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「わろてんか」6話「わろてんか」は愛の言葉だった

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連続テレビ小説「わろてんか」(NHK 総合 月~土 朝8時~、BSプレミアム 月~土 あさ7時30分~)
第1週「わろたらアカン」第6回 10月7日(土)放送より。 
脚本:吉田智子 演出: 本木一博


連続朝ドラレビュー 「わろてんか」6話はこんな話
てん(新井美羽)は、藤吉(松坂桃李)に「わろてんか」と言われる。

「わろてんか」は恋の物語だった。
笑いはあくまで、恋を盛り上げるアイテムだ。
なにしろ、
「君は僕の芸をわろてくれた第一号のお客さんや。これからもその笑顔でずっとわろてんか」(藤吉)である。
恋愛映画に定評のある脚本家・吉田智子の渾身のキラーワードだ。

「わろてんか」1週目は、主人公・てんと、のちの夫・藤吉の出会いが描かれた。
てんと初めて出会ったとき藤吉は「日本一に芸人や」とかなり自信満々だったが、それははったりで、初舞台で出とちりし、すっかりしょげてしまった。
藤吉の恥ずかしい現場を目撃したてんは、当時は貴重な品・チョコレートで彼を励ます。

屋根の上で、チョコをむさぼる藤吉、それを見守るてん。
笑顔がない冷えた家に生まれ育った藤吉は、笑いは人の心をあたたかくさせると信じている。

藤吉が、チョコで口元が泥棒のようにしているのを見て、てんは大笑い。
「石川チョコえもん」と盛り上げる藤吉に、ますます笑うてん。
そこで前述の名くどき文句だ。
「君は僕の芸をわろてくれた第一号のお客さんや。これからもその笑顔でずっとわろてんか」

今更だが、既にマスコミに公布済みの、NHKの広報資料では、後藤高久プロデューサーがこんなふうにコメントしていた。

“この『わろてんか』が放送される以前、愛の告白は「好きです」「愛してる」「結婚してください」などという言葉が一般的に使われていました。しかし、放送が始まる10月以降、「わろてんか」という言葉で愛を告白することが常識となるはず…“

確かに、「ごちそうさん」(13年)の「あなたを一生食べさせます」と並ぶ愛の名セリフだと思う。

「あさが来た」(15年)でスタッフも参考にしたとうわれる名作マンガ「キャンディ・キャンディ」では、
悲しいことがあって泣いていた主人公は、丘の上の王子様に「きみは笑った顔のほうがかわいいよ」的なことを言われて励まされるのだが、いまや、しょげた王子様のほうが「(僕のために)わろてんか」と頼むのである。時代は変わった(描かれている時代は「わろてんか」もまさに20世紀初頭で同じなのだが、書かれた時代が21世紀になると男女の視点が変わるものだと興味深い)。

とはいえ、運命の王子様は、女子に笑ってもらうばかりではなく、文鳥の根付をくれたり、旅先から、今日の笑いをひとつ盛り込んだ手紙を出してくれたり、とサービスも忘れない。

葵わかな、登場
手紙を待ち続けて、幾年月・・・。
成長した、親戚の丁稚・風太(濱田岳)が届けに来た手紙に振り返る、成長したてん(葵わかな)の笑顔が輝かしい。背後の窓の光の助けもあって、後光が差しているみたい。
太陽光には殺菌効果があるというが、まさに、殺菌効果のある笑顔。洗濯物はやっぱり外干しが気持ち良い、そんな気分になった。

ナレーションによると、これからてんと藤吉の壮大な笑いの旅路がはじまっていくらしい。
第2週は、高橋一生も登場。
「わろてんか」いよいよ本格始動です。
(木俣冬)

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