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脳ドックでなにがわかる?費用ややるべき年齢は?

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加齢によって様々な病気のリスクが高まっていきます。体の中のことは、定期的にチェックしなければ、いつ大変な状況に陥ってしまうか分かりません。
家族や友人、仕事仲間に急な心配をかけないためにも体のメンテナンスはきちんと行っておきたいところです。
今回は、体の中でも最も重要な器官、脳についてご紹介します。脳の検査、脳ドックではどのようなことをするのか、いつからすべきかなどをまとめました。

脳ドックはどんなことをするのか?

脳ドックで行う検査

1、MRI

脳実質を細かく輪切りにして画像にする検査です。脳実質を撮影し、脳の皺・異物などが無いか調べます。

2、MRA

脳の血管を調べる検査です。静脈内に造影剤を注射して脳の血管を撮影することで、脳動脈の血流を調べます。

3、頸動脈超音波

脳内に血液を送り出すのが頸動脈です。ここに狭窄がないか、動脈瘤がないかを調べます。

4、心電図

心房細動などの不整脈がある場合、血栓が飛んで脳梗塞を起こす恐れがあります。異常な心電図が無いかを確認することは脳血管疾患の兆候を知るのに重要です。

5、血圧測定

高血圧があることは全身の血管に負担をかけますが、特に脳の血管に負担がかかると命にかかわることがあります。脳ドックでも血圧を測定しますが、一番大事なのは自宅での血圧が安定しているかどうかです。

6、認知症検査

長谷川式スケールなど、認知症の兆候がないかどうかの問診を医師の診察時に行います。

脳ドックで使う機器

MRI

全身が入るトンネル状の器械に寝そべって入り、磁気と電波を使って画像診断を行います。撮影部位は頭ですが、体ごと機械の中に入ります。
ベットごと動いて機械の中で撮影していきますが、かなり大きな音がします。事前に点滴を確保して置けば、MRI検査・MRA検査両方同時に行うことが出来ます。
MRAの検査をこなう場合、造影剤を入れるための点滴を刺すのに痛みがあることがありますが、点滴の針が入り、固定された後には痛みは感じません。造影剤が血管内に入ると体がカーッと熱くなりますが、その熱さはすぐに収まります。

超音波

ゼリーを塗り、機械を当てて血管内や臓器など水分を含んだ組織実質を見ることが出来ます。痛みはありません。

心電図

電極を胸に12か所、両手首、両足首につけて波形を調べます。胸に吸盤の後が点くことがありますが、殆どの方は一日で消えます。検査自体に痛みはありません。

脳ドックでわかることは?


脳ドックでわかることは、脳に既にあるが気づいていない病気・将来病気になるおそれのある因子がないかどうかです。通常の人間ドックは首から上は含まれていません。
脳卒中は日本の死因の第三位になっています。この脳卒中のなる危険因子を事前に発見することが出来ます。

脳卒中とは

脳梗塞

脳の血流が遮断され、そこから先の脳組織が機能しなくなる

脳出血

脳動脈瘤の破裂などにより脳内に出血を起こします。

くも膜下出血

脳は硬膜・くも膜・軟膜に包まれています。このくも膜以下に出血するのがくも膜下出血です。くも膜下出血を起こすとその半数は命を落とすといわれています。
他には脳腫瘍、無症候性脳梗塞があります。CTなどをとっても脳こうそくを起こした痕がありますね、と説明される方は意外と多いものです。症状のない脳梗塞は顔に出来る皺のようなもので加齢による変化。問題ありません。

脳ドックを受けたい人が知っておくべきこと

どこでもできる?

脳ドックを受けられる施設は限られています。MRIの機会がある施設でないと受けられません。また、人間ドックがある施設でも脳ドックのコースを設けていない施設もありますので、事前に問い合わせをし、脳ドックができる施設を選んでいきましょう。

何歳くらいから脳ドックをやった方がいい?

生活習慣病に注意が必要といわれる40歳くらいから受けることをお勧めします。40歳というと眼底の血管に変化が現れたり、心電図に変化が現れる人もいます。様々な体調の変化が現れるのがこの年齢であり、40歳は一つの節目です。
ただし、「両親のどちらかが脳血管疾患だった」など、家族歴がある方はもう少し早い年齢、30歳代半ばから受けてもいいでしょう。生活習慣や家族歴により、30歳代でも脳梗塞になる方はいます。

脳ドックを受けた方がいい人

脳疾患の家族歴がある人。高血圧、高コレステロール血漿や糖尿病があったり、喫煙、飲酒を習慣的にする方。肥満であったり、慢性的に頭痛がある方は受けた方がいいでしょう。
単なる頭痛持ちだと思い、長年自己判断で鎮痛剤を内服していた方が、脳動脈奇形だった例もあります。
脳ドックは一度受けて問題なかったらその後受けなくてよい、ということではありません。脳ドックで問題が無しという結果であれば出来れば3年に一度の検査を。「今は悪さをしていない脳動脈奇形がありますよ」、等といわれた場合は1年に1度脳ドックを受けましょう。
脳ドックを行ける意味は異常の早期発見です。また、万が一異常が見つかった場合、前回と比較できる画像が保管されていることも強みです。
こうしたことを考えると、出来れば検診や脳ドックは同じ施設で受けるのがいいですね。万が一施設を移る場合、画像をCD-Rに焼いてもらい、次に脳ドックを受ける医療機関に持参しましょう。
ただ、今はこちらからお願いしなくても、脳ドック終了時に画像をくれる医療機関も多いですよ。

脳ドックを受ける人が気をつけるべきこととは?

閉所恐怖症

脳ドックにはMRIの器械に入ります。閉所恐怖症がある方はMRIの器械に入ると気分が悪くなったり、症状がひどい人だと気を失うことがあります。
症状の強い人は事前に軽い鎮静剤を使っての検査に対応をする施設もありますので、閉所恐怖症の方は、事前に検査施設に申し出るのが良いでしょう。こうした症状に対応可能な医療機関と、対応しない機関があります。

造影剤

造影剤の検査を行う場合、事前に中止しなければならない薬があります。例えばある種の血糖降下剤を服用したまま造影剤を投与すると、造影剤の副反応が強く出ることがあります。
また、アレルギー体質の方で、過去に造影剤でアレルギーを起こしたことがある方、腎疾患がある方は造影検査ができないか、慎重に行う必要があります。(造影剤は腎臓に負担をかけるため)
持病がある方は脳ドックの予約時にその旨を伝える必要がありますね。

どれくらいの費用でできる?

脳ドックは保険適用外なので、自費になります。価格は医療機関が自由に設定しますので、幅があります。脳ドックのコースや、医療機関によりますが、3万円~10万円になります。
全てのオプションをつけると高額になるのがちょっと…と躊躇してしまう方は、最低限MRIとMRAをしてはいかがでしょうか。
また、心電図は市の検診や職場の検診で行うことも多いので、普段やっている成人病検診でフォローしていない項目を脳ドックでやられてはいかがでしょうか。

まとめ

脳ドックはそれを行うことで異常が治るというものではありませんが、脳の異常を早期に発見する手助けにはなります。たとえば、脳の気になる部分が一年後にどのような変化をきたしているのかを経過観察することは異常を発見するきっかけになるでしょう。
脳の病気は命に関わるケースや後遺症を残してしまうケースなどがあります。それは、後の人生を大きく変えてしまう事件になるでしょう。
将来の自分の健康を考えるなら、早めの脳ドックの定期受診を進めていくのがいいのかもしれません。

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