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型破りヒーローだった木村拓哉、正念場を迎え「実は真面目な常識人なんですよ」と地道な軌道修正をはかる日々

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 9月8日。ついに元SMAPのメンバー稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)がジャニーズ事務所との契約を満了し、事務所を退所した。この日SMAPファンたちは、彼らのヒット曲「がんばりましょう」の中に出てくるためファンの間では<聖地>と呼ばれる東京タワーに続々と集結。大展望台にあるタワー大神宮に再結成を祈る絵馬を奉納。また館内の土産物ではアルファベットのイニシャルが記されたキーホルダーのうち<S><M><A><P>の文字のみが売り切れとなっていたという。みんな再結成を心から願っているようだ。

未だファンの心を掴んで離さないSMAPという大きな存在。9月18日に10時間生放送された『ミュージックステーション ウルトラFES』(テレビ朝日系)で発表された「元気が出る超(ウルトラ)ソング ベスト100」では、7位に「世界にひとつだけの花」がランクインした。“アイドル”の中でSMAPは間違いなく別格だった。

だが、メンバーたちは着実にそれぞれの新たなる道を歩み始めているようだ。香取と草なぎは、9月10日放送のラジオ番組『ShinTsuyo POWER SPLASH』(bayfm)で、「ありがたいことですよね。退社をするということなのに、関心を持っている方がたくさんいて、『どうすんのかな、心配だ』ってファンの方の声も届いているので。心配している人もいると思うんですけど、でもとりあえず頑張っていこう、とね」とファンからの心配に言及。草なぎは「(初めて進む道だけれど)それを不安というのではなくて、それはワクワクする気持ちに変えて楽しみにしようって」とポジティブな言葉でファンを安心させようとした。

香取もまた、「応援してくれている皆さんに、不安だったりネガティブな感情を抱かせてしまっているのは申し訳ない。でも、本当に、ポジティブにね。これからのことは、どんどん始まっていくんでね」と前を向いている。香取といえば、解散騒動の渦中に「芸能界引退の意向」「芸術家に転身」「海外留学」等のゴシップ報道があふれ、今にも本人の意思で日本の芸能界から去っていくかと思われたが、しかしメインMCを務めるバラエティ番組『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)7月19日放送回で、香取は「引退しない」と明言した。アンタッチャブル山崎弘也の問いかけに答えるかたちで、「(20代ならともかく40歳になった今さら)いま留学して勉強しない」「画家は微妙かな? 絵は描きたいけど」「(これまでのスタンスと)一緒。一緒だよ!」「こんな時だから言うけど……俺、引退しないから!」とはっきり宣言。

稲垣吾郎は、「週刊文春」(文藝春秋)の直撃取材に応じず一度は走り去ったにもかかわらず、わざわざ記者のもとに戻り「これだけは言わせて」「これからもファンのために頑張っていきますので、よろしくお願いします」とコメント。さらに9月13日、自身のラジオ番組『編集長 稲垣吾郎』(文化放送)で、次のメッセージをリスナーに届けた。

「編集長ではなく、稲垣吾郎からのお知らせがあります。みなさんが気にしてくれているこの番組は10月以降ももちろん継続させていただきます」
「みなさんの思いというか、気持ちというのはね、僕は一生忘れることなく、芸能活動も続けていきたいなと。僕の気持ちは十分みなさんに伝わっていると思いますので、この番組ももちろんのこと、今後もよろしくお願いいたします」

三人とも、ジャニーズ事務所を退所したからといって、すなわち芸能活動を縮小するわけでも、まして引退するわけでもない。そのことを自らの口ではっきり明らかにしてくれたのだった。これに安堵を覚えたものの、そうはいっても業界政治のはたらきにより、これまでのスタンスでの芸能活動を“妨害”される懸念を拭えないファンも少なくないだろう。しかし事務所に残った中居正広(45)は、全力で彼らをサポートする所存だという。

木村拓哉の「常識人」ぶりと、吉高由里子の愛され力
 他方、この解散騒動で残念ながらヒール役だと見なされ、アンチからの敵意を向けられることとなってしまった木村拓哉(44)。解散決定以降、ひとりの役者として映画出演を精力的にこなしている。来年公開予定の主演映画『検察側の罪人』も無事クランクアップし、まだ噂段階ではあるが、次回作は超人気作家・東野圭吾の長編ミステリ小説『マスカレード・ホテル』の実写映画主演だという。

