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「コスメ好きの客は独特」「新人BAは化粧が変」ーー現役BAの本音座談会

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 都内の大型百貨店に勤めるBAさん3人に集まっていただき、座談会を開催。前編では、ストーカーやクレーマーなど、難しい客対応について聞きました。後編では、厳しい女社会についての本音が続々と飛び出します。

(前編はこちら)

■営業の男と付き合って、栄転し本社勤務に

――BAって、残業はあるんですか?

オン眉 あるある! 全然ありますよ! 日中はずーっと接客だから、そのほかの事務作業ができないんです。商品の補充とか発注とか、お客様への配送手続きとか。それらは全部、勤務時間が終わってからの残業になります。

――そうなんですか。結構やることが多いんですね。

ヤスコ でも、中には古株の先輩に気に入られるために、「進んで残業やります!」って人もいますよ。ファイトさんがいたときのうちの店舗は、本当に戦国時代みたいだった。古株先輩の言うことは絶対! みたいな感じで、みんな従ってましたよね。

オン眉 犠牲心の強い人が多かったですよね。上が言うことは絶対、みたいな。そういう人は、ずーっと残業してるから、店に住んでるのかな? って心配になりました。今は、上の人が一気に異動してくれたおかげで、緩やかになったけど、当時は大変でした。

――ブラック企業みたいですね。

ファイト 「帰っていいよ」と言われても帰らないのが基本スタンス。本当に帰るやつはいらない。帰らない子だけをかわいがる。

――たとえば古株の先輩に気に入られて、何かメリットがあるんですか?

ヤスコ うーん、お店の中で融通が利きやすくなる……くらいですかね? あと出世願望の強い人にとっては、メリットがあると思います。やっぱり先輩や上司に気に入られたほうが、何かとトクすることも多いですから。

――なるほど。

ヤスコ これは、別の店舗の子から聞いた話なんですが、本社営業の男と付き合って、本社勤務に栄転した人もいるらしいです。

――それって、いわゆる、“枕営業”ですよね?

ヤスコ そうですね。あくまで聞いた話なので、真相は不明ですけど。

オン眉 そうでなくても、本社から来る営業の男の人って、モテるんですよ。BAは女だらけの職場なので、プライベートで男との関わりがない人は、営業が来るだけで舞い上がっちゃうんです。露骨に頬を赤らめてる人もいますよ。

ヤスコ 営業さんとの飲み会がある日に、わざわざ希望休(シフトの休み希望)出して、新しい洋服買ってから行くっていう人もいるくらいです。

――すごい。合コンみたいですね。

ファイト まさに、そんな感じですね。そして、そういう気合入った先輩に限って、徒党を組みたがる。お気に入りのメンバーを5人くらい囲って、味方につけるんです。それで自分の地位を確立して安心してるんですよ。

――皆さんは、お気に入りではないんですか?

ファイト 最初は飲み会とか誘われてたけど、こいつはダメだなって思われたのか、途中から何も言われなくなりました。

ヤスコ・オン眉 私も。

――まったく派閥に属さない人もいるんですね。

ファイト そういう派閥とか作っちゃう女にはなりたくない。なる前に辞めたい。

ヤスコ このまま働き続けると、ああなっちゃうって、成れの果てを見せられてる感じですよね。その前に絶対、寿退社したいなって思ってます。

――皆さん、長く続けられてますが、辞めない理由って何かあるんですか?

ファイト 理由なんかないですよ。辞められるなら、ただちに辞めたい。転職活動も何回かしてるけど、うまくいかないだけです。

オン眉 結局、人手不足だから、気軽に辞められないというのもあります。「辞めたい」って言っても、めちゃくちゃ止められますよね。

ファイト 私、「辞めたい」って言って、店長に泣かれたことがあります。「今あなたに辞められると、私が本当に困る」って。こっちも困ってるんですけど……って話。その人の涙に負けて、結局続けることになっちゃったけど。

――何が理由だったら辞められるんですかね?

3人 結婚。

ヤスコ ほとんどが寿退職です。結婚決まったら辞められるっていう、暗黙の了解みたいになってる。

ファイト 逆に言うと、結婚してまで続ける仕事じゃないってことなんですよね。家庭と両立させたい仕事と考えてる人は少ないと思う。実際に、うちの店舗は全員独身。

――そうなんですね!

ファイト 中には、熱意持って仕事してる子もいるにはいるけど。コスメが大好きだからという理由で入ってきた新人は、休みの日も「他店研究に行ってました~」とか言ってるし。でも、そういう子は大抵おかしい。化粧も変だし。コスメ好きな子って、こだわりが強い。自分を信じすぎてるから、客観的に見ることが苦手なんだと思う。

ヤスコ お客さんでも、コスメ好きの人って独特ですよね。

――独特って、どんな感じなんですか?

ヤスコ 普通の人は、雑誌で見て気になった商品を買いに来るって感じなんですけど、コスメオタクは、コスメカウンターを物色するのが趣味。だから、こっちが声かけても無視。仲間と一緒にコスメカウンター回って、自分のお気に入りのアイテムを見つけたら「これいいの~」って紹介が始まる。私たちは、そのプレゼンテーションを延々と見せられてます。

ファイト 「これ使ってる」って言うためだけに寄る人は多いです。逆にうちらがプレゼンされます。「これ、こんなに良くて、こんなふうに肌が変わった!」って。へ~、よかったですね~、みたいな……。

――想像以上に、BAの世界が面白いってことがわかりました。

ファイト でも、一口にBAと言っても、お店によってかなり毛色が違うと思います。国産か外資か、スキンケアラインかコスメラインか……とか、いろいろあるんですよ。国産のスキンケアブランドはマシって聞きます。ブランドにもよると思うけど、国産って厳格なノルマがないんです。インセンティブもないから、お客さんの奪い合いもない。でも、外資のブランドは本当に奪い合いみたいです。

――自分の売り上げを伸ばすためにですか?

ファイト そう。最初にお客さんに声かけた人の売り上げになるから、「お客さん取った!」ってなるんです。誰が一番に声かけられるかって競争。でも、ネイルを見てる客がいたら、下っ端に行かせるんだって。ネイルって単価が安いから、売り上げにならないって敬遠される。でも、高いスキンケア商品を見てる客には、先輩たちが自分で行く。単価が取れるから。

――そんな争いがあるんですね!

オン眉 同じフロアの外資ブランドの子は、「金持ちそうな客を見つけたら、自分で行く」って言ってましたよ。

ヤスコ あと、インバウンド(訪日旅行)の客に飛びつく美容スタッフもいますよね。中国人の爆買い目当てで。

――コスメも、そんなに爆買いしていくんですか?

ヤスコ 爆買いですよ! 2日間に分けて買いにきたりとか。中国人のバイヤーがまとめ買いして、現地で売ってるんですよ。

オン眉 商品券や株主優待券で買っていきますよね。

ファイト そう! できるだけ安く買ってく。それをいくらで転売してるのかは知らないけど。

ヤスコ あと、インバウンド専門みたいなBAもいますよ。インバウンドの客に寄ってきてもらうために、勝手にサンプルをたくさんつけて、顔を覚えてもらうんです。それで、次に来たときも、自分を目がけて来てもらえるようにしてる。セコいんですよ。

――なるほど。その人は今どうしてるんですか?

ヤスコ インバウンドが多く来る店に異動しました。

ファイト 今も、中国人にサンプルをたくさん配ってると思う。きっと元気でやってますよ。

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