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「資格試験」で陥りやすい罠

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poosan / PIXTA(ピクスタ)

社会人になって15年や20年が経ったとき、それなりにキャリアを積んで仕事をしている人も、派遣社員で多くの会社を転々としてきた人も、このままでいいの? と、ふと立ち止まることも多いだろう。

このご時世、正社員もいつ業務縮小で解雇になるか分からない。そんなときに頼りになるのはやっぱり“資格”?

ただし、国家資格のものは別として、民間がやっている資格は使えるものから使えないものまで千差万別で、資格を取る前には注意が必要だ。

特に失敗に陥りやすいのが、「資格を取って講師になれる」というもの。高い受講料を払って、丸1日や10時間の研修を受け、講師の資格が取れるというものがある。だが、結局はさらに高いお金を出して、中級、上級の講習を受けて取れるようなタイプの資格は“講師養成講座の講師になれる資格”だ。

講師になりたい人を集めて講座を開き、そこで講師になった人は、さらに講師になりたい人を集めて講座を開く…。純粋な顧客が介在しない、単なる資格ビジネスの餌食になっていないか、よく考えてみよう。

資格を得たあとに、それを利用してうまく稼げるものばかりではない。NPO法人や日本社団法人といった冠が付いたところが講座を開いていると、立派な資格のように見えるものだが、実態は資格のシステムがちょくちょく変わったり廃止になったり、怪しいものもたくさんある。

その昔、『○○検定』といった民間の検定ビジネスが流行したが、現在では、ほとんど行われていない検定も多い。資格に飛び付く前に、自分は何のために取りたいのか、その資格は本当に使える資格か、まずは見極めをすることが大事だ。

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