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動き出した「明日の約束」観たほうがいい。4話時点の謎を整理してみた、今夜からでもじゅうぶん間に合う

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フジテレビ系「明日の約束」。視聴率は、1話8.2%、2話6.2%、3話5.4%と苦戦していたが、4話は5.8%とちょっと回復の方向へ。


視聴率が低いのは、たぶん丁寧過ぎるから
「視聴率が低い=面白くない」ということは絶対にない。宣伝に失敗すれば視聴率を獲得出来ないのは当たり前だし、深夜でコアなファン向けに人気を獲得していたバラエティ番組が、ゴールデンになったら視聴率が取れないというのはよくあることだ。

だが、低いには低いなりの理由はあると思う。「明日の約束」が視聴率で苦戦している理由を考えてみると、大きく二つ思い当たる。

一つ目は、「自殺、毒親などテーマが重すぎるから」。面白かろうが、面白くなかろうが、テーマが重いだけで見ない視聴者は、確実にいる。つまり、視聴者の分母が少ない。筆者も、20代の頃は、わかりやすくて当たり障りないのないテーマのドラマや映画しか観なかった。気が滅入るのが嫌だから。

二つ目は、「謎がどんどん増えるが、解決や発覚シーンが少ない」だ。「明日の約束」は、「この世でいちばん謎が残る死」をコピーにしているだけあって、謎多きドラマだ。

この謎を丁寧に描き過ぎているからだと思う。イジメや毒親などの描写と、自殺という大きな事件を序盤で丁寧に描き過ぎたから、最初にいた8.2%の視聴者が離れてしまったのだと考える。もちろん、全然悪いことではないし、丁寧さが「明日の約束」の大きな魅力なのは間違いないが。

ここでの丁寧は、“テレビにしては派手ではない”ということと定義したい。例えば、「真っ暗な部屋でクレームの電話をする」「“ヒヒヒヒヒ”と不気味な笑い声をあげる」など、ひと目で“ヤバイ奴”だという演出をすれば簡単に真紀子(仲間由紀恵)が毒親だと伝わるのに、このドラマではそれをしない。なので真紀子が毒親らしい行動をしているシーンを、初見の視聴者がザッピング中に見かけても、おそらく毒親とは感じないと思う。

あくまでリアリティのある範囲での行動、仲間由紀恵の演技で、観ている視聴者にしっかりと“ヤバイ奴”と伝えている。これは、日向(井上真央)の母・尚子(手塚理美)も同じだ。

だから、謎自体は興味深く描かれているのだが、その解決や発覚のシーンが序盤が少なかったのだ。“謎”が生まれれば興味を引けるが、その解決がないと観ている方はスッキリしない。

ライト層というのもちょっとおかしいかもしれないが、「小さい子供の相手をしながら見る」「洗い物をしながら見る」「スマホを片手に見る」というわかりやすさを求めるタイプの視聴者がついて来づらいのではないかと思う。

伏線が少しずつ回収されていく
だが、3話、4話で少し見え方が変わってきた。1話、2話で丁寧に張っていた伏線がドンドン回収され、展開がスピーディになり、派手な事件が起こりだしたのだ。

今話は、“バスケ部キャプテンの校内暴力”と題した長谷部(金子大地)の動画が流出してしまう。今までイジメの首謀者の可能性を含んでいた長谷部に注目したエピソードが小気味よく完結した。

他にも、尚子の腕が不自由になった過去、バスケ部の辻先生(神尾佑)が「俺は、吉岡(圭吾)の死に関してクロなんだよ」と発言、真紀子が「鎌倉からイジメを根絶する会」の会長を学校に連れて来るなど、インパクトのある出来事や伏線の回収がテンポ良く詰め込まれていた。

現時点での謎、これを知っとけばまだ間に合う
物語中盤に差し掛かる上で、現在の主立った伏線、謎をまとめておきたい。

・辻先生を襲った人物は誰なのか?

・長谷部がキレている動画を撮影、週刊誌に売ったのは?

・バスケ部沢井(渡邉剣)の知っていることとは?

・圭吾の幼なじみ香澄(佐久間由依)が、過去に高校を辞めた明確なきっかけは?また、それがどう物語に絡むのか?

・真紀子、圭吾の部屋盗聴疑惑

・圭吾が長谷部に送った「部辞めるの、先輩のせいですから」は、本当に圭吾の意思なのか?

・喫煙した長谷部を脅して、ベンチ入りを要求したのは、圭吾の意思なのか?

・和彦(工藤阿須加)の複雑な家庭環境とは?

・圭吾は、なぜ自殺をしたのか?

こんな感じだろうか?とにかく、現在の「明日の約束」は、謎が大量に生まれては、気持ちよく消化されている。“気になる”と“そうだったのか!”が、丁度良いバランスになってきた。もし、1話で観るのを辞めてしまった人が、今から見直したら印象がだいぶ変わるはずだ。

(沢野奈津夫)

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