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大人がウンコを漏らすのが当たり前の時代になる!? 高齢化社会がもたらす変化とは?

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仕事中、電車の中、デート中……時と場所を問わず容赦なく襲ってくる便意。子供時代とは違い、シャレにならない大人のうんこ漏れ問題を多角的に追究する

◆うんこ自体は重要じゃない、うんこ周辺の“場”を見ろ!

2025年には団塊の世代が後期高齢者となり、さらに高齢化が進みます。そんななか便失禁=うん漏れは珍しくなくなり、IBS(過敏性腸症候群)への関心はより加速するでしょう。うん漏れが稀少事例であった時代から日常事例への時代に変遷しつつあるのです。換言すると、「あいつ、漏らしたぜ!」といった小学生レベルのプロダクトアウト(うんこ中心の考え方)から、マーケットイン(“場”中心の考え方)へのパラダイムシフトが求められている状況といえます。

そこで役立つのがハーバードビジネススクールのマイケル・ポーター教授が提唱する「5フォース分析」でしょう。これは①新規参入者の脅威、②代替品の脅威、③仕入れ先の交渉力、④買い手の交渉力、⑤同業他社との競合という5つの要因からなる市場分析です。

これに照らし合わせると①がより新しいうんこ周りのネタ。仮に食糞などが台頭したらうん漏れなどインパクトを失います。②はうんこ以外の脅威。便より多い尿失禁や鼻毛、個人情報など他の漏洩リスクです。③うんこの原材料、つまり普段の食生活等の見直しにあたります。④が、公衆トイレの整備状況や紙の有無など。⑤は同じ経験者の数、それを受けての「自分もまだまだ甘いな」といった感が該当します。

⇒【資料】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1391475

解決策ではありませんが、うん漏れの外部環境を俯瞰することで冷静に考えられますし、既に漏らしていても「自分は一人じゃない」と考える一助となるはずです。

とはいえ、うん漏れはリカバーが非常に難しいため予防が鉄則。漏れの大きな原因の一つは「我慢しすぎ」にありますが便意とは、凪の状態から急に次のフェーズがくる。『まだいける』と思ったときはもう遅い。気合で乗り切れるほど肛門括約筋は甘くありません。

暴飲暴食をしない、漏れる前にトイレに行く、冷房を避けるなどをきちんと守る。それでもダメなら治療を受け、なおかつIBSをカミングアウトするのも有効。それはうん漏れへの理解も進み、社会にとって有益なことなのです。

【裴 英洙氏】

医師、MBA。金沢大学医学部卒業、慶應ビジネススクール修了。医療機関の経営支援等を行うハイズ代表取締役。著書に『一流の睡眠』(ダイヤモンド社)など

― 大人の[うんこ漏れ防止ドリル] ―


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