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星田英利(ほっしゃん。)、ウーマン村本、松尾貴史、吉田照美...安倍政権に「NO」を突きつける芸能人の言葉を聞け

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首相官邸ホームページより


いよいよ衆院選の投開票日が明日に迫った。結局のところいまにいたるまで、なんのための解散なのか、なにを国民に問いたい選挙なのかがさっぱりわからないが、この間に繰り返されたのは、権力に対して疑義の声をあげた人に対し、安倍応援団たるネトウヨが集団で絡み付いていくという醜悪な光景だった。

10月2日放送『5時に夢中!』(TOKYO MX)で「無神経、馬鹿じゃないと総理大臣ってできないと思うのよ。安倍ちゃんなんて馬鹿の象徴じゃない?」と語ったマツコ・デラックスや、安倍首相がゲストで登場した10月8日放送『徹の部屋』(AbemaTV)で「ずーっと安倍さんのファン」「日本の国は安倍さんじゃなきゃダメだ」「ほんとにメディアは報道すべきことを報道しない」などとおべっかを使いまくる幻冬舎社長・見城徹氏をツイッターで〈是非、若者に見て欲しい。これが将来勝ち組になるオトナの会話だ。これくらい「飲み屋でやれ!」と思う映像も珍しい〉と皮肉った水道橋博士に対し、ネット上で罵詈雑言が飛び交い炎上した件は、それぞれ本サイトでも記事にしている。

ただでさえ権力者を批判するような言説をネトウヨが集中攻撃する傾向が強くなっているなか、知名度の高い芸能人であれば政権を批判した際のリスクは飛躍的に高くなる。

しかし、それでも、口をつぐむことを良しとせず、勇気ある発言をする芸能人は確実に存在する。

星田英利(ほっしゃん。)は大阪民主新報2017年10月22日号のインタビューに応えているのだが、そこでは安倍政権に対しこのように憤りを表明している。

「選挙権を取って26年、いろんな政権を見てきましたが、今の政権にはこれまで感じたことのない違和感を覚えます。いろんなことに説明責任を果たしていない」

まさしくその通りだろう。今回の冒頭解散だって森友・加計学園問題を攻められたくないがための保身の解散なのは明白である。

そして、安倍政権に対し、星田が危機感を覚えるのは、首相の戦争への欲望だ。北朝鮮に対して国際的に対話路線が敷かれるなか、首相はドナルド・トランプ米大統領と並んでその道を塞ぎ、ひたすらに圧力をかけ続けている。このような行動に対し、星田は「戦争に行かされるのは国民。戦争をさせる人を絶対に許してはならないと思います」と怒りをあらわにした。

松尾貴史「いつから安倍さんが国民統合の象徴になったんだ?」

しかし、なぜ彼は、ここまで政権へ疑問の声を投げかけるのか。北朝鮮問題などをあげてこのように語れば、官邸とメディアの煽りを真に受けたネトウヨから「いい年した大人がそんなお花畑思想でどうする」などという言葉が投げつけられるのは目に見えている。それは、本業である芸人としての活動を考えれば、マイナスな面しかないだろう。

ただそれでも、星田が為政者に対し疑問の声をあげるのは、それこそが「大人」だからである。どう考えてもおかしいと思うことを唯々諾々と受け入れて、奴隷のようになっている姿を子どもたちに見せるのは、あるべき大人の態度ではない。星田は前掲インタビューでこのように語る。

「僕らに何ができるかというと、大人として思っていることをちゃんと言う姿を子どもたちに見せんとあかんと思うんです」

本稿冒頭であげたマツコ・デラックスや水道橋博士の例をあげるまでもなく、こういった発言をすればネット、特にツイッターのアカウントには口にするのもはばかられるような罵詈雑言が雪崩のように押し寄せる。

そんな炎上に日常的にさらされているタレントが松尾貴史だ。彼は先日も自身のツイッターに〈「金持ち喧嘩せず」という諺があるが、近隣の国が狼藉を働きそうだというときに、「対話は不要、圧力あるのみ」と、あわよくば争いを誘引しようという言動は、憲法を変えるための下地作りかと勘繰りたくなる。なぜ、「まぁまぁ」となだめる手間を惜しむのか。惜しんでいるのではなく煽っているのだが〉と書き込み、例のごとくネトウヨから「お花畑思考」などの中傷を受けていたが、そんな彼は「炎上」と日常的に接して感じてきたことを、ウェブサイト「政経電論」でのインタビューでこのように語っている。

〈「レイシズムはダメですよ」って書いたら"在日"だと言われるし、安倍首相に反対すると"反日"って言われる。いやいや、いつから安倍さんが国民統合の象徴になったんだって、本当に不思議でしょうがないですよ〉

安倍=日本などというネトウヨたちが描く図式は明らかに意味不明だが、それはともかくとして、これだけ米軍基地に傷つけられている沖縄をあっさりと見捨ててアメリカに隷属する首相の姿勢こそ日本を貶めていると思うが、なぜ安倍信者はそのように考えないのだろうか。

