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セクシー美女のライブ動画配信に2億円貢いだ! 中国で続発する巨額横領事件と“習近平政権”の影

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 最近、中国では「打賞」という新語が流行している。その意味は、ネット上でライブ動画配信を行っている配信者に、視聴者がお金をプレゼントすることを指す。現地では、こうした視聴者からの打賞によって、1日で数千万円を稼ぐ動画配信者の存在も知られている。

配信者に巨万の富をもたらす一方、視聴者の一部には配信者に夢中になる余り、犯罪によって打賞の資金を確保しようとする者が続出している。

「楚天都市報」(10月28日付)によると、湖北省の大学で会計経理を担当していた男が、大金を横領した容疑で逮捕、起訴された。報道によれば、この男は2015年1月から16年9月にかけて、経理という自身のポストを悪用し、ニセの請求書などを発行するなどして、勤務していた大学から1,600万元(約2億8,000万円)を騙し取り、自らの個人口座に振り込んで横領していた。この男、横領した金の一部は、ネットカジノや宝くじ、株の売買に使っていたが、その大部分の1,300万元(約2億2,000万円)を、ライブ動画配信を行っていた女性に送金し、貢いでいたというのだ。男には横領罪で懲役13年、罰金100万元(約1,700万円)の刑が言い渡された。

隠し通せるはずのない巨額横領に手を染めるのもどうかと思うが、リスクを冒して手にした大金を、会ったこともないネット上の女性に惜しげもなくプレゼントしてしまう思い切りの良さは、理解に苦しむところだ。

しかし同様の事件は、今年2月にも起きている。江蘇省鎮江市で、不動産会社で経理を担当していた男が、やはりライブ動画配信を行っていた複数の女性に送金するため、会社の金890万元(約1億5,000万円)を横領していたのだ。男は横領が露見する寸前、ビジネスホテルで自殺を図っていたが未遂に終わり、結局逮捕されている。

ネット上のセクシー美女に入れ込むあまり犯罪を犯してしまう視聴者が続出していることについて、中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏は、こう話す。

「習近平政権下の風紀取り締まりで、風俗はおろか、お色気要素のあるサービス店はほぼ壊滅。細々と続いている風俗もありますが、風俗嬢の質は地に落ちている。セクシー動画配信者に夢中になるのも無理はない」

欲求不満を抱えた中国の男たちが繰り広げる事件は、今後も続きそうだ……。
(文=青山大樹)

外部リンク(日刊サイゾー)

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