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観光客の抗議に市長反撃 ベネチアの”要注意店”?

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 “観光客向け”といわれる店は、どこでも多少お値段が高めな印象だが、「ぼったくり」という評価が多い店もある。イタリアの観光地ベネチアを訪れ、レストランのランチで頼んでもいない料理を出されて526ユーロ(約7万円)を請求されたイギリスの観光客が、ベネチアの市長に抗議の手紙を書いた。この店は、旅行サイトの口コミなどでも同様の悪評が多い。ところが、市長は「チップも出さず、全部食べたなら、文句は言えない」と反撃に出た。

問題の店は、ベネチア最大の観光ポイント、サンマルコ広場に近い「トラットリア カサノバ」。英テレグラフ紙などが伝えたところによると、イギリスのバーミンガムから訪れ、70代の両親と一緒にこの店に昼食に入ったルークさんは、「私たちがイタリア語ができないのをいいことに、注文していないシーフード料理をたくさん出した上に、値段の説明もなかった」と抗議。市長への手紙には、「返金してもらおうとは思わない。だが、こういうやり方には我慢できないし、ベネチアの名声を貶めるもの。ベネチアの恥ではないか」と書いた。

英語しか話せなかったとしても、その場で出された料理を拒否して態度で示す方法もあるが、テレグラフ紙の取材に対して「(食事の後)飛行機の時間もあったし、年老いた両親を連れていたから、その場で店側と議論して事を大きくしたくなかった」とルークさん。でも「帰ってからサイトを見たら、日本や韓国など、アジアからの観光客を中心に同じような目に遭っている人が多いことが分かった。言葉ができないのをいいことに、ひどい仕打ちだ。ベネチアのように観光で成り立っている町で、あってはならないことだ」としている。

この店のオーナーは、「我々は注文されたものしか出していない。違うものが出されたというなら、食べないで拒否すればよい。そうすれば支払いを求めることもないが、彼らはそうしなかった」としている。

手紙を受け取ったベネチア市長はさらに、「レストランに来て飲食するのに、言葉が分からないって?イタリアに来るなら少しはイタリア語を学んでくればいい」とし、「ベネチアの方言が分かれば尚いい」と、かなり無理な注文も付けくわえた。「彼らは、出されたロブスターを全部食べた。皿には何も残っていなかった。しかもチップも置かずに帰ったんだ。観光客はウェルカムだが、きちんと金を落としてほしい」。

この市長、元ビジネスマンで、歯に衣着せぬ物言いで有名な中道右派の政治家。テロが続く欧州では、イスラム教についての発言がさまざまな問題を引き起こしているが、サンマルコ広場でアッラーアクバルと叫んだら、即射殺する、と発言して物議をかもしたこともある。ちなみに、旅行サイト・トリップアドバイザーの口コミで、この店は「とても悪い」が56%。日本語でも他の言語でも「ぼったくり」という口コミが並ぶ。味の評価は主観によるから、口コミと違う感想を持つことも少なくないが、この手の評価はある程度参考になる。店を決める時は一応のぞいてみた方がいいかもしれない。そして、ヴェネチアに行くなら、「ボンジョルノ」(こんにちは)を覚えた次は、違う料理が出された時の「ノー」も!?

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