星田や松尾らベテランから中堅の芸人・タレントの姿勢に、星田の事務所の後輩であるウーマンラッシュアワー村本大輔も負けてはいない。村本といえば、8月11日放送『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日)に出演。「国民には国を守る義務があると思う」と発言した田原総一朗に対し、「絶対に戦争に行くことがない年寄りに言われてもピンともこないわけですよ。絶対行かないじゃないですか」と反論したことが話題となり、ネトウヨから大炎上させられたのは記憶に新しいが、彼はそんなもので怖じ気づくような人間ではない。村本は、「週刊女性」(主婦と生活社)2017年10月31日号に掲載されたインタビューで引き続き踏み込んだ発言をしている。

●自衛隊員の命をカードのように扱う首相にウーマンラッシュアワー村本大輔は怒る

村本の弟が現役の自衛隊員であることはよく知られているが、その立場から現在の状況を見て彼は「安保法制や憲法改正の議論を聞いていると、隊員の命をカードのように扱っている気がして」と憤る。

その象徴が、前述した北朝鮮問題に対する安倍首相の態度だろう。彼はひたすら圧力をかけることだけに終始しているが、そもそも政治家の仕事とは、対立が武力衝突に発展しないようあの手この手で交渉することである。ただ単純に相手を侮蔑して威勢のいいことを言うだけなら幼稚園児でもできる仕事だ。

村本は、安倍首相が自衛隊員の命を「カード」としか思っていない象徴として、京都の海上自衛隊舞鶴基地で隊員に対し「国民の安全確保のため万全の態勢をとってくれました」とスピーチしたことを挙げる。

「あれは安倍さん、「みなさんの命を落とすことがないよう一生懸命に努力します」と言うのが筋でしょう。「私の誇りであります」なんて言ってる場合じゃない」

また村本は、金を釣り餌にひどい目にあわされている人々として、原発周辺に住む人たちについて語る。村本は福井県おおい町の出身で、近くに大飯原発がある。そして村本自身、売れなかった時代に、実家から原発で働くよう電話がかかってきたこともあるという。

「夢のエネルギーだ、出稼ぎに行かなくてすむんだとうまいこと言われて、貧しい地域に原発が置かれてきた。それで町の基盤もできた。だけど生活するのに必死だから、原発がどれだけ危ないか、事故でどんな被害をもたらすか、考える余裕がないんです。依存させておいて、依存から抜け出すにはリハビリが必要という視点がいまの議論にはないし、生活している人の姿が見えているのかなと思う」

今回の選挙戦では安倍首相の口から「こんな人たち」級の失言は飛び出さなかったものの、遊説先を告知しないステルス演説をしていたことが象徴的なように「丁寧な説明」はどこへやら、自分とは違う意見の人とはまともに議論しようともせず嘘とはぐらかしですべてをごまかそうとする態度はなんら変わることがなかった。

吉田照美「安倍政権の何が良くて何が悪かったか考えれば簡単に結論が出る」

これは有権者が投票先を決める際、重要な評価ポイントになるだろう。小島慶子はこのようにツイートしている。

〈政権の座についたら、政治家は自分を支持した人々だけでなく、しなかった人々の暮らしにも責任を負うことになる。だから選挙活動中の候補者が、自分を支持していない人たちに対してどんな態度をとるのか、嫌な質問をされたときにどんな回答をするのかをよーく見ておくことが大事だと思う〉

森友・加計学園問題を隠したい安倍首相自らの保身のためにすべてが始まった今回の衆院選。これにより600億円の税金がドブに捨てられるのだが、それと引き換えに国民は、これから先も為政者による政治の私有化を進めていいのか、富める者だけがますます富んでいくような社会でいいのか、弱者や少数派に属する人々は見捨てられ迫害される世の中にしていいのか、「戦争」への欲求を抑えられないことが誰の目にも明らかな人物をこれ以上この国のトップに置いて大丈夫なのか、といった問題について審判をくだすことができる機会を手にしたことになる。吉田照美は17年10月17日付け日刊スポーツのインタビューでこのように語っている。

「今こそ、僕ら国民1人1人が、安倍政権の何が我々にとって良かったのか悪かったのか、もう1回、解散を宣誓したあたりに戻って考える時だと思うんです。そうすれば、非常に分かりやすく結論が出ると思うんですよ」

これ以上、独裁的で強権的な政治をさせないためにも、ここで安倍政権にNOを叩き付けなければならない。

ちなみに、ミュージシャンでタレントのうじきつよしは、10月15日、ツイッターでこんな激烈な投稿をしていた。

〈『なにが"国難"だよ!私利私欲でルール無視、暗躍しまくりウソつきまくりのおめぇらこそ、最大・最悪ノータリンの"国難"じゃねぇか!もうガマンも限界、気持ち悪くてゲロ吐きそう!』を必死でこらえ、エブリボディ、選挙へゴ、ゴ、ゴ~~ッ!!〉

そう、安倍政権を止めるために、選挙へ行くしかない!
(編集部)

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