そんな木村の最新の横顔が、9月19日発売の「女性自身」(光文社)に掲載されている。記事タイトルは『「ねぇ タクちゃん」吉高由里子(29)の禁句発言に現場は凍った!』とある。自由奔放な吉高が木村の逆鱗にふれるようなことをやらかし、険悪な空気が流れたのか……と邪推させるような煽り文句だが、何のことはない、『検察側の罪人』の打ち上げ会場レポで、同作の撮影現場がいかに和気藹々としていたか、木村拓哉が愛される役者か、といった内容となっている。

稲垣らが退所したその4日後のこと。主演映画『検察側の罪人』(来年公開予定)の打ち上げに参加した木村は、髪型はオールバック、デニムにスニーカー、サングラスというスタイル。わかる、すごく想像できる。いかにも“これぞ木村拓哉”のファッションだ。映画関係者によると木村はひとりで映画スタッフひとりひとりのところに挨拶にまわり「お疲れさまです、ありがとうございました」と言葉をかけていたという。さらに若いスタッフの記念写真撮影の要望にも気軽に応えるサービスぶりで現場評は上々。キャスト・スタッフを含め、現場の雰囲気はすこぶるよかった様子で、打ち上げでは共演の八嶋智人や松重豊らとも笑顔で談笑していたらしい。なお、木村と初共演となったの二宮和也(34)は仕事が遅れて打ち上げには間に合わなかったとのこと。

さてここで問題の吉高由里子だが……この日の打ち上げは急性胃腸炎で欠席していた。では「タクちゃん」発言はどこで……というとそれは映画の撮影現場でのことだったらしい。映画関係者のコメントによると木村と吉高はとても波長があっていて、吉高は木村に「ねえ、タクちゃん」と普通に話しかけていたのだという(普通に、というのはおそらく敬語ではなく、タメ口だったということだろう)。この吉高の発言を聞いて周囲は凍りついていたというのだが、当の木村は吉高の個性的な性格を受け入れて可愛がっていたという。ほのぼのした撮影合間のワンシーンである。むろん、何の関係もない一般素人がいきなり「ねえ、タクちゃん」と呼びかけたりしたら木村も「ちょ、待てよ」と穏やかでない表情を見せるかもしれないが……。共演者なのである。しかもなんといっても、撮影現場の愛され力ではキムタクを優に上回るほど定評のある、あの吉高由里子である。

かつてNHKの朝の連続ドラマ『花子とアン』のクランクアップ時には鈴木亮平や賀来賢人、高梨臨らが口をそろえて「大好き」「由里ちゃんほど現場で愛される女性を知らない」などの言葉を贈っているし、制作スタッフも「彼女(吉高)の頑張りにスタッフみんなが癒されていた」と証言しているほどだ。たまに番宣のために出演するテレビ番組などではかなり危うい不思議ちゃんキャラの印象が強い吉高だが、素顔の彼女はどうやら現場を気遣う相当の努力家のようなのである。今回の『検察側の罪人』のスタッフもそんな吉高の素顔を理解していただろうし、やはり「タクちゃん」呼びぐらいでは驚くこともないのではないだろうか。

打ち上げの最後にはこの日会場に出ていた屋台の職人にも「美味しいご飯をありがとうございました」と丁寧に挨拶をしていたという木村。こうした「実はとても真面目で礼儀正しい常識人なのですよ」という地道な報道の積み重ねで、逆風を制したいということがわかる。逆に言えば、かつて「型破りなヒーローを演じさせたら右に出る者はいない」「スーパーかっこいい男の代名詞」だった若かりし日の木村拓哉には、こうした「実は真面目な常識人」的報道は出ようがなかった。インタビューは過剰なキムタク節でもすべて「キャーかっこいい!」と好意的に受け止められたし、むしろ既存の常識的な枠組みを打ち壊す“破天荒な若者”としての木村拓哉が望まれていたのだと思う。それもしかし虚像でしかなく、演じ続けるのはキツかっただろうと想像されるが。

さて、グループ解散を経て「お利口なおじさま」に軌道修正しようとしている木村拓哉と、事務所から独立しどう進むのか本人たちにもおそらくわからない状態の稲垣、草なぎ、香取、そして事務所残留も本心が読めない中居。ひとまずはバラバラになってしまった彼ら5人だが、再結集を期待する声は後を絶たない。前出の「女性自身」記事にも、3年後の東京パラリンピックのタイミングで彼らが再び集る可能性を示唆する関係者の言葉が載る。解散、独立してもなお、目が離せない。さすがSMAPはどこまで行ってもSMAPなのだ。

(エリザベス松本)

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