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ウンコを漏らした…そんな時にあったら嬉しい“アフターサービス”を真面目に考えてみた

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仕事中、電車の中、デート中……時と場所を問わず容赦なく襲ってくる便意。子供時代とは違い、シャレにならない大人のうんこ漏れ問題を多角的に追究する

◆うん漏れアフターへの具体策を考えてみた

医師の石井洋介氏は、IBS(過敏性腸症候群)などへの啓発はもちろんのこと、絶望と孤独に突き落とされるうん漏れのアフターケアについてこう提言する。「便意はピースタイム(安静期)からアキュートタイム(急性期)があり、我々うんこ学会はアキュートの人を救いたいと思っているのですが、漏らしてしまったアフタータイムのソーシャルネットが確かに何もない。うん漏れのときは、1000円払ってでもいいからトイレに行きたい。そこで、トイレを積んだ巡回車があってもいい。着替えも用意して、アフターサービスもできるという」

医師の裴 英洙氏も「電話をすれば、その場で着替えや清掃道具などを持って駆けつける有料サービスがあってもいいでしょう。後部座席がビニール張りのタクシーなどもですね。問題は、便は病原性がある点。公衆衛生の知識を持つスタッフが対応するにしろ、消毒もコストがかかるので要検討ですね」と話す。

また、予防対策としてはIBSは人口の5~6%程度で、声が届きにくいのが現実ではあるが、「便器の設置数を増やすなどは普通の対策ですが、高層ビルなどのエレベータの中や、出てすぐの場所にトイレを設置するなどが考えられる」(裴氏)という。

うん漏れに優しい社会が到来してほしいものだ。

<あったら嬉しいうん漏れアフターケア>

●着替え&清掃デリバリーサービス

「電話一本で着替えやケア用品を持って駆けつけてくれる有料サービスがNPOなどであると有益。『ウーバー』ならぬ『ウンバー』ですね」(石井氏)

●SNSで着替えオークション

「服を2着持ち歩いている人もいると思うので、逆オークション形式で服を売買するような動きがあればいいですね。『500円スタートでお願いします』など」(裴氏)

【石井洋介氏】

日本うんこ学会会長。医師。学生時代に潰瘍性大腸炎を患い、大腸を全摘出して、一時期オストメイトとなる。’13年に大腸や便の病気の啓発のため、日本うんこ学会を設立

【裴 英洙氏】

医師、MBA。金沢大学医学部卒業、慶應ビジネススクール修了。医療機関の経営支援等を行うハイズ代表取締役。著書に『一流の睡眠』(ダイヤモンド社)など

取材・文/野島慎一郎 西谷 格 和場まさみ 中野 龍 安 英玉(本誌) 撮影/菊竹 規 アンケート協力/リサーチプラス

― 大人の[うんこ漏れ防止ドリル] ―


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