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「V・ファーレン長崎」が奇跡のJ1昇格! “プロ経営者”の躍進にJリーグ幹部は浮かぬ顔……?

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 サッカーJリーグで、地方の小クラブであるV・ファーレン長崎が奇跡のJ1昇格を果たした。過去にも徳島ヴォルティスなど地方の小クラブがJ1昇格したことはある。だが、今回の長崎の昇格は、Jリーグ史上に残る奇跡といえる。

今年3月、長崎は旧経営陣による給与未払いや債務超過により、J3に降格寸前となっていた。その崩壊の危機を救ったのが、通販大手「ジャパネットたかた」の創業者である高田明氏である。自らが長崎の社長に就任し、経営改革に着手。クラブを消滅の危機から救ったのだ。

とはいえ、資金が潤沢な訳ではない。J2のチーム人件費の平均は5億円前後だが、長崎の予算は約3億円。2013年にJ1に昇格した徳島ヴォルティスにも5億近い人件費があった。そう考えると、いかに長崎の昇格が奇跡的なのかが理解できるはず。

では、なぜ長崎はJ1に昇格できたのだろうか? サッカーライターが、その裏側を明かす。

「J2では、引いて守って、前線にいる外国人選手で得点を奪うのが一般的な戦術です。試合数も多いので、省エネサッカーを選択した方が、結果が出やすい。そんな中で長崎は、高木琢也監督が『攻めの守備』という戦略をとりました。高木監督が毎試合、相手を綿密に分析し、相手の特徴を消しにいく守備で勝ち点を重ねた。スター選手がいなくても、監督とチームの総合力でJ1昇格を果たしたわけです」

ほんの数カ月前には消滅しそうだったクラブが、J1に昇格する。なんとも感動的なストーリーではあるが、近年のJリーグでは、プロ経営者たちが同様の旋風を巻き起こしている。

サガン鳥栖もJ2時代の04年にクラブ消滅の危機に陥ったが、クリーク・アンド・リバー社の創業者である井川幸広氏が社長に就任し、06年には4位と大幅に順位を上げ、12年にJ1に昇格。今ではJ1で優勝争いをするチームになった。

アビスパ福岡も同様で、13年に経営問題が発覚するも、アパマンショップの役員が立て直し、15年に5年ぶりのJ1昇格を果たしている。

だが、そんなプロ経営者たちの活躍に、Jリーグの役員たちは浮かない顔のようだ。

「プロ経営者たちがJクラブを躍進させる反面、アルビレックス新潟の社長からJリーグ専務理事に就任した中野幸夫氏が今季からまた社長として古巣に戻りましたが、現在最下位でJ2に降格しそうになっています。何年もJの中枢にいた人物が、J1クラブを降格させてしまうと、Jリーグ事務局に説得力がなくなります。ただでさえ、今年はJリーグ常務理事の中西大介氏がセクハラで退任した後なのですから」

プロ経営者たちの活躍の裏で、良い結果を残せない元Jリーグ幹部たち。彼らが選んだ会員が、いまだにJリーグで幅を利かせていると思うと、末恐ろしい。
(文=TV Journal編集部)


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