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新郎役までヤラセ!結婚式の「代理出席サービス」オドロキの実情

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赤の他人なのに、自分の結婚式に本当の親友や同僚、親族のふりをして出席してもらう「代理出席」というサービスがあります。周囲に見栄を張って利用したり、時には結婚相手にも本当のことを隠したまま利用したりするケースもあるのだとか……。

そんな代理出席の実情について、2009年の創業から、今では年間600件もの代理出席の依頼を受けているという株式会社ファミリーロマンスの代表取締役・石井裕一さんに聞きました。

※以下の回答は石井さんによるもの。

◆Q1:代理出席サービスを利用するのはどんな人?

A. 弊社を利用する方は、女性が約6割と、男性よりも女性の方が若干多いですね。年齢は30歳前後が最も多く、25歳前後や35歳前後の利用も多いです。初婚の利用者が8割ですが、既婚(離婚歴がある方など)が2割です。

◆Q2:どんな理由で利用するケースが多い?

A. 一番多いのは、結婚式に来てくれる友人が少なく、相手側の友人の数とバランスをとるために依頼してくるケースです。両親とは絶縁状態のため、両親役を依頼されることもあります。また離婚歴がある方が、友人や会社関係者をもう一度結婚式に呼ぶことがはばかられるため、代理出席を依頼することも多いですね。

◆Q3:代理出席してくれる人は、どうやって手配する?

A. 私が元々役者をしていまして、その役者仲間をスタッフに登録してもらいました。今では、さまざまなリクエストに応えられるように、年齢幅も広く1000人前後のスタッフに登録してもらっています。

◆Q4:代理出席だと周囲にバレない?

A. 代理出席サービスは、まわりに絶対にバレないことが鉄則です。そのため、依頼主と代行スタッフの間で、綿密に役柄の設定をしておくんです。たとえば、高校の同級生の設定なら、高校名から所属学科、部活、放課後の楽しかったエピソードまで、細かく決めておきます。弊社では、マニュアルを作って、クオリティの徹底も行っています。

◆Q5:そもそも、このサービスを始めたきっかけは?

A. 私の友人のそのまた友人の結婚式で、友だちのドタキャンが相次いでしまったことがあるんです。そのときに、相手の両親や自分の両親に「友だちが少ないと思われたくない」と、空いた席を埋めるために、出席してほしいと私が頼まれたんです。結果として彼にとても感謝されて、同じような場面で悩んでいる人がいるのではと思ったのがきっかけです。

◆Q6:これまで特にインパクトのあった依頼は?

A. 親から「早く結婚して」とせがまれて、新郎から新郎側の関係者もすべて代理をしてほしいと依頼されたことがありました。まったくの見せかけの結婚式ですよね。

また、キレイな女友だちがいると思われたい新婦さんが、本当の友人は呼ばず、代行依頼を利用したことがありました。このときは、モデルをしている、見た目のキレイな代行スタッフを用意しました。

さらに、両親、友人、会社関係者など新郎側の出席者全員をまとめて代行依頼されたこともあります。総勢50名を用意して、受付、余興、主賓スピーチ、乾杯スピーチも行い、2次会、3次会まで出席しました。

===

友人役の一人や二人ならまだしも、両親や新郎の役までも代理の人にするというのは、なんともはや……。見栄を張りすぎるのも問題ですが、そうせざるを得ない事情を抱える人がいる日本社会は、相当に窮屈なものになってしまっている気がしてなりません。

<TEXT/佐藤まきこ>


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