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「涙を流すときの感情で涙の味は違う」という噂の真相

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「感情によって涙の味が変わる」という噂を耳にしたことはありませんか? 果たしてこれは医学的に見て正しいことといえるのでしょうか。
涙の味が変わるというのであれば、なぜそのようなことが起こるのでしょうか。

30代男性からの相談:「感情によって涙の成分が変わるのでしょうか?」

『たまに聞くのですが、涙を流すときの感情によって涙の味が変わるといいます。そんなことってあるのでしょうか?
涙の成分と感情が連動しているとはどうしても思えなくて、医学的にはどうなのかなと思い質問させていただきました。』

感情の違いで涙の成分は変わるのか?

涙を流す時の感情で涙の味は変わるのでしょうか。専門家にお聞きしました。

『ただ単に、目にゴミが入った時や玉葱など涙が出るようなモノを切っていて涙が出たというのとは同じようなな見た目でも成分が違います。人には様々な感情があります。どんな時にどのような感情になるのか、それは人によって違います。涙を流すという行為は、人にとってカラダをリラックスさせたり免疫力を上げたりするためには必要な行為の1つです。そのためには、気持ちや感情がこもっているということが重要となります。(看護師)


『涙は、目の上瞼の内側にある涙腺や副涙腺とよばれる場所から流れてきます。涙が出る時は、笑った時で交感神経が優位の状態にあるときで、この副交感神経の過剰な興奮状態で涙が誘発され流れます。(医師)


『悲しい時、感動した時も交感神経から副交感神経にスイッチが入り涙が誘発されます。大学の研究ですが、涙は人の感情によって流す涙の成分が違うのかの研究で、若干変わると報告されてます。「悲しい時・うれしい時」は水っぽい涙、「悔しい時・怒っている時」はしょっぱい涙と報告しています。(医師)


『涙は、感情のリセット・免疫力向上があります。涙に含まれるコルチゾールは免疫力を下げ、血圧の上昇・ホルモンバランスの乱れさせる等悪影響があるといわれてます。コルチゾールを含む涙が出るのは、笑う・泣く・悔しいという感情が表に出てるときです。(医師)


『ただ単に、何だが出るというような涙はほとんどの成分が水分です。ですが、気持ちや感情がこもることによって刺激される神経が変わってくるためにタンパク質や脂分、塩分などの成分の量がそれぞれ違うのです。そのために涙の味が違うということが起こります。(看護師)


生体には自然に備わった維持システムが組み込まれています。
涙を流すのは単に感情の発露というだけではなく、感情の発露によって起こる体内の変化に適応するために涙で必要な物質を排出していると考えると、感情によって涙の成分が違うというのもうなずけるかもしれません。
涙にも人体の不思議を垣間見ることができます。

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