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シャポバロフが「出来る限り多くのショットをフォアハンド」で繰り出し、準決勝へ望み[ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ]

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「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」では、「未来のテニス」が繰り広げられると見られてきたが、デニス・シャポバロフ(カナダ)は、従来通りの「堅実」なプレーで、ジャンルイジ・クウィンツィ(イタリア)相手に勝利を飾った。カウントは4-1、4-1、3(5)-4、4-3(5)、試合時間は1時間27分だった。
今大会でシャポバロフは開幕戦で、チョン・ヒョン(韓国)を相手に試合を落としてしまい、決勝トーナメント進出に向けて出鼻をくじかれていた。その中で、左利き同士の対決になるクウィンツィ戦に臨む形になっていた。ATPがサイト上で、今回の対戦について解説しており、紹介する。
シャポバロフは試合を振り返って「非常に厳しかったです。 クウィンツィは第3セットで信じられないほど良いプレーをし始めたんです」とし「精神的にそこで踏みとどまることは本当にの難しかったです。(試合結果を)自分自身でも誇りに思っています」と話した。
さらに、両選手双方にとって、微妙な駆け引きがあった様子だ。2017年にマスターズなど上位のトーナメントでも結果を残してきたが、シャポバロフは、自身の武器を明確に意識しており、いかに有効打につなげるか、押さえ込むかという相克があったという。
「フォアハンドでならコートのほとんどの部分へショットを決められると分かっていたので、出来る限り多くのショットをフォアハンドで打とうとしました」(シャポバロフ)
他方で、クウィンツィは、シャポバロフにフォアハンドでの有効な打球を許して、2セットダウンにまで追い込まれてしまっており、対策を打たなければならなくなっていた。
クウィンツィはそこで、第3セットに入ると、シャポバロフのバックハンド側に狙いを定め、相手の戦術を崩しにかかった。これにより、クウィンツィは復調の兆しを見せて、第3セットを奪取。4セット目に望みをつなぐ格好となった。
しかし、シャポバロフは、第4セットではクウィンツィの思い通りにはさせずに封じ込め、勝利をもぎ取った。「クウィンツィは第3、第4セットで、バックハンドを打たせる、良いプレーをしました。ただ、チャンスを見つけて、それをうまく処理できました。今日は、積極的かつうまくプレーしたと思います」と、シャポバロフは話している。
シャポバロフは現在、予選リーグで1勝1敗。9日には予選の最終戦として、第1シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦する予定だが、結果次第では準決勝への進出を果たすチャンスが残っている。
(テニスデイリー編集部)
※デニス・シャポバロフはフォアハンドでウィナーを効果的に放ち、序盤からクウィンツィを圧倒した
(Photo by Emilio Andreoli/Getty Images)

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