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コクヨのオフィスチェア「ing」が世界一座る時間の長い日本人を救う、かもしれない

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働き方の多様化にともなって、オフィスでの働き方にもバリエーションが増えてきました。ライフハッカー[日本版]編集部のある渋谷・神泉のオフィスでも、スタンディングで仕事をする人や、フリースペースのソファに深く腰かけてPCに向かう人、リフレッシュのためデスクで勢いよく仮眠する人など、ワークスタイルはさまざま。それぞれ、いかに効率良く仕事を進めるかを実践しています。

そんななか、編集部に届いたのが文具メーカー・コクヨからの「これまでの概念を根底から覆し、働き方改革を次ステージに推し進める新製品」含む発表会のお知らせ。「概念を覆す」「働き方改革」、そんなパワーワードの連続に難解な形をしたオブジェ的なもの(岡本太郎の「坐ることを拒否する椅子」のような)を想像しつつも11月6日(月)、コクヨ東京ショールームにて行われた発表会に足を運びました。

「働く」の未来を考えるオフィスチェア


当日お披露目となったのは、ゆるやかな「動き」で “座るを解放する”というコンセプトのオフィスチェア「ing(イング)」。事前に想像していた、いわゆる飛び道具的なアイテムではなく、いたって真面目に労働環境の未来を考えるオフィスチェアでした。
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Photo: ヨコヤマコム

ある調査結果によると、日本人は椅子に座っている時間が世界で最も長いとされています。成人の総座位時間の中央値は1日7時間で、世界主要20か国と比較すると日本人の座位時間が最も長い(※1)のだそう。長時間での健康リスクが高まるという調査結果(※2)もあり、「長時間座位」は海外では社会問題にまでなっています。
※1 Bauman AE et al. The descriptive epidemiology of sitting: A 20-country comparison using the International Physical Activity Questionnaire (IPAQ). Am J Prev Med, 2011; 41: 228-235.
※2 van der Ploeg HP et al. Sitting time and all-cause mortality risk in 222,497 Australian adults. ArchIntern Med, 2012; 172: 494-500.

スタンディングで仕事をする人も、と先ほど書きましたが、もともと動くことを前提につくられている人の体。仮にスタンディングで仕事していたとしても、同じ姿勢なのは辛いはずです。それは、長時間座り続けるのが問題なのではなく、ずっと同じ姿勢をとり続けることが問題だから。「ing」は、そんな長時間同姿勢で座っている日本人のためにつくられた “動くオフィスチェア”なのです。具体的には、どういうことなのかというと…。発表会で明かされた「ing」の特徴を見ていきたいと思います。

「グライディング・メカ」が体圧を分散


体の微細な動きに合わせて360°自由に揺れる「グライディング・メカ(座面下にある2層のメカの組み合わせ)」(※3 特許申請中)が、前傾・後傾、左右や斜めのひねりまで人の体の動きを細やかにフォロー。座っていても、自然な体の動きを取り入れることができます。
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Image: コクヨ株式会社

バネを使用しない「グライディング・メカ」には、バランスボールのように座って姿勢を固定するまでの負荷がありません。また、座る人の体格や座った時の姿勢に応じて座面の前部が折れ曲がる「フロントフリーチルト」を採用。高さや角度を調整しなくても、さまざまな背骨の形状にフィットして一点に体圧が集中してかかり続けるのを防ぎ、体圧を分散してくれます。

座りながら筋肉を動かす

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Image: コクヨ株式会社

同じ姿勢を続けることで引き起こされる筋肉の緊張状態。長時間座っていると、どうしても肩がこったり腰が痛くなったりしますよね。「ing」は従来品に比べて、8割の人の肩の筋肉が、5割の人の腰の筋肉が活動。シリコンバレー発「ウォーキング会議」を実践せずとも、座りながらにして筋肉の動きをサポートしてくれます。

おにぎり約半分のカロリーを消費


また「ing」に座っているだけで運動と同じ効果が期待できます。
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Image: コクヨ株式会社

たとえば「ing」に4時間座れば1.5時間ウォーキングしているのと同等のカロリー消費が期待できます。
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Image: コクヨ株式会社

これは消費カロリーにすると、おにぎり約1/2個相当、約85kcal(※4)になります。もしあなたが月に120時間デスクワークをしているとすれば、一カ月でおにぎり15個分のカロリーを消費できることになります。
※4 揺れながらデスクワークをしている状態での消費カロリーを活動量計にて計測した平均(n=5) *40代の男性5人の試験結果/30分の測定を4時間に換算

リラックス&集中に効果も


さらに「ing」はリラックスできる環境をサポート。座面がスイングすることで生まれる心地よいリズムが体と脳の活性化を助けます。「ing」に60分揺られることで、7割の人のリラックス度を表すα波が増加、6割の人の集中力を表すβ波が増加したという結果(※5)が出ています。
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Image: コクヨ株式会社

さらに、座ったままリズミカルな動きが取れることで、創造的で有用なアイデアの発想数が13パーセントアップ(※6)するとのこと。たしかに、肩に力が入ったままでは、肩だけでなく発想までこり固まってしまいそうですもんね。
※5 揺れながら60分読書する間の最初の20分と最後の20分の脳波の比較による(n=20)
※6 創造性テスト(AUT)における有用なアイデアの総数の比較による(n=50)(京都大学 大学院 教育学研究科 野村 理朗准教授からの技術指導を受けて実施)

座り心地を確かめたいなら、渋谷へ


実際に座ってみた印象としては、安定感のあるバランスボールといった感じ。実を言うと、三半規管が極端に弱いせいか、バランスボールではバランスをとるのに必死で落ち着かず、かえって仕事にならなかった筆者ですが、ゆるやかなホールド感が心地よい「ing」なら仕事に“リズム”を取り入れることができそうです。

とはいえ、数分座っただけではその真価がわからないので、仕事中、長時間にわたって使ってみたいところ…。と思っていたら、タイミング良く渋谷近辺で「ing」を長時間試すチャンスがありそうです。
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Photo: ヨコヤマコム

発表会には渋谷区長の長谷川健氏らも登壇。そもそも「ing」には、 “働くことにイノベーションを起こして、日本の労働環境をより快適なものにしていきたい”という日本のワークスタイルに向き合ってきたコクヨならではの思いが込められています。

今回、その一環として、渋谷で開催中の都市型サミット「DIVE DIVERSITY SUMMIT SHIBUYA」のサテライト会場である時間課金制スペース「Coin Space」で実験的な導入が行われています。また、渋谷ヒカリエ「MOV」、株式会社JINSが運営する「Think Lab」といったコワーキングスペースでも「ing」の導入が決定しています。まずは座り心地を試してみたいという人は、渋谷へ足を運んでみるのも良いかもしれません。
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渋谷はちょっと遠いよ、なんて人にはこちら。特設サイト「世の中の動かしてみたいアレやコレやに『ing』を足してみたらどうなるのかやってみたコクヨの実験」では「ing」とラクダを乗り比べするような、クスッと笑える実験が公開されていますよ。

Photo & Video: ヨコヤマコム

Source: コクヨ株式会社

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