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ドラマで欠かせなくなった「オネエ役」

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(C)Roland Magnusson / Shutterstock
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各テレビ局で10月から新しい連続ドラマが始まるが、ここ最近の傾向として“オネエ役”が登場するパターンが増えている。

Kis-My-Ft2』の玉森裕太が主演する『重要参考人探偵』(テレビ朝日系)は、『NEWS』の小山慶一郎との初共演が話題になっているが、このドラマでもモデル事務所の社長を演じる遠藤賢一がオネエキャラとして登場する。遠藤は「キャスト、スタッフの方々に大いに力をお借りして、今年の秋冬を忘れることのできない素敵な時間にしたいと思っております!」と初のオネエ役に気合十分だ。

「テレビ朝日の『黒革の手帖』では、和田正人が美容室のオネエ店長を演じていました。和田は昨年放送された『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)でもオネエ役を演じていて、特に女性視聴者からは『かわいい!』と評判でした。また、真木よう子主演のフジテレビ『セシルのもくろみ』では、お笑いコンビ『チュートリアル』の徳井義実がバイセクシャルのヘアメイクに扮し、そのあまりに自然体な姿がインターネット上でも話題になりました」(テレビ雑誌ライター)

ジェンダー問題への理解が深まった影響
いまではバラエティー番組などでオネエタレントが欠かせない存在となっているが、最近ではニュースのコメンテーターとして登場することも珍しくない。この流れがドラマにも波及してきたということだろう。

「かつて美輪明宏が『銀巴里で歌っていた時代は化け物扱いされた』と自身を振り返っていましたが、現在はジェンダー問題に対する取り組みも大きく前進しました。テレビ業界でも、オネエが最初に登場したころは色物扱いでしたが、いまでは“オネエ枠”としてひとつのカテゴリーを確立しています。男性でありながら女性的な視線を含みつつ語ることで、女性視聴者から共感を得やすいというメリットがあるのです。また、ドラマなどでは日常から少し外れたキャラクターを設定することでエンタメ性も高まります。今後もオネエ役がドラマに登場する機会は増えていくと思います」(番組制作関係者)

2013年に放送されたドラマ『半沢直樹』では、片岡愛之助がオネエの検査官役を演じたが、片岡は原作者の池井戸潤に会ったとき、開口一番『なんで僕だけオネエなんですか!』と言ったという。だが結果的に、片岡にとっては“役者人生で一番の当たり役”として大評判になった。

オネエ役は俳優自身にもいつもとは違った一面を見せるいい機会になる。今後は自らオネエ役を志願する人が出てくるかもしれない。


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