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ドラマ『オトナ高校』は童貞と処女をバカにしている? 過剰なセックス幻想を破壊するセリフ満載

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 三浦春馬主演のドラマ『オトナ高校』(テレビ朝日系)の放送が10月14日よりスタートした。三浦が演じる荒川英人は、東大卒でトップバンクに勤めるエリートでイケメン……という高スペックなのに、30歳になっても童貞。そのくせ、やけにプライドが高いキャラクターだ。

ドラマのタイトルにもなっている「オトナ高校」は、性経験のない30歳以上の男女を入学させ、“本当のオトナ”にさせるための公的教育機関。日本政府が深刻な少子化に歯止めをかけるために設立した――という、ファンタジーたっぷりの世界で、童貞と処女たちがオトナ高校を卒業する(=童貞&処女を脱する)ために奮闘する。

荒川は自分がエリートだと自覚しているため、とにかくプライドが高い。オトナ高校入学前、荒川は卒業条件である“脱・童貞”を達成しようと画策するが、その間にも「(セックスは)出来なかったんじゃない、本気でやろうとしなかっただけ」「(性体験は)僕よりはるか知能や学力の劣る一般庶民の大多数が経験していることなんだ。マーケティング戦略とクライアント対策さえ間違えなければ……」と勘違いな発言をしまくる。

結局、荒川は童貞を捨てられず、オトナ高校へと入学することに。このオトナ高校はとにかく童貞&処女へ当たりが厳しめ。担任の山田翔馬(竜星涼)が生徒たちにあだ名を付けるシーンでは、エリートの荒川に「チェリート」、童貞なのに遊び人ぶる50代の権田勘助(高橋克実)には「サショーさん」と名付ける。美人のバリキャリだが、妻帯者ばかり好きになって、重い女と扱われ、抱いてももらえなかった園部真希(黒木メイサ)には「スペア」、「デブで不細工・低学歴・低収入」の童貞要素を兼ね備えた和田島正臣(小手伸也)には皮肉たっぷりで「パーフェクト」と命名する。山田は生徒たちに「君たちは腐ったチェリー」とも言い放っていた。

黒木メイサ演じる園部が言うように、「性経験は個人の自由。経験のない人間を一人前でないと考えるのは差別」。童貞や処女であることは悪いことではでない。ネットでも「童貞と処女をバカにしていているようで不愉快」「見てて気分悪くなった」と、ドラマの“童貞&処女ディス”に嫌悪感を覚える声が上がっている。

しかし、その一方で「とても勉強になる」「性教育ドラマだった」とドラマを支持する声もある。童貞と処女たちを指導する教師たちは、言葉こそ乱暴だが、言っていることはそれなりに正しい。セックスを過剰に神聖視せず、円滑な人間関係を築いて自分自身が幸福感を得るための基本的な姿勢をオトナ高校は教える。

荒川は入学前に童貞を捨てようとアプローチをかけた相手がいた。のちにオトナ高校の副担任だと判明する姫谷さくら(松井愛莉)だ。荒川はさまざまな策を講じるが、ことごとく失敗し、やけくそになって「ヤラせてくれ」「エリートの僕が誘っている」という無茶苦茶な言葉を投げかけていた。

これに姫谷は授業で荒川の行為について「セックスを知らないから」と断言。「セックスの機会を失い続けた場合、一番怖いのは、セックスをゴールと考えてしまう、間違った恋愛観に至ること」と言い、姫谷は黒板に「SEX≠GOAL」「SEX≒START」と書く。「長く付き合う男女は、セックスをするまでの時間よりもセックスをしてからの時間が遥かに長いんです。そう考えるとセックスはゴールじゃない、スタートラインに過ぎないんです。とっととセックスして、この人は違うと思ったらさっさと別れて次の相手を探せばいいのです」と言い放つ。

ヤリ目だったら「SEX=GOAL」なのだが、一般の恋愛においては正論だ。やっとセックスに至って達成感を覚えるのはいいが、そこで終わりなのではなく、それからがお付き合いのスタートなのである。「とっととセックスして、この人は違うと思ったらさっさと別れて次の相手を探せばいい」という言葉には抵抗感を覚える人もいそうだが、「セックスはスタートライン」を言い放つ松井は見ていて痛快だった。

再三言うが、童貞や処女であることは悪いことではない。しかし、それを何とかして卒業したい、と思っている人も多いのは事実。“オトナ高校流”童貞&処女卒業論をこれからも楽しみにしたい。

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