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「ブラックリベンジ」佐藤二朗までもが躊躇する黒幕編集長のゲスさ。だが現実離れはしてないらしい怖い

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『ブラックリベンジ』(日本テレビ系)は、11月2日放送分で第5話を迎えている。このタイミングで、同作が何話で終了するのかを調べてみた。どうやら、全10話に設定されているらしい。
なぜこんなことをしたかと言うと、“ラスボス”と呼びたい存在が早くも主人公・今宮沙織(木村多江)と相対したからだ。それは、「週刊星流」編集長の福島勲(佐藤二朗)。


ORICON NEWSは、『ブラックリベンジ』福田浩之プロデューサーのインタビュー(提供元:コンフィデンス)を掲載。その中で、福田プロデューサーは以下のように語っている。
「脚本でこだわったのが、逆算で構成しないということです。(中略)いま8話の撮影をしているところですが、まだ最終回がどうなるのか決まっていません」

沙織の進む“復讐”の道は、これからも流転していく模様。福島以外にも、秘密を抱えていそうな人物はあまりに数多いのだ。
いや。だとしても、福島の存在は際立つ。普段の軽薄なノリは「振り子の理論」として、彼の恐ろしさに拍車をかけている。

捏造をあっさり認める“黒幕”のタヌキっぷり
福島がどれだけタヌキだったか、第5話における彼の言動を振り返りたい。
5年前、政治家・寺田圭吾(高橋光臣)を福島と共に捏造スキャンダルで自殺に追い込んだ南條夕子(横山めぐみ)。彼女とは今でも親交がある福島だが、それでいて「週刊星流」の記事で南條を“社会的な死”に追いやっている。
「ウチは真実を記事にしてるだけだから」
「5年前の件と、君がイケメンを斡旋していたことは全然関係ないけどな(笑)」
「5年前の件は終わったことなんだからもう忘れて、またイチからがんばってよ」
これだけ憎まれ口を叩いておきながら、南條からステーキをごちそうになり去っていく福島。

沙織を脅迫していた便利屋の城田純一(DAIGO)は、ビルから転落死した。城田は、「週刊星流」デスク・天満龍二(平山浩行)の情報屋である。
天満は警察からの任意同行に応じるが、その帰り道に「心配で来ちゃったよ~」と福島が現れた。福島は天満を食事に誘うが、その席で福島は「おまえには感謝している。照れくさいけどさ、ベストパートナーだと思ってる」という言葉を天満にかけた。

その後、天満は寺田圭吾を追及した5年前の記事が捏造であることを沙織から教えられる。この記事は、天満自身が書いたものだった。当時、ネタを持ち込んだ福島が天満を担当に指名したのだ。
あの記事は、本当に捏造だったのか? 過去の資料を漁り、真相を探ろうとする天満の前に福島が現れる。
「ああ、その記事ね。俺が捏造した。俺と塚本と南條とで、嘘のスクープを作り上げた」
「結果、廃刊寸前だった星流は持ち直した。おまえの秀逸な記事のおかげだよ」
「あの記事によって寺田圭吾は自殺した。つまり、おまえの記事が寺田圭吾を殺したんだ。おまえが殺したんだよ」

あまりにも、怖い。しかし、さすがにこれって現実離れしてるんじゃないだろうか。週刊誌のスクープとは、ここまで作為的に発信されるものなのか? ここで再び、福田プロデューサーのインタビューを引用したい。
「昨年、バラエティ番組『上沼・高田のクギズケ!』を半年間、担当していたんです。そのとき、ちょうど芸能人の不倫問題などを大きく取り上げていたんですが(中略)ニュースの根底に『スキャンダルのネタ元が身内』という事実を知り、当事者が復讐のためにスキャンダルを利用していると感じるようになりました。それっておもしろいと言っては不謹慎ですが、生々しい人間ドラマだなと感じたんです」

生々しさを描写するには、制作者の努力以外にも、演者の“力量”と“覚悟”が不可欠になってくる。第5話放送直前、「福島勲」役を演じた佐藤二朗によるツイートが興味深い。

「俳優」としては「どうでもいいこと」だ。心底「どうでもいいこと」だ。ただ頭にどうにもよぎった懸念を嫁に話してしまった。すごいゲスな役やるが息子が幼稚園で苛められたりしないだろうか。嫁は一言。「思いきりやんな」。おうよ。さあ見逃すな。「ブラックリベンジ」、今夜から新展開。

— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) 2017年11月1日

佐藤二朗の老獪さが、木村多江の遥か上を行く
スキャンダルで命を絶った夫のため、スキャンダルという手段で復讐しようと誓った沙織。「週刊星流」編集長・福島への報復手段も、当然スキャンダルだ。

まず沙織は、罪の意識を抱える天満に協力を仰いだ。校了後、福島が出張して不在の間、緊急の直しとして天満が記事を差し替えるという段取りが2人の間で計画された。
新たな記事は沙織が作成、その内容は「星流記者 内部告発!! 週刊星流編集長 5年前の不倫献金記事の捏造を指示!!」というものである。

そして、「週刊星流」の発売日。同誌を手に取ると、差し替えたはずの特集ページに掲載されていたのは「寺田圭吾にもう一人の愛人 相手はなんと妻の妹」という、沙織にとってショッキングすぎる記事であった。
……さすが、ラスボス。沙織が講じた策の遥か上を行っている。しかし、なぜ福島はこうも老獪なのだろう? そういえば、沙織が天満へ作戦を伝えていた際、沙織を手伝う新人・芦原咲良(岡野真也)が部屋の外でこっそり話を盗み聞きしていたっけ……。

「もしかしたら自分が一番ゲスかも」と感じながら観てほしい
振り返ると、今までの『ブラックリベンジ』は主人公・沙織と復讐の相手(福島、南條、塚本修二郎、愛原サユミ)を主軸にストーリーが展開している。
だが、そろそろ他の登場人物の闇が明らかになっていくはず。まずは、沙織の妹の石山綾子(中村映里子)だ。第6話の予告編が、非常にむごい。

沙織 自分を正当化して、自分は何も悪くないって言うの!? 私のこと思い出しながら、圭吾の腕の中で優越感に浸っていたんでしょう!?
福島 違う! 私は圭吾さんのために……!
沙織 圭吾のためって言うな!

姉妹が言い争いするのは、寺田圭吾の墓前だ。いや、もう見てられないんですけど……。
と言いつつ、やっぱり観たい。福田プロデューサーは、このように語っている。
「このドラマを観て笑う人が『もしかしたら自分が一番ゲスなのかも』と感じてもらってもいいのかもしれません」

やはり、週刊誌のスクープ報道を読む時の快感と、『ブラックリベンジ』を観る時の感情は、あまりに酷似している。
(寺西ジャジューカ)

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