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イッテQ、ナスD…人気が出るバラエティー、キーワードは「ドキュメンタリー性」

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 インターネット上の記事などでよく目にするのが、テレビ東京のバラエティーを評価するもの。記者も家に帰ってザッピングすると、チャンネルをテレ東に替えたところでリモコンを持つ手がよく止まる。「Youは何しに日本へ?」「家、ついて行っていいですか?」といった人気番組はもちろん、「出川哲朗の充電させてもらえませんか」はいつも笑わせられる。

 別のテレビ局の人にその面白さをどう分析しているのか聞いてみると、「ドキュメンタリー性じゃないかな」との答えだった。作り込まれた台本通りの内容ではなく、その場で起こったことを記録した映像だから面白いということだった。「今はバラエティーでもドキュメンタリー性がないとダメだと思うんだよね」と言っていた。

 確かに、多くの人気バラエティーはドキュメンタリー性を備えている。例えば日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」の珍獣ハンター、イモトアヤコのワールドツアーなどは何が起こるか分からない(相手が動物なのでもっともだが)。TBSの深夜番組で人気の「クレイジージャーニー」もそうだ。個性あふれる旅人たちが、驚くほどの様々な世界を見せてくれる。「ナスD」の人気もあって放送時間帯の変わったテレビ朝日「陸海空 地球征服するなんて」も、主にタレントが海外に行って体当たりで様々な調査をしている。

 とはいえ、海外ロケは莫大なお金がかかる。セットを組んだスタジオで収録する番組が重宝されるのは今後も変わらないだろう。

 バラエティー番組に多く出演しているタレントを先月取材した際、雑談の中でこんなことを言っていた。「サプライズが一番面白いのはみんな分かってる。だから、バラエティーも予想できない結果になることが一番面白いんだけど、面白くない結果になる可能性も当然ある。だから、スタッフがしっかりと台本を作って、予定調和で確実に見せたい気持ちも分かる。どちらが正しいとは白黒つけられないですよ」とジレンマを感じているようだった。

 10月から各局で新しいバラエティーが始まった。長続きする番組が一つでも多くあってほしい。

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