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『妖怪ウォッチ』で大ブレイクしたDream5元リーダーがエイベックスのブラックぶりを暴露...月給2万円で、事務所移籍後は圧力が

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『妖怪ウォッチ』(テレビ東京)エンディングテーマ「ようかい体操第一」が大ヒット、2014年末の『第65回NHK紅白歌合戦』にも企画コーナーではあったものの見事出場を果たしたDream5

同グループは、惜しまれながらも昨年いっぱいで活動を休止。リーダーの重本ことりは、エイベックス・マネジメントとの契約を終了し、別事務所に移籍している(活動休止時に所属していた他メンバー、日比美思大原優乃高野洸の3人はそのままエイベックス・マネジメントで芸能活動を継続)。

先日、その重本ことりが自伝本『黒い小鳥』(鉄人社)を出版した。この本のなかでは、両親との微妙な関係、学校では芸能人であることを理由にしたいじめに遭っていたこと、「ようかい体操第一」以降に態度を急変させた周囲の人間への違和感、仕事に向かう姿勢をめぐりDream5の他のメンバーに感じていたわだかまりなど、古くからのファンにはなかなかショッキングな事実が次々と暴露されている。

そのなかのひとつとしてDream5時代の収入についても明かしているのだが、その額がなかなか非人道的な額なのだ。

〈当時、事務所から振り込まれてくる給料は家賃の立て替え分を差し引いて月2万円程度。両親からの仕送りと合わせて5万円。
 高校3年間の学費は事務所に借り、給料から差し引かれていました。
 給料は18歳まで両親の口座に一度振り込まれ、その一部が私のところに振り込まれていましたが、こんなに働いているのに一向に生活は豊かにならない〉

千眼美子(清水富美加)が前所属事務所であるレプロエンタテインメントから支払われていた給料を「月給5万円」と明かしたのは記憶に新しい。重本の場合は高校の学費や家賃などが天引きされているようなのでそれと単純比較はできないものの、それでも月2万円では生活に困るだろう。

Dream5が世間的に大ブレイクしたのは確かに14年リリース「ようかい体操第一」以降だが、それまでも鳴かず飛ばずのグループだったわけではない。09年に『天才てれびくんMAX』(NHK Eテレ)の番組企画としてグループが発足されて以降、当時勃興しつつあった「アイドル戦国時代」における主力プレイヤーの一組としてメディアでも頻繁に取り上げられていた。そうした活動は着実に数字に結びつき、12年リリースのシングル「シェキメキ!」ではオリコンウィークリーチャートで10位を獲得。13年には1000人規模のライブハウス赤坂BLITZでワンマンライブを行うなどしている。

その実績を鑑みると「月2万円」は、いささか少なすぎると思わずにはいられない額である(ちなみに、「ようかい体操第一」直後に受け取ったボーナスはさすがに〈高級時計がいくつか買えるくらい〉だったと同書で明かしている)。

エイベックスの給料問題といえば、これはタレントに対する給与ではなく社員に対する給与の問題だが、「残業代を適正に払っていない」として、労働基準監督署から是正勧告を受けた件は記憶に新しい。

それは、昨年12月のこと。エイベックス・グループ・ホールディングスは「実労働時間を管理していない」、「長時間残業をさせている」、「残業代を適正に払っていない」として、三田労働基準監督署から労働基準法に基づく是正勧告を受ける。

電通社員の過労自殺に端を発し、長時間労働問題について社会的議論が巻き起こっていた時期だっただけに、慎重な対応が必要だったはずなのだが、この労働基準監督署からの是正勧告を受けて松浦勝人社長が出したメッセージは、そういった問題意識にあまりにも逆行するもので、文章が公開されるやいなや大炎上した。

昨年12月22日、オフィシャルブログ「仕事が遊びで遊びが仕事」のなかで、松浦社長は〈このことに対しては現時点の決まりだからもちろん真摯に受け止め対応はしている〉としながらも、是正勧告についてこのように結論づけていた。

〈望まない長時間労働を抑制する事はもちろん大事だ。ただ、好きで仕事をやっている人に対しての労働時間だけの抑制は絶対に望まない。好きで仕事をやっている人は仕事と遊びの境目なんてない。僕らの業界はそういう人の「夢中」から世の中を感動させるものが生まれる。それを否定して欲しくない〉

確かに、エイベックスのようなエンターテインメント産業の仕事は9時5時では対応できないものなのは確かで、そういった環境でも適切な労働環境が保たれるよう働き方の多様性について議論されるべきなのは間違いないが、それでも松浦社長の言い分はおかしい。「好きでやっているかどうか」は過重労働の問題とはなんの関係もないし、彼の言うような「好きでやっている」仕事のおかげで過労死まで追い込まれた例も枚挙に暇がないからだ。多くの労働者を抱える経営者のものとして、この発想はあまりに危うい。

ちなみに、この件に関しては、今年5月、未払いになっていた数億円規模の残業代を支払うことを公表。また同時に、今後は裁量労働制の導入など、従業員が柔軟な働き方を選べるようにするとも発表されている。

前述『黒い小鳥』で暴露されているのはお金のことだけではない。契約終了後にかけられた「圧力」の存在も示唆されている。

事務所を移籍してから約10カ月が経過。その間、彼女の身に起きたことは、周囲の人々が手の平を返すように離れていくことだった。

エイベックスとの契約終了後、現在もエイベックスに所属しているかつてのタレント仲間や、かつて良くしてくれたクライアントなどがいっせいに連絡を絶とうとしてきたうえ、挙げ句の果てには、仲良しだった先輩の結婚式にすら出席することができなかったという。

なぜこんなことが起きたのか? その疑問は、すぐに明らかになる。『黒い小鳥』にはこのように綴られている。

〈ある日、私は前の事務所の子からこんなことを言われました。
「実はね、事務所の人からことりと連絡をとるな、誘われても会ったりするなって言われているんだ。だから、ホントにごめんね。連絡とってるのがバレたら芸能人として活動するのは無理になっちゃうし」
 それを聞いて、本当に悔しかった。本当に悲しかった〉

彼女がどのような原因と過程を経てエイベックスから現在の事務所に移籍したのかは本書では明かされていないので断定はできないが、このようなことが起きたということはエイベックスとの間に何らかのトラブルを抱えているのであろうことは容易に想像がつく。

エイベックスは、昨年発覚した三代目J Soul Brothersによるレコード大賞1億円買収疑惑問題でもクローズアップされたように、「芸能界のドン」こと周防郁雄社長率いるバーニングプロダクションと深い関係にある。

バーニングがトラブルを抱えたタレントに対し徹底した妨害工作に出てきた過去についてはいまさら言うまでもないだろう。松方弘樹水野美紀のん(能年玲奈)、鈴木亜美(鈴木あみ)、北野誠小林幸子など、バーニング関係の事務所とトラブルを起こした結果、メディアを通じて醜聞を流布されたり、業界から干されたり、名前を変えさせられたりした例は枚挙に暇がない。

『黒い小鳥』での記述から、重本に対してもそういった妨害工作はもうすでに始まっているとも見える。芸能界はいつまでこうした体質を放置し続けるのだろうか。
(編集部)

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