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伝統を“守る”だけではない歌舞伎 文明開化の裏にある“チャレンジ”の歴史

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 歌舞伎俳優の市川猿之助(41)が9日、新橋演舞場で上演中の「スーパー歌舞伎II(セカンド) ワンピース」の出演中に左腕を骨折する重傷を負っていたことがわかった。

猿之助はこの舞台で、主人公「モンキー・D・ルフィ」と女性キャラクター「ボア・ハンコック」の2役を演じており、そのハンコックの衣装で床板が昇降する「セリ」と呼ばれる装置、通称「すっぽん」から退場する際、衣装の左袖が機械に巻き込まれ負傷したという。その後救急車で病院に搬送され、診断は全治6カ月。骨が皮膚を突き破る左腕の開放骨折だった。今後10日以降の公演を降板し、復帰時期は未定。代役は尾上右近(25)が務める。


同舞台は大ヒット漫画を2015年に歌舞伎化して話題を呼んだ作品。歌舞伎が“現代風”に漫画などを題材にすることについて、『けやきヒル’sNEWS』(AbemaTV)に出演した東京大学教授で歴史学者の本郷和人氏は、歌舞伎の“チャレンジの歴史”を解説した。

「歌舞伎は伝統芸能とよく言われるが、明治時代のいわゆる“文明開化”の世の中で『古臭い』とすごく批判を受けた。そこから、自分たちはどうしたら発展できるのかということを真面目に考えている芸能。何回も何回も色々な形で危機を乗り越えて、最近だと松本幸四郎さんが市川染五郎の時にミュージカルとコラボをした。そのような形で次々と新しい試みをやりながら、今のような隆盛を迎えている。こうしたスーパー歌舞伎というのは、言ってみれば歌舞伎というものの本来の在り方に一番近い形。猿之助さん、先代の猿之助さんは本当に素晴らしいと思う」。

一方で、新しいことを取り入れることへの批判については「歌舞伎は幅が広いので、猿之助さんのスーパー歌舞伎はこういうものだと(受け止められる)。もちろん、市川海老蔵さんがおやりになるようなしっかり伝統を受け継ぐという部分もある」とチャレンジと守りの両面があることを述べた。

(AbemaTV/『けやきヒル’sNEWS』より)

▶ 『けやきヒル’sNEWS』は毎週月~金曜日 12:00~13:00「AbemaNews」チャンネルにて放送!

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