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「好きなタイプがわからない」という理由で恋愛しなくなるのはもったいない、という話。

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「自分の好きなタイプの人とはことごとくうまくいかなくて、そんなにタイプじゃない人にはとことん好かれてしまう」。それゆえ、「好きになった人とはうまくいかないのではないかと不安になり、次の恋愛がおっくうになってしまう」。

恋愛相談に乗っていると、こういった悩みを抱えている人が結構な数いることを体感します。かくいう私も、その傾向にありましたので、その気持ちがよくわかります。

ただ、私自身の経験から言えることは、そもそもその「好きなタイプ」が本当にあてになるものなのか?ということです。

私が過去に好きになった女の子は、「天真爛漫でスポーティー、いつも明るく元気な子」といったタイプでした。

しかし、今の奥さんも含め、実際に付き合ってみて関係が長く続いたのは、「大人っぽく落ち着いていて、冷静に物事を判断できて精神年齢も高く、だけどちょっと茶目っ気がある」ような人でした。

私はこの体験から「自分の好きなタイプ=自分に合うタイプとは限らない」ということを学んだのです。

■なぜ好きなタイプと合うタイプは一致しないのか?
そもそも「好き」という感情は、脳の大脳辺縁系という「好きか嫌いか」を過去の記憶や対象の匂いなどから判別する「感覚的な」部分から生まれてきています。(*1)

一方、なぜ好きなのか、どこが好きなのか?という理由をロジカルに語る部分は大脳辺縁系の外側にある、大脳新皮質という部分なのです。

つまり「好きだ」と感じる脳の部分と、「どういう人が好きなのか」を語らせる脳の部分が全然違うんです。

かつてブルースリーが「考えるな、感じろ」と名言を残しましたが、それを脳科学的に翻訳すると、「大脳新皮質を使うな、大脳辺縁系に従え」ということになるわけですね!

……少し話が逸れましたが、要するに人の「好き」という感情は、本能的に生まれてくるものであって、「こうだからこう」というロジックで語れるものではないんですね。

ですから、自分が大脳新皮質で論理的に考えてしまっている「好きなタイプ」と、自分が大脳辺縁系で直感的に感じている「合うタイプ」がズレてしまっているんです。

(*1)参考:「大脳辺縁系のお話」

■好きなタイプはあてにならない
そう考えると自分の好きなタイプは、あてにならないということがわかります。

逆に「こういう人が好き」という自分の論理で説明できる人ばかりに気を取られてしまうと、直感的に合う人を逃してしまうことにもなりかねません。

また「好きなタイプがわからなくなってしまった」という理由で、次の恋愛に怯える必要もないということもわかりますよね。

なぜなら、あなたが信じている「好きなタイプ」は過去の経験から一つのパターンに過ぎないのであって、まだ見ぬ新しい可能性については言及されていないからです。

「好きなタイプ」に縛られて、新しい出会いを見逃してしまうのは、あなたの可能性を狭めてしまうことになります。

それはものすごくもったいないことですので、好きなタイプがあろうがなかろうが、色んな恋にチャレンジしてみたらいいのではないか、というのが私の考えです。

■好きなタイプという考え方、捨ててみませんか?


以上のことから、私が「好きなタイプがわからない」とお悩みのみなさんに提案したいことは、好きなタイプを考えるのをやめてみませんか?ということです。

私は、自分の好きな「タイプ」と付き合うことに固執せずに、「好きかどうかわからないタイプ」と付き合ったことで、世界が広がった経験があります。

確かに好きなタイプを考えることは、その特徴を認識することで、好きであろう人を見つけやすくする効果があると思いますし、出会いを絞りやすくすることができるとは思います。

しかし、それによって「タイプじゃない」という理由をつけて、新しい恋の可能性の可能性を潰していることもあるのです。

であればいっそのこと、好きなタイプに縛られずに、色んな恋の可能性にチャレンジしたほうが楽しいのではないかと思うのです。(川口美樹/ライター)

(ハウコレ編集部)(かしゅかしゅ@cashe_cashe2525/撮影)

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