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フォクシジェン、バックバンドを一新しストリングスを従えた米サンディエゴ公演レポート

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フロントマンのサム・フランスと、ザ・レモン・ツイッグスの『Do Hollywood』をプロデュースを手掛けたギター&キーボードのジョナサン・ラドーからなるカリフォルニアのインディ・ロック・デュオ、フォクシジェンが2017年9月28日、米サンディエゴで公演を行った。

アメリカ人にとってはプレ週末とも言える木曜日。サンディエゴのダウンタウンにある比較的新しい会場で行われた公演はソールドアウト。コンテンポラリーでサイケデリックで少し過激なステージを繰り返してきた彼らだが、今回のアルバムのツアーはバックバンドを一新し、豪華ストリングスをバックに従えたものとなっていた。

サムは白いスーツ、ストローハットにサングラスで登場。顔には濃いあいメイキャップにグリッターやスパンコールで70年代のグラムロック時代のボウイを彷彿とさせる。

最初に披露した「We Are the 21st Century Ambassadors of Peace & Magic」、「San FranciscoShuggie」は曲調がそれまでとガラリと変えられ、ミュージカル調にアレンジされており、しっとりとキーボードを奏でるジョナサンのリードで、妖艶な姿のサムがしっとりと歌い出す。そして壮大な生バンド演奏で、ミュージカルの『ロッキー・ホラー・ショー』を見ている気にさせられる。

頭3曲を終えると、サムとコーラスのジャッキーが舞台袖へ戻り、衣装チェンジをして登場。ショウを壮大なミュージカルのように見せる演出を見せてくれた。中盤の「On Lnkershim」では、サムがアコースティック・ギターを弾き、ジョナサンはコーラスのジャッキーの横で一つのマイクで仲睦まじくコーラスを取り、新婚の2人のハーモニーが愛らしくこだまする。

「Follow The Leader」では途中、ストリングス隊のサックス奏者がソロを奏で、珠玉のジャズ・スタンダードに。するとそこへジョナサンがキーボードの上に立ち上がり、ジミー・ペイジのような激しいギターソロに、会場は狂気じみた歓声に包まれる。

序盤からフロアでは観客がバリケードを乗り越えたりステージダイブやモッシュを繰り広げられていたがアンコール2曲のファンにとってはおなじみの「No Destruction」、「On Blue Mountai」では、観客のボルテージが最高潮に達し、フロアが抜けるかと思うほどのジャンプとシンガロングで幕を閉じた。

Photo & Text:ERINA UEMURA

◎セットリスト(2017年9月28日 Music Box San Diego)
1. We Are the 21st Century Ambassadors of Peace & Magic
2. San Francisco
3. Shuggie
4. Follow the Leader
5. Avalon
6. Mrs. Adams
7. America
8. On Lankershim
9. Upon a Hill
10. Trauma
11. Rise Up
Encore
12. How Can You Really
13. No Destruction
14. On Blue Mountain


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