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処方鎮痛剤をエジプトに持ち込んだイギリス人女性、終身刑の可能性も

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先月9日、イギリスでは処方箋があれは購入可能な鎮痛剤をスーツケースに入れてエジプトに入国しようとした30代のイギリス人女性が逮捕された。女性が持ち込もうとした薬はエジプトでは違法薬物に指定されていたが、彼女はその事実を知らなかった。『The Sun』や『Hull Daily Mail』などが伝えている。

英東海岸ハル出身のローラ・プラマーさん(33歳)がパートナーであるエジプト人のオマールさん(33歳)と出会ったのは4年前。休暇中に紅海リゾート、フルガダのホテルでエンターテイメント・マネージャーとして働いていた彼と意気投合し、それから年に2~4回ほどエジプトを訪れるようになった。オマールさんにはすでにイスラム教徒の妻と子供3人、数名のガールフレンドがいたものの、それを承知の上で交際していたという。また18か月前には「エジプト滞在中にオマールさんと寝食をともにしても良い」という許可を得て、同国ではオマールさんの“パートナー”として振舞っていたようだ。

10月9日、ローラさんはいつものようにオマールさんに会いにエジプトへと旅立った。しかしオピオイド系の鎮痛剤“トラマドール”290錠と少量の非ステロイド性抗炎症薬“ナプロキセン”をスーツケースに入れて入国しようとして、フルガダ国際空港で拘束された。2年前の交通事故で背中を痛めたオマールさんのために持ち込んだものだったが、この国ではこれらの鎮痛剤は危険ドラッグに指定されている。エジプトでの末端価格は3500円ほどのもので、ローラさんは入国前に職場の同僚や友達から譲ってもらっていた。

理由もわからないまま通訳なしで5時間ほど拘束されたローラさんは、空港を後にする前に38ページもあるアラビア語の書類に署名させられた。これで解放されると思っていたが、結局自由の身になることは叶わず“麻薬密輸”の容疑で逮捕。その後彼女が行きついたのは4.5メートル四方の監房で、殺人や薬物事件、売春などで服役している25名の女性の中に放り込まれてしまったのだ。

拘留された翌日、ローラさんは父親にメールを送って助けを求めた。単にパートナーを思いやって持参した鎮痛剤だったはずなのに、麻薬を密輸した犯罪者として刑に服さなければならない…。父親は「娘を何とか助けてやりたい」との一心でエジプトに飛び、約150万円を支払って2人の弁護士を雇ったが騙されて持ち逃げされてしまった。現在は英国大使館から弁護士を紹介され、9日に開かれる3回目のヒヤリングの準備をしているが、有罪が確定すれば最低でも3~5年、長くて25年の懲役となり、最悪の場合は終身刑が言い渡される可能性もあるという。

今月6日には「ローラのことを多くの人に知ってもらいたい」と母親と姉妹2人が英ITVの『This Morning』に出演、英メディアのインタビューも受けている。ではいったいどんな状態なのか…。

「ローラに会ってきましたが、たった1か月で本人とはわからないくらい変わり果てていました。彼女の髪はストレスで全て抜け落ち、目はうつろで耳が感染症にかかりそれは酷い状態でした。」

「あんなところには犬だって入れません。ベッドもなく、トイレはコンクリートの床に穴があるだけでした。持っていた食べ物や、アクセサリー、靴などは全て盗まれ、唯一残っているのはケイティ・プライスの自伝のようで、それを読んで過ごしているようです。周りの女性が手にしているのはコーラン。ローラしか読めない英語の本は盗まれずに済んだようですが、あのまま拘留が続けば殺されるか、自ら命を絶ってしまうのではないかと心配です。あの子には何の罪もないのです。」

家族は現在、オンラインで嘆願書を作成し、ローラさんが一刻も早く釈放されるよう全力を尽くしている。

自国では当たり前のことでも、他の国では違法になってしまうことは少なくない。今年7月にはドバイのバーで偶然男性の腰に触れた旅行者が逮捕されていた。

画像は『The Sun 2017年11月6日付「TWO CRIMED ‘Husband’ of Brit Laura Palmer who ‘faces death penalty’ for bringing painkillers to Egypt ALREADY has wife and girlfriends as caged Brit begs ‘get me out of this hellhole’(Glen Minikin-The Sun)』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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