が変わるのは、 気分次第」



外敵から身を守るため、まるで忍者のように色を変えると思っていたのに……! まさか単なる気分次第だったとは、残念。

「シマリスのしっぽは かんたんに切れるが、再生はしない」





かわいらしいシマリス。ふわふわな尻尾を持っているイメージがあるが、実は尻尾は意外と細く、そこも少しだけ残念。さらに力がかかると尻尾が抜けてしまうらしい。敵から逃げるときには有効そうだが残念、というか、かわいそうな気もする……。

サンシャイン水族館スタッフいちおしの「ざんねん」な生物
今回の展示では約20種類のいきものが紹介されているが、その半数はサンシャイン水族館の飼育スタッフが選んだオリジナル。イラストや紹介文などもこのイベントのために書き下ろしたそうなので注目だ。

「カエルアンコウは、魚なのに歩く。でもおそい」



ユーモラスかつキュートなルックスで、ファンも多いカエルアンコウ。魚なのに歩けるなんてすごい! と思ったが、そのスピードはかなりゆっくりらしい。泳いだ方が速そうで残念。

「マガキガイは飼育スタッフには人気だが、いつも素通りされる」



水槽をきれいにしてくれるマガキガイは、サンシャイン水族館スタッフいちおしだという。さまざまな水槽で活躍しており、個体数としてはサンシャイン水族館の中でもかなり多いらしい。よく見ると形もきれいだし、食べてもおいしいのだとか。しかしお客さんはほぼ素通りで、残念。

書籍のカテゴリに沿いつつ、新たに「ざんねんな名前」というコーナーも作られている。

「イラは、いろいろイラッとさせる」



いろいろな呼ばれ方があり紛らわしかったり、噛みついてきたり、イラっとするところが残念。きれいな魚なのだが、さらにこの日は岩の陰から全く出てこず、顔も見られなくて残念。

「オジサンは、メスでも、赤ちゃんでもオジサン」



その名前の残念さから、有名な魚になりつつあるオジサン。メスでも、小さくてもオジサン。今回はあえて『小さい(若い)オジサン』を展示しているらしいが、小さすぎて見つけられず残念。

「スッポンモドキは正式名もひどいが、別名はもっとひどい」



ちょっとスッポンぽいからといって『モドキ』呼ばわり。さらに別名は『ブタバナガメ』。もっと悲惨なのはこのユニークな見た目が原因で、ペット用に乱獲され絶滅の危機になっていること。残念、というかひどい。



開催期間中は【ショップ アクアポケット】にて「ざんねんないきもの展」にちなんだ商品も販売される。







また、【カナロア カフェ】ではPatisserie Swallowtail(パティスリースワロウテイル)のブランド「お菓子な水族館」による、ざんねんないきもの展の生き物たちをモチーフにしたオリジナルケーキを期間限定で販売中。(各650円、ドリンクセット各900円)リアルでかわいいケーキは食べるのがもったいないくらいだ。

ちなみにシマリスやカメレオンに混ざって、ちゃっかりマガキガイのケーキまである。サンシャイン水族館スタッフの「マガキガイ推し」の強さを感じる。おそらく、マガキガイのケーキは世界初にして唯一ではないだろうか。

12月1日(金)からはデンキウナギケーキ、さらに2018年1月からはアオジタトカゲケーキも販売予定なのでチェックしてみては。

「ざんねん」だけどそこが魅力

「残念」という言葉には「惜しい」という意味合いも含まれる。人間にとって、不完全さはときに魅力であり、かわいらしく見える部分でもある。ちょっと残念だけれど、頑張っている姿はそれだけで愛おしい。

また、彼らがどうしてそのような生態になったのか? と考えるのも非常に興味深い。新たな一面を知ることで、さらにいきものの魅力に気づけることだろう。

さらに言えば「残念」と感じるのは、あくまで人間側の都合である。いきものたちにしてみれば、「残念」な部分も自然で生き抜くために必要なものなのである。彼らのように「残念」と言われつつも、人から愛されるようになりたいものだ。

サンシャイン水族館×高橋書店『ざんねんないきもの事典』シリーズ
ざんねんないきもの展

<開催期間>
2017年11月10日(金)~2018年4月8日(日)
10:00~18:00
※最終入場は終了30分前
※営業時間はサンシャイン水族館本館の営業に準じ変更。

<会場>
サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上 特別展会場

<料金>
600円
※水族館本館ご利用の方および年間パスポートをお持ちの方、対象施設(*1)・イベントをご利用の方は400円。
(*1)SKY CIRCUS サンシャイン60展望台・コニカミノルタプラネタリウム“満天”・古代オリエント博物館・ナンジャタウン・J-WORLD TOKYOなど

※状況により展示生物が変更になる場合あり





(篠崎夏美/イベニア)